りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

寄付した甲斐があったよ。嬉しい誤算、結構凄いね、リニューアル・シネウインド。

2013-07-17 22:46:30 | 映画

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 6月末に改装工事を行いデジタルシネマ上映スタート!したシネウインド。今回、リニューアルしたシネウインドに初めて入った訳だが、結構凄いのだ、新生シネウインド。

 まず、映像がクリアーになったことにビックリ。

 まぁ、前が前だった(はっきり言ってぼけぼけ)ということあるのだろうが、ここまで画質が向上しているとは思わなかった…というのが正直な感想。同一サイズでは新潟の他のシネコンを上回っているのではないだろうか。明るさも申し分なし。

 それに、音響。はっきり言って、これまでのシネウインドの音響は、けっして褒められたものではなかった…というよりも、はっきり言って最低レベル。「これで良く金をとるよな…。」とまでは言わないが、もうちょっと何とかして欲しいよな…という感じだったのだが、フロント、センターにエレクトロボイス、サラウンド・スピーカーにJBL…とシステムを一新、これも一気に新潟最高レベルに…。

 正直、それほど期待していなかっただけに、ここまで向上しているとは…と、嬉しい誤算というか、寄付した甲斐があったよ…という感じ。同時に駐車場3時間無料サービスも開始され(万代第二駐車場ビル限定)、車でも楽々行けるようになったのも嬉しい。(雨に濡れず劇場に入ることができるし。)

 これまでの悪評を一気に吹き飛ばす充実振り。いろいろ批判もあるシネウインドだが、新潟唯一のミニシアターとして頑張ってもらいたいと思う次第である。


殺人の告白 理屈抜きに楽しめる快作!見所はやはりパク・シフ。

2013-07-17 22:13:13 | 映画

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 梅雨が明けない新潟地方、今日も雨が降ったりやんだり…と、はっきりしないお天気。 こう言う時は、りゅーとぴあで行われる山本真希さんのオルガン・リサイタルで心を清めてもらうか…と思い、りゅーとぴあへ向おうとして、一応ネットで確認したら、なんとグレンツィング・オルガン故障によりリサイタルは中止。(こう言うこともあるんですね。)…ならばと言うことで、評判の高い韓国映画「殺人の告白」を観ようか…ということで、万代シティはシネウインドに足を向ける。

 
 「殺人の告白」はチョン・ビョンギル監督作品の韓国映画。
 

 15年前に起こった連続殺人事件、その殺人犯を追った刑事 (チョン・ジェヨン)は犯人と格闘の末に大怪我を負い、犯人も取り逃がしてしまう。そして15年が過ぎ、時効となったとき、真犯人だと名乗り出る青年(パク・シフ)が登場。殺人の体験を出版、甘い容姿も手伝って一躍マスコミの寵児に…。しかし、新たに真犯人と名乗り出る男が登場し…という、サスペンス&アクション映画。

 そんなのありえないだろ…という韓国映画特有の展開ながら、迫力あるカーチェイス、格闘シーンにグングン引込まれる。主役は刑事役のチョン・デェヨンなのかもしれないが、やはり見所は妖艶な雰囲気を漂わせるパク・シフの演技だろう。

 最後、お約束のどんでん返しがある訳だが、韓国映画としては自然な流れで、納得できるラストになっているように感じた。

 
 韓国映画というと「マイ・ウェイ 12000キロの真実」みたいな本当にどうしようもない作品も多い訳だが、本作は理屈抜きに楽しめる快作!という感じで★★★★☆。なお、新潟公開は7月26日まで。