2日目の宿泊は京都市内にある「ホテル三井ガーデンホテル京都三条」。この三条と同系列の「ホテル三井ガーデンホテル四条」は設備に比してリーズナブルな料金設定でなかなか予約を取ることが困難な人気ホテル。今回は12月とオフ・シーズンに入ったこともあり、なんとか宿泊することができた。
http://www.gardenhotels.co.jp/sanjo/
このホテルの売りの一つが「日本庭園を望める浴場」。HPでは大浴場と謳っているが、洗い場は4つしかないので、良くて中浴場といったところか。それでも部屋のユニット・バスに比べて疲れがとれるのは確か。翌日、朝風呂も楽しんだが、この時は貸し切り状態。このあたりはシーズンを外したメリットだろう。(11月までは京都のホテル料金は高いし…)
特に豪華ではないが中庭も綺麗でコストパフォーマンスは抜群。周辺にお店も近いし、「料金をそれほど掛けたくはないけど、ちょっとリッチに…」という方にはお薦めのホテルである。
加古隆クァルテット・リサイタルの余韻に浸りながら、花灯路ライトアップを見に京都嵐山へと向かう。
この京都嵐山花灯路、点灯時間は17:00~20:30。リサイタル終了が18:20過ぎだったので、JR大阪城公園~梅田~京都~嵯峨嵐山と大急ぎで乗り継ぎし、なんとか20時10分前に会場に到着、竹林小径と渡月橋ライトアップの両方を見ることができた。
この嵐山花灯路、シーズン・オフに入る初冬にも観光客を呼び込もうと5年前から始められたイベントらしいが、既に「京都初冬の風物詩」と言われるほどに成長している。竹のライトアップに露地行灯がともり幻想的な雰囲気を醸し出す。アイディアの勝利とも言えるイベントだが、5年間でここまで持ってくる実行力はさすがに京都といった感じ。
嵐山は京都市内から離れているし、行くのはちょっと大変だが、一見の価値はあるイベントだと思う。
まだ観光客が橋の上を歩いているのにもかかわらず、8時30分ジャストにバシッとライトが消されたのにはちょっとビックリ。行かれる方は早めに現地入りするのが良いと思う。