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[MD87]松本空港で引退(2007/9/30)

2007-10-01 | 業界ニュース
<コメント>
 MDシリーズは、80番台、90番台とまだまだ世界で活躍中ですが、MD87型機は松本空港で引退となりました。
(写真はJAL塗装のMD87型機)

写真をご覧頂くとすぐ解るように、エンジンは尾翼付近に2つ。良い点はエンジンが後部にあるため、機内は比較的静か。
悪い点?は、騒音が激しい事と、横風時の安定性ではと思います。
私も何度も搭乗しましたが、離陸時は機首のピッチが大きく、まさに「ジェット飛行機で今から飛ぶんだ!」という印象を与えてくれました。
また、着陸時のリバース(逆噴射)装置も特徴があり、エンジン後部が「パカッ」と開き、まさに逆噴射してます!と自己アピール。
本当に、独特な機材だったと思います。

MD87から変わる機材ですが・・・何とあの『ボンバルディアDHC-Q400型機』。効率重視は解るけれど、安全は大丈夫なのだろうか?
9月も『Q400型機』のトラブルのお詫びが目立つ。

<リンク>
日本エアコミューター


ジェット機「MD87」をファンら見送り 松本空港で引退 10月1日10時33分配信 中日新聞

 【長野県】県営松本空港(松本市)に発着する札幌線で使われてきたジェット機「MD87」(134人乗り)が30日、最後の飛行を終えた。同機の引退で、毎日往復していた札幌線と福岡線は10月1日から、札幌線が週4往復に福岡線が週3往復に減便する。
 同空港が雲に隠れたため午後1時55分に到着予定だった同機は上空を2度旋回。3回目の挑戦で雲間が見え、42分遅れで着陸に成功した。雨の中で待っていた来場者からは「よくやった」と声が飛んだ。
 続いて、発着場でセレモニーが開かれ、森田寛機長と羽下祐史副機長に花束が贈られた。セレモニーには多くの地元住民や航空機ファンが参加。松本市神林の男性(63)は「導入時には騒音を心配したが、今は愛着がある。さみしいね」と話した。午後3時12分に最後の搭乗者84人を乗せ同機が出発すると、日本航空職員や地元住民らが手を振って見送った。
 札幌線は1994年7月から運行開始。今年8月までに81万9722人が利用した。10月1日からは、日本エアコミューターのプロペラ機「Q400」(74人乗り)での運行に代わる。 (福岡範行)


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