今、現地時間の朝4時。
おはようございます。
もうすぐ朝練が始まります。
すなわち、最終選抜の時間でもある。
皆が真剣に練習に取り組んだコトは知ってます。
旗振りの練習をすると、手に穴があく。
正しく旗を持って捌いている証拠。
それでも僕は、最も公平な「不公平」という道を選ぶ。
横並びでゴールをするようなことはしない。
順番や順位って、やっぱりあるんです。
不公平は公平である。
機会は平等に、だが結果は違う。
「旗を振りたい者」
「三尺に出たい者」
そのように、自発性を問い、そのテストをこれから受ける。
同じ時間を過ごしたって、やり方が良ければ効率もいいし、悪ければ無駄に疲れるだけ。
今日という日まで、平等に時間は与えられた。
時間を作り、個人練習をした者、しない者。
つまり、己との勝負事に引分けもしくは勝った者が選ばれよう。
腹の出っ張り具合も見れば分かる。
口だけでは、身体は変わらない。
「何キロ減った。」
大事なことは自己申告ではなくて、周りが見て、
「こいつ、すげぇ!」
と思うかどうか。
とても悔しい思いをする者もいるだろう。
でもね、そのムカつきの対象には己しかおらんのだ。
「あいつが入団して来なければ…」
等と卑しい考え持って、人を憎んではいけないよ?
このメンバーの中に憎むべき人などいない。
昨夜のミーティングの様子。
それでもきっと、成長するのだ。
「くそ、自分に負けた結果だ。」
そう思えれば、君は強いのだ。
他力本願ではいけない。
そして、他人のミスも期待してはいけない。
自分を恨め。
「どこまでストイック??」
どこまでもだよ。
この世が変わるまで。
まず、君の世界を変えて見せろ。
そして、僕はその者を更に励ますことだろう。
やはり、青空に国境はない。
例えば食事をした後に、片付けろと先日言った。
ルールではない。
団則にもない。
でも、そんなこと当たり前のようにやれる人がいい。
忘れ物の確認にもなる。
店員が胸に手を当てて、感謝の気持ちを伝えようとしてきた。
興味はないが、ニヤリと嬉しい笑顔にはなる。
「片付けるのは店員の仕事だろう?」
じゃあ、君も団を辞めて自分の仕事に邁進した方がいい。
できるコトで助け合おう。
仕事が終わってない仲間を見て、愚鈍な奴だと笑うのではなく、
「手伝うか?邪魔ならば食事を買って来ようか?」
と支えてやれる男になれ。
荷物が重ければ持ってやれ。
困ってたら助けるだけ。
境を作るのは、人間のみである。
君自身である。
どうか誰も脱落せず、俺が旗を振る間、背中を守ってくれよ。
さぁ、そろそろ始まる。
寝ぼけた頭と目で団員を判断したくなかった。感情もいらない。
だから、早く起きた。
皆を誇りに思う。
頑張れよ。
くっついて来た雄大。
なるほど、なんか浮いた感じはこのようなシリアスな雰囲気がないからか(笑)
よいよい。
楽しめばいい。
「俺、了ちゃんの本気見に来ただけだから。」
はははは。
うそくさ!!
でもありがとう。
その目に刻め。
大暴れしてやる。
気魄で人をぶっ飛ばしてやろうぜ。
さぁ、やろう!
誰も振り遅れるなよ!
と、先程から祈るようにその時を待っている僕が一番緊張してるかも。