ロードレース界最大のスキャンダル「ランス・アームストロング ドーピング問題」。
そのアームストロングが米国のテレビ番組で薬物使用を告白、「EPOやテストステロン、ヒト成長ホルモンなどを使用したことを認め、ツール・ド・フランス7連覇は、薬物なしにできたとは思わない。」と述べた…とのニュースを聞く。
インタヴューはまだ後半の放映が残っているが、今の段階では「まだまだ深い闇がある…。」と思わざるを得ない…というのが正直なところ。焦点はこれだけ大規模にドーピングを行っていながら、一回もドーピング・チェックに引っ掛かっていない…という不自然さ。国際自転車連合(UCI)への金銭の流れがどうだったかが焦点…ということだろうか。
アームストロングについては、現役時代からドーピングの噂が絶えなかった訳だし、個人的にはランス信者でもなかったので、ショックはそれほどでもないが、ランス神話を信じていた方はどんな気持ちなのだろう?いずれにしろ、まさかの大どんでん返し、ロードレース界最大のスキャンダルなのは間違いないところ。
一ロード・レース・ファンとしては本当に残念な事だが、どうせならランスに全てをぶちまけてもらって、真実を究明して欲しい…と思う次第である。