
今回の東京遠征、出来れば泊まってゆっくりしてきたかったのだが、次の日、家族イベントがあってやむを得ず日帰り。…で、やっぱりコンサートだけでなく、オフ会も楽しみたいし…と言うことで、交通手段は行き新幹線、帰りは最終兵器とも言うべき夜行ツアーバスを利用。
お話しをもらったのがコンサート2週間前。新潟-東京については、地元、新潟交通が高速バスを運行しているのだが、その時点で東京(池袋)→新潟 の最終、池袋23時30発は全て埋まっていて、じゃ、ツアーバスはどうか?とネットで検索したら、オリオン・ツアーというツアーバスはあと4席残っていたので、東京23時発、新潟6時着の便を利用した次第。(ちなみに料金は新潟交通4750円に対して3500円。)
ネットを覗いてみると、このオリオンバス、HISのバス旅行部門という位置づけで、「安い!元祖格安夜行バス」というイメージらしい。
ネットの評価欄を覗いてみるとボロクソに書かれている方も多いこのオリオンバスだが、今回初めて使ってみて、個人的には「この値段なら、まぁ、こんなもんでしょ。」と言う感じで、とりあえず及第点という感じ。新潟交通最終便がとれなければ、日帰りでオフ会に参加するにはこれを利用するしかない訳で、贅沢は言えない…というところ。
確かに、席は新潟交通の高速バスに比べてかなり狭いのは否めないが、対3列シートならともかく、4列シートなら決定的な差があるとは言えないし、停車場所が長岡、燕三条、新潟の3箇所だけなので、人によっては湯沢あたりから10箇所近くも停車して、その都度アナウンスあ流れる新潟交通の高速バスより寝やすい…と感じられる方もいるかも知れない。(結局、どちらもまともに寝るのはほぼ不可能だと思うけど…。)
なお、このオリオンバス、途中、運転手が替わっていたので、2人体制で運行しているようだ。
夜行ツアーバス…と言えば、先日、関越自動車道で大事故を起こしたハーヴェストライナーの印象があまりにも強烈な訳だが、有楽町駅から歩いて数分のところにある夜行バス出発地は黒山の人だかり。今回の夜行バスも結局、満員運行だったし、なんだかんだで、格安ツアーバス、人気が高いというか、需要があるようだ。
個人的には、片道7時間近くかかる(飛行機で言うとほとんどシンガポールまで行けてしまう。)このツアーバス、体力面での衰えもあって、「これからメインで使っていこう!」とは流石に思わなかったが、「新幹線最終間に合わない、新潟交通高速バスも満員…。」というシチュエーションなら使わらずを得ない…という感じで、最終手段としてアリ、ありがたい存在…という感じであった。
しかし、前も書いたが、新潟-東京 間の公共交通手段、なんとかならないのだろうか。ベストは最終新幹線をラスト東京発22時にしてもらった上で、「新潟-東京往復弾丸ツアー 土日時間限定 1万円!(1万2千円まではガマン)」というコンサート&イベント限定チケットを販売してくれればベストと言うか、そう言うチケットを出してくれれば、こんな難行苦行をしなくてもすむのだが…。需要はあると思うんだけど…。JR東日本にはマジに考えて欲しいものだ。