りゅーとライフ

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イリーナ・メジューエワ「舞踏への勧誘、ラ・カンパネッラピアノ名曲集」 若林工房さん、ありがとう。

2014-02-01 10:58:57 | クラシック

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   イリーナ・メジューエワ オフィシャルショップ コンチェルトさんで購入していた「舞踏への勧誘、ラ・カンパネッラピアノ名曲集」をじっくりと鑑賞。

 月刊メジューエワ…というのはオーバーだが、次々に新作がリリースされるイリーナ・メジューエワ、今クラシック界で一番リリースペースの早いアーティストかも知れない。今回は昨年8月、「若林工房10周年記念コンサート」と題して、若林工房の地元、新川文化ホールで収録されたライヴ録音2枚組。

 ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「月光」、ショパンの「華麗なる大円舞曲 変ホ長調」 などを始めとした超有名曲を1925年製のニューヨーク・スタインウェイを使用してメジューエワが華麗に披露…と言う感じなのだが、実際聴くと、印象に残るのはメジューエワが弾くスタインウェイの凄まじさ。

 華麗なルックスからは想像できない重量感あるピアノサウンドにただただ圧倒されるのみ。「メジュさま、凄すぎるよ…。」と言うしかない。(こう言うディスクを聴くと、良いオーディオ・システムを構築したいよなぁ…と思ってしまう。)

 しかし、毎回思うのだが、レコード不況で、一流オケといえどもそうそう簡単にはCDをリリースできないご時世、このようにバンバンCDがリリースされる…というのはなんてメジューエワは幸せなアーティストなのだろう…と思うとともに、ファンとしても嬉しい悲鳴。

 このようなCDをリリースしていただき、改めて「若林工房さん、ありがとう。」とお礼を言いたい気持ちである。(なお、若林工房さんとは、富山に本拠地を置くクラシック・レーベル。旦那さんと奥さん二人でやっているとのこと。地方で二人でここまでできる…って凄いなと思うとともに、勇気を与えてくれる存在である。)


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