山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

チャタテムシの一種の幼虫

2007年06月23日 | セミ・カメムシ・チャタテムシ類

 もうそろそろチャタテムシの幼虫も大きくなっている頃かなと思って神社の薄暗い石垣を探してみると、いくつか群れが見つかりました。大きくなったとは言ってもとても小さいので、目で見ただけでは今ひとつどんな昆虫かよく分かりません。

2007年6月10日 京都府乙訓郡大山崎町

 こんな風にいつでも群れて固まっています。そして脅かすと素早く散っていってしまいますが、いっときするとまた戻ってきて群れています。もう少し大きく撮ってみました。

 群れていると天敵に一網打尽にされそうな気がしますが、素早く散って敵の気を散らせるのが戦法でしょうか。


キセルガイ

2007年06月23日 | 軟体動物・環形動物・扁形動物

 この日は雨の後と言うこともあって、湿った場所ではいろいろと普段見られない生き物の姿がありました。カタツムリと一緒で普段はほとんど動かないキセルガイも姿を現しました。

2007年6月10日 大阪府三島郡島本町

 貝殻は細長い形をしていますが、体はカタツムリやナメクジと同じような姿をしています。たぶん祖先は同じなんでしょう。しかし大きな貝殻の割には小さな体です。というより「足」でしょうか。