山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

ハードディスク クラッシュ!

2007年06月27日 | その他

 今日は仕事が休みだったので、またカメラ持って暑い中長い間うろうろして、くたくたになって帰ってきてパソコンを開くと画像を保存していたハードディスクがアクセス不能になっていました。

 疲れが倍になりました。それからデータ復旧をやっている会社を調べるなど、今日はそんなことで一日終わってしまいました。ある程度はバックアップをとってはいるのですがすべてではなくて、最近の数回の写真データももしかすると再起不能かも。ほかのデータももう一度作れるようなものではないし。そんなことを考えるととても憂鬱です。
 今や何でもデータの形で保存するような時代。何年も掛けて蓄積してきたものでも一瞬で消えて無くなることもありますので、皆さんもこまめにパックアップを録るようにしてください。              


ラミーカミキリ

2007年06月27日 | 甲虫類

 道ばたのフヨウの葉にラミーカミキリが居ました。

2007年6月13日 京都市西京区大原野

 パンダを背負ったような模様の可愛らしいカミキリムシなのですが、主な食草のカラムシに留まらず園芸植物のムクゲやフヨウも加害するので、人間の身勝手な価値基準なのですが害虫です。


ミドリカミキリ

2007年06月27日 | 甲虫類

 神社の境内に置いてあったシイの材には、いくつもミドリカミキリが訪れていました。

2007年6月13日 京都市西京区大原野

 この金属光沢がきれいで、好きなカミキリムシの一つです。しかし数の多いカミキリムシなので物珍しさはありません。きれいなだけでも十分な価値があるのですが、人間というのは身勝手なもので、数が多い少ないだけで随分評価が変わってきます。


キイロトラカミキリ

2007年06月27日 | 甲虫類

 もう少し前の話しになってしまいましたが、6月も中旬頃はクヌギやシイの材を見に行くと、慌ただしく歩き回るキイロトラカミキリが見られます。立ち止まっている姿がなかなか見られないくらいせかせか歩き回っています。

2007年6月13日 京都市西京区大原野

 「何をそんなにせかせか歩いているのですか?」と聞いてみたいところなんですが、あいにく言葉が通じないので。関西人はせかせか早く歩くと言われていますが、本人たちはそれが普通だと思っています。キイロトラカミキリも言葉が通じたとしても、「歩くの早いですか?」と聞き返して来ることでしょう。


アカスジキンカメムシ

2007年06月27日 | セミ・カメムシ・チャタテムシ類

 山道を歩いていて、シキミの枝に大きくてきれいなカメムシを見付けました。山ではときどき見かけるのですが、いざ探そうと思ってもなかなか見つからないカメムシです。

2007年6月13日 大阪府豊能郡能勢町

 昨年もシキミで見かけたので、好物の木なのかも知れません。シキミは人や動物にとっては有毒です。特にシキミの実は毒成分が多くて、神経伝達物質との拮抗作用で痙攣を起こすそうです。神経伝達物質に働く毒成分を持った植物を食べる昆虫もよく居るのですが、もちろんその昆虫は何ともありません。抵抗力が強いとか分解能力を持つとかではなくて、元から神経伝達物質の成分が違うので毒成分が働かないからなんだそうです。


シャクトリムシ

2007年06月27日 | 蝶・蛾類

 ツツジの葉にとても長いシャクトリムシが居ました。長さは長いのですが小さなシャクトリムシです。近付くと棒になってじっとしています。

2007年6月13日 京都市西京区大原野

 枝に化けているのは良いのですが、葉っぱの上では少し違和感があります。しかし鳥などが見ても虫だとは思わないでしょう。