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りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

最近、雑誌読まなくなったなぁ…。私の雑誌遍歴。(完全なる自己満。)

2014-06-04 21:59:52 | 

 number…で思い出し、今まで自分が定期購読(1年以上)してきた雑誌をふり返ってみる。

 タミヤ・ニュース(小学校5年生~中学1年生)
 今思うと初めて定期購読していたのがタミヤニュース。本屋でなくて、模型屋さんで売っていた。1冊も残っていないのが残念。

    ロッキン・オン(中学1年生~25歳頃)
 自分の人生を狂わせた(?)雑誌。こんな雑誌読んでいなかったら、もうちょっとまともな人生を歩んでいたかも…。

 FMレコパル(中学2年~高校1年)
 当時はFM雑誌全盛。週刊FM、FMfanなどいろいろな雑誌が出ていたと記憶するが、自分はFMレコパル派だった。長岡徹男のお宅訪問とか、漫画でミュージシャン物語みたいなのが連載されていたと記憶している。当時のオーディオ・ブームは本当に凄かった…。
 高校に一応合格してオーディオを買ってもらった瞬間が自分の人生で最良の時ベスト2。

 週刊少年ジャンプ(高校1年~高校3年)
 それまで漫画については近所に貸本屋さんがあったので、買って読むことはなかったのだが、その貸本屋さんが潰れてしまい、仕方なくジャンプだけ買って読んだ…と記憶している。

 スポーツ・グラフィック number(高校2年?~30歳頃)
 numberの登場は本当に衝撃的だった。日本出版史に残る雑誌だと思う。一番印象に残っている号は「大阪の恥や!と言われてもいいんかタイガース」。

 サウンド&レコーディング・マガジン(高校2年~大学4年)
 大学時代、軽音楽部でPAをしていたので本当に舐めるように読んだ記憶がある。「こんな雑誌、すぐに廃刊になる…。」と思っていたのだが、今も続いているのは本当に驚き。(キーボードマガジンの方は季刊になってしまったけど…。)

 
 経済セミナー(大学2年~大学4年)
 一応、経済学部生…と言うことで買って読んでいたが、今思うと現実経済とかけ離れていた雑誌だったと思う。(今も存続しているのが不思議。) 

 ステレオ・サウンド(大学2年~40歳頃)
 自分が一番長く定期購読していた雑誌はこのステレオ・サウンド。まぁ、年4回の季刊ということで、続けやすかったのだろうが…。
 地元に帰ってオーディオ・ルームを作るのが大学時代の夢だった。(一応、50%位は達成…ってところか。)

  メンズ・クラブ(大学2年生~25歳頃)
 一応、アメリカン・トラッド派だったのでメンクラを読んでいた。今でのポロ、ポール・スチュワートあたりのブランドが好き。

  
 週刊スピリッツ(25歳~27歳頃)
 当時青年マンガ誌と言えばスピリッツだった。「DINO」、「月下の棋士」あたりが一番印象に残っている。

 サイクル・スポーツ(25歳~30歳頃)
 自転車競技に興味を持ち始めた頃、熱心に読んでいた。(当時はこのサイクル・スポーツとバイシクル・クラブが二大勢力。)今でもツール・ド・フランス特集号は買い続けている。

 
 将棋世界(25歳~30歳頃)
 谷川vs羽生 華やかしき頃、本当に熱心に読んでいた。週刊将棋や将棋マガジンも併読。これからの将棋界ってどうなっていくのだろうか…。

 
 NAVI(26歳~36歳頃)
 今や廃刊になってしまったが、当時のNAVIは凄かった。良くも悪くも自分に多大な影響を与えた雑誌。同時期、ル・ボランなども併読。

 HIVI(35歳~39歳頃)
 結婚後、ホームシアターを作ることが現実的となってきた時期、本当に熱心に読んだ。同時期、ホームシアター・ファイルも併読。

 
 音楽の友(38歳~44歳頃)
 クラシック音楽に興味を持ち始めた時期によく読んだ。同時期にモーストリー・クラシックも併読。

 ビズ(39歳~43歳頃)
 ガーデニング誌。家を建て、庭を造った頃毎号購入していた。眺めていると癒されるが、なかなか実践には結びつけられないのがサンデー・ガーディナーの悲しいところ。 

 SAITO(45歳~)
 地元情報誌。季刊誌だが、レベルが高い雑誌だと思う。

 今はたまに目に付いた雑誌を購入しているのみで、定期購読している雑誌は地元の新潟情報誌SAITOのみ。今やネットで大部分の情報は取れるし、雑誌のウェートは本当に低下している…と思う。

  しかし、「発売日が待ち遠しい…。」そんな雑誌が出てくることを密かに期待している私である。


WeeK!、新潟粋人…、新潟のタウン誌って結構がんばっていると思うんだけどな…。

2014-03-10 01:28:24 | 

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 にいがた酒の陣を前にして、地元タウン誌も援護射撃!ということで、ニューズ・ライン社さんが出している「WeeK!  日本酒のもっと!おいしい飲み方教えます。」特集号を買ってパラパラ。

 個人的にはタウン誌と言えばこのWeek!と同じニューズ・ライン社さんが出している「新潟粋人 SUITO」(季刊誌)の方を定期購読している私。この「新潟粋人 SUITO」、結構読み応えがあって「新潟のタウン誌って結構がんばっていると思うんだけどな…。」と言う感じ。(あまちゃんですかね。あと、老舗の月刊niigataさんもがんばっているんじゃないかな…。たまに買います。)

 まぁ、タウン誌と言うと「ラーメン特集と温泉特集とドライブ特集を繰り返しているだけじゃん…。」という声も聞えてくる訳だが、おじさんとしては、地元の良いところを掘り起こして若い方に伝えて欲しい…と思う次第。

※ 個人的には春、LFJも近いことだし、「気軽にクラシック!りゅーとぴあに行ってみよう!」みたいな記事を期待する次第である。


『高学歴女子の貧困 女子は学歴で「幸せ」になれるか?』 う~ん、人文系大学院に行っておいて貧困…とか

2014-02-28 23:54:23 | 

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  最近出た新書 大理菜穂子+栗田隆子+大野左紀子+水月昭道 共著 『高学歴女子の貧困 女子は学歴で「幸せ」になれるか?』を一読。

 内容は大学院(特に博士課程)を修了又は中退した「高学歴女子」たちの置かれている境遇をルポルタージュ的記述と統計資料とを組み合わせて描いたもの。『高学歴ワーキングプア』で有名になった水月昭道さんが監修&一文を入れている。

 一応、娘をもつ身として、タイトルに惹かれてついつい買ってしまったのだが、対象になっているのは人文系(特に英語)の大学院を出て、大学にとどまり、非常勤講師をやっている方々ばかりで、「人文系の大学院に行くなんて、世捨て人とまでは言わないが、貧乏になるのは分かりきっている訳で、それで貧困うんぬん…とか今更言われてもなぁ…。」と言うのが正直な感想。

 好きな仕事をして高い給料をもらえれば最高だと私も思うが、世の中には需要と供給というものがあるわけで、面白い仕事は競争率が高い(ハイリスク)か、給料が安い…というのが相場なのではないだろうか?私なんかは自分に甘く、人にも甘くの大あまちゃんだが、本書の主張には「流石に甘過ぎるよなぁ…。」と思ってしまった。

 あと、考えたのは、これからの女性の生き方。

 これまでは男性が稼いで、女性が支える…という昭和サラリーマン型家庭が主流っぽかった訳だが、この情勢下、男一人の稼ぎで家庭を支えられる若者は激減、同時に独身女性も激増している訳で、女性も自分で稼ぐ(お小遣いを稼ぐではなくて、ちゃんと生活費を支える)意識をもたないと結婚も難しいんだろうなぁ…とか考えてしまった。

 前にも書いたことがあるが、女性が家庭を支え、男性が稼ぐ…と言う考え方は多くの男性に多大なプレッシャーを与えているのではないだろうか?男性だって働きたくて働いている人なんて本当に少ないと思うのだ。(私なんかはやめられるものなら即刻仕事を辞めて、昼から酒をかっくらって音楽聴いていたい。)
 確かに昔は体力を必要とした仕事が多く、男性の方が働くのに優位だったのかも知れないが、ソフト経済の進展で男性の優位性などは今やほとんどない様な気がするし…。

 私はフェミニストではないが、能力ある女性にはガンガン働いてもらって、男性を楽にして欲しい…と改めて思った『高学歴女子の貧困 女子は学歴で「幸せ」になれるか?』であった。


やっぱりこちらも大傑作。村上もとか 赤いペガサス一気読み。

2014-02-22 10:30:42 | 

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 「ラッシュ/プライドと友情」にインスパイアされて、家に帰って村上もとか著「赤いペガサス」を一気読み。

 「赤いペガサス」は週刊少年サンデーで連載されていたF1漫画で「ラッシュ/プライドと友情」の翌年、77年シーズンが舞台。

 日系英国人ケン・アカバが日本人チームでF1優勝を獲得するというベタな感動ストーリーなのだが、今とは違ってほとんどF1の情報がなかったにもかかわらず、ここまで描き込みができているというのは驚異としか言いようがない。(ニキ・ラウダやジェームス・ハント、 マリオ・アンドレッティなどのF1ドライバーは無論、自動車ジャーナリスト ポール・フレールも登場、ガンガン台詞をしゃべらせているのには驚かされる。)

 2、3年に1回ぐらいで読み返している作品だが、今回も一気に最後まで読んで感動再び…という感じ。「ラッシュ/プライドと友情」を観てF1に興味を持った方にぜひ読んでいただきたい傑作である。


土曜日の本 山田昌弘著 家族難民ほか 日本の将来はスターレス・アンド・バイブル・ブラックだわな…。

2014-01-26 11:04:36 | 

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  土曜日は読書三昧。紀伊国屋書店で購入してあった山田昌弘著「家族難民」、橘木俊詔著「機会不平等論」、それに山田順著「人口が減り、教育レベルが落ち、仕事がなくなる日本」の3冊をじっくりと読む。

  山田昌弘氏は「家族社会学」の見地から「パラサイト・シングル」「格差社会」「婚活」などの言葉を駆使し、十数年前から日本社会の問題点を指摘してこられた方だが、本書は「生涯未婚率25%の衝撃」と言うサブタイトルで、シングル化という日本社会の問題点を再び鋭く指摘、 シングル化が進む社会を受け止めつつ、いかに家族難民の増加を抑えるか…について説いている。

  他の2冊も基本基調は悲観論で貫かれて、読んでいるうちにどんどん暗くなってきて、「 日本の将来はスターレス・アンド・バイブル・ブラックだわな…。」という感じ。

  ただ、3冊とも専門書ではないものの、不安を煽って売ろう…という所謂トンデモ系ではなく、至極真っ当な本。

  正しい政策は正しい現状認識からしか生まれない。私を含めた一般国民は現実から目を背け、どうしても楽観論にすがってしまいがちだが、賢人たる政治家の皆さんには厳しい現実を認識し、それを国民に率直に語ってもらいたい…などと思った土曜日の本3冊であった。