以前ブログでコンクリート打設を紹介したパブリックトイレが完成し、3月末の完了検査引渡しとなりました。ちょうど秋津川両岸の桜も満開、春休みの子供達や散策する人、休憩する人など多く、花見の人は特に利用したいだろうと、検査後早めの使用開始となりました。
構造的には鉄筋コンクリートと木造の混構造で、男性、女性、みんなのトイレの壁はコンクリートですが、屋根は木造で斜め方杖に挟まれた母屋材に40mmの杉板張り(天井材兼用)としています。コンクリート壁上は構造的なものを無くし、屋根が浮いているように見えることを意図しています。壁と屋根間には雨降込み防止の透明ポリカーボネイトを取付て採光と通風を確保しました。
夕暮れ時自動点滅の照明が点くと、設計イメージの屋根の浮いた感じが強調されます。パブリックトイレは不特定多数の人が利用するので、維持管理の難しい建物です。それゆえ利用者に愛着を持ってもらえるように心を込めて設計したつもりですが、その結果は10年、20年後に判るのだろうと思います。
完成したのですね~あのトイレ。
女性用トイレの方ですかぁ?
小さな子供用のようなオマルは?
夕暮れ時の建物は本当に良いですね。
10年経っても20年経っても綺麗に上手に扱ってくださると良いですね^^
しかし・・桜はいいですね。
こちらでもあの安藤忠雄さんが大阪に桜を~~と、中ノ島大川沿いなどたくさん植栽されております。
ただでさえ大阪は造幣局の通り抜けなどで結構有名ですがそこら中に桜が植わって・・・良いもんです!
最近公衆トイレの装備はグレードアップしています。(^^)
日本全国桜満開で一気に春が来たと感じます。
造幣局の桜の下を一度歩いてみたいと思うのですが、すごい人でしょうね。