風 雑記

建築とその周辺で感じたこと、思ったこと

念願のバルコニー

2011-08-03 15:22:07 | インポート

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我が家の3階は3人の子供部屋ですが、南は楕円の総ガラス張りなので、夏とても暑く、冬は暖かい(温室効果)、どちらかと言うと暮らし難い。エアコンの要望もあるのですが、基本的に自宅はエアコンを使わないようにしているので、かねてから懸案だったバルコニーを取り付けることにしました。(写真:工事中)

幸い2階までは鉄筋コンクリート造なので、亜鉛メッキ処理したスチールプレートを跳ね出してデッキ材を張ることにしました。3階は18年前の増築で、窓に使った当時の住宅用サッシがアルミ材が薄く、品質も悪く、だんだん窓の開閉も困難に、網戸も壊れ、そのため窓は最近は閉じたままでした。だんだん室内環境は悪化しているのですが、子供たちはその中生活しているので逞しく、(不満はあるようですが) バルコニー設置と共に窓を出入り可能な通気ドアに替えることにしました。

それと暮れの大掃除の窓拭き、この半円総ガラス窓は難敵で外の40cmの庇に乗り、高いところは椅子に乗り拭きます。(これはすこし危険な作業です) 年を重ねてくるといつか「設計者自宅で窓拭き中転落事故」にならないとも限らない....それは避けたい。

念願のバルコニーは5年程前から考えていて、試行錯誤を繰り返した結果、跳出しスチールプレートとセランカンバツのデッキ材の構成になりました。来週には完成します。以前全面ガラス張りの3階から見る花火大会が楽しみでしたが、今は熊本城の方に移り、このバルコニーから見れないのがすごく残念です。