オーディオと言えば、先日、老舗オーディオメーカーの山水電気が破産手続き開始決定…と言うニュースがあったばかり。
山水電気については数年前に会社更生法適用のニュースがあったし、実際、ここ数年、製品を店頭で見ることはなく、忘れ去られた存在という感じだったのだが、ついに破産手続きとか聞くと、「昔607とか人気あったんだよなぁ…。」としみじみ。(自分自身はサンスイの製品はタイマーしか買ったことがなかったけど。)
70年代~80年代、オーディオが一番熱い時期、オーディオ御三家と呼ばれていたのが「パイオニア、サンスイ、トリオ」。この前、パイオニアのAV部門切り離しのニュースもあったし、トリオはケンウッドと名前を変えつつ生き残っているが、カーステメインでハイエンド機は出していない…という状態。
かつて輝いていたソニーは業績低迷(製品自体は最近良いものを出していて、復活の兆しはあるけど…。)、あこがれのブランドだったナカミチは木っ端みじん、アカイなんていつ倒産したんだっけ…と消えていったブランドは数多く、「厳しいよなぁ、オーディオ業界って…。」としみじみ。
意外に健闘しているというか、生き残っているのがティアックやオーディオ・テクニカなどの小規模メーカー。ここあたり、小廻りが効いたというか、経営の舵取りが上手かったのかなぁ…とか感慨に耽る。
ハイレゾ革命で新しいブランドが生まれてくる代わりに老舗メーカーが消えていく…、オーディオ業界の栄枯盛衰にしみじみした一日であった。
技術革新が激しいので、なかなか老舗が生き残っていくのは大変ですよね~。まぁ、そういう新陳代謝も必要…ということも理解はしているのだが…。
これからもよろしくお願いします。
知らないハイレゾメーカーより馴染みの老舗がいいですけどね~。