りゅーとライフ

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第2回電王戦開幕!祝、阿部光瑠四段先勝!! まだ人間がコンピュータに負けるところは見たくない。

2013-03-23 23:13:31 | 将棋

  将棋のプロ棋士と、コンピューターソフトが5対5の対抗戦を行う第2回電王戦の第1局が東京将棋会館で行われ、阿部光瑠四段が将棋ソフト「習甦」に113手で勝ち、プロ先勝…とのニュースを聞く。

 昨年1月に行われた第1回電王戦は最強ソフト「ボンクラーズ」が故米長邦雄永世棋聖を打ち破った訳だが、米長さんは一応、引退棋士だったので、まだ、公式戦では現役棋士はコンピュータに敗れてはいない…と言うことで、ひとまず「ほっ…。」と言ったところ。

 10年程前までは、「チェスとは違い、中盤が長い将棋に関しては、まだまだ人間に追いつくのには時間がかかる。」…と言う見解が強かったように思うが、コンピュータ将棋の実力の向上は急で、今や人間が負け越すのは時間の問題…という雰囲気なのは確か。

 ただ、短時間の将棋ならともかく、持ち時間の長い将棋については、まだまだ人間の負けるところは見たくない…というのが一般の将棋ファンの本音ではないだろうか。(今回の電王戦の持ち時間は4時間と、かなり長い部類。)今回の阿部光瑠四段vs習甦 戦は、先手番の阿部四段が角交換から力将棋に持ち込み、無理な攻めを誘って終始優位、勝ちきった…とのことだが、いかに中盤、未知の局面に持ち込むか…というのが、人間勝利のポイント…と言ったところだろうか。

 今後、佐藤慎一四段対「ponanza」、船江恒平五段対「ツツカナ」、塚田泰明九段対「Puella α」(ボンクラーズ後継)、三浦弘行八段対「GPS将棋」…と、五番勝負が続いていく訳だが、やっぱりまだ人間がコンピュータに負けるところは見たくない…と言うことで、各棋士にはプレッシャーがかかると思うが、がんばって欲しい…と思う次第である。

 (一応、本電王戦、期待を込めて4-1で人間勝ち…と予想しておこう。)