自転車ロードレースの3大グランツール最後を飾るブエルタ・エスパーニャ、コンタ君ことアルベルト・コンタドールが2位のクリストファー・フルームに1分10秒差をつけ2回目の優勝…ということで幕。
圧倒的な知名度を誇るツール・ド・フランス、それにジロ・デ・イタリアとの差別化を図ろうと、近年、山頂ゴールを多数配置、コースレイアウト的に面白いブエルタだが、今年はツールで負傷リタイアとなったアルベルト・コンタドール、クリストファー・フルームと言った2大王者がリベンジ参戦、しかも山岳コースでお互いアタック合戦を繰り返す…というたまらない展開で、例年以上に盛り上がり、「3大ツールの中で一番面白かったな…。」という感じ。
最初は足の負傷から参戦さえも危ぶまれていたコンタドールがまさかこのような強さで優勝するとは、本当に驚き。ファンとして心から「おめでとう!コンタドール!!」と祝福したい。(しかし、コンタドール、フルームとも骨折してから1か月足らずで他の選手をちぎっていく凄まじい走り…本当にバケモノだわ。)
放送開始が夜の11時、ゴール時間が午前1時近く…と観る方も大変だったが、サイクルロードレースの醍醐味を味わうことが出来て本当に満足。
2014年シーズンもビッグレースは世界選手権とジロ・デ・ロンバルディアを残すのみ。ちょっと寂しいが、来年もまたコンタドール、フルームを始めとした有力選手の熱いバトルを期待したい。
日本の99.9999%の方は何の興味もないと思うのだが、明日から3週間に渡って、スペイン1周 自転車ロードレース ブエルタエスパーニャが開幕。
ツール・ド・フランスについては、世界最大の自転車レース…ということで、日本での認知度も結構あると思うのだが(ただ名前を聞いたことがある…と言う人がほとんどだと思うけど。)、これに続くジロ・デ・イタリア(イタリア一周)、それにブエルタ・エスパーニャ(スペイン一周)については限りなく知っている人は少ないのではないだろうか?
実際、自転車レースの本場、ヨーロッパでも、ツールの知名度が圧倒的で、ジロはともかく、ブエルタについては人気、格ともに一気に落ちる…というのが現実。
ただ、このブエルタ、近年、やけくそとも思える山岳重視のコース設定(去年は山頂ゴールがなんと11)、ツールではありえない激坂の連続と、見る方としてはメチャクチャ面白いのだ。
出場選手についてはスペイン勢はともかく、ビッグネームの出場がこれまで少なかったが、今年はツールで早々にリタイアしたフルーム、コンタドール、それにジロを制したキンタナが参戦を表明と、ツールを超える豪華キャスト、これは凄いことになりそうだ…という感じワクワク。 個人的に応援しているのは、これまで惜しいところで優勝を逃し続けている地元スペインのホワキン・ロドリゲス。(判官贔屓の私。)
ツールより終了時間が遅く、ライヴ観戦するのはかなり辛いのだが、今年もJスポーツでテレビ観戦を楽しみたい…と思っている。
BS Jスポーツにて第101回ツール・ド・フランス最終ステージを鑑賞。
最終ステージ・シャンゼリゼを制したのは昨年に引き続きドイツのスーパースプリンター マルセル・キッテル、そして総合優勝はイタリア・チャンピオン ヴィンチェンツォ・ニーバリ。
早い段階で昨年の優勝者クリス・フルーム、それにアルベルト・コンタドールという優勝候補がリタイア…ということで、この両雄の山岳でのアタック合戦を期待していただけに、正直、盛り上がりに欠けた…との感じは否めなかったが、各ステージ各ステージ、それなりにドラマがあって、やはりツールは良いな…と思った次第。
今ツール 、2位にジャンクリストフ・ペロー、3位にティボー・ピノー…と、98年のヴィランク以来、久々に地元フランス勢が表彰台に。89年のフィニョンの悲劇以来、四半世紀にわたり低迷を続けてきたフランス勢だが、ようやく光が…ということで、来年に期待…というところだろうか。
3週間に渡ったツールも終了…ということで寂しくなってしまうが、今年は早々にリタイアしたフルーム、コンタドールがリベンジとして8月末から始まるスペイン1周、ヴェルタ・ア・エスパーニャに出場する…という情報もあり、こちらの方に期待したいと思う。
世界最大の自転車ロードレース 第101回ツール・ド・フランスも後半戦、いよいよ山岳ステージに突入…ということでテレビ画面(パソコンだけど)に釘付け。
ツールの場合、ジロ(イタリア一周)やブエルタ(スペイン一周)とは違って、前半戦は平坦ステージが続き、大きな動きはないものだが、今年は落車が相次ぎ、第1ステージでスーパースプリンター マーク・カヴェンディッシュが落車リタイアしたのを皮切りに、総合優勝候補のクリストファー・フルーム、アルベルト・コンタドールの両雄も落車リタイアで早々にツールを去る…という大波乱。
しかし、落車骨折しまくりの自転車ロードレース、あらゆるスポーツの中で一番危険なスポーツなんじゃないかな…ということを再認識した次第。
フルーム・コンタドールの山岳アタック合戦を観られなかったのは本当に残念だが、これから本格山岳ステージ、熱い戦いを期待したいと思う。