NHK総合テレビ「SONGS シンディ・ローパー 名曲 タイム・アフター・タイム」を見る。
シンディ・ローパーなど、全盛期というか若い頃は「なんか、イカれたお姉ちゃん」という印象しかなかったのだが、今回、来日、スタジオ収録されたシンディは落ち着いたベテラン歌手と言うナイスな印象。大ヒット・ナンバー「タイム・アフター・タイム」もトリオ編成でじっくりと聴かせてくれた。
「タイム・アフター・タイム」と言えば、晩年のマイルス・デイビスが好んでステージで演奏したことでも有名。
今、改めて聴いてもシンディ、マイルス・ヴァージョンともに名曲、名演である。ポピュラー・ミュージッックのヒット・ナンバーと言うと、ともすると「懐メロ」と一言で片付けられてしまう傾向が強いが、名曲は名曲、良いモノは良いと素直に認める心の余裕を持ちたいものだ。