天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

正義の代弁者

2009年04月23日 | オバマ

「嵐の挑戦」~NT紙 Damon Winter氏撮影

 雨が降りしきる中、眉をしかめるのではなく、瞼に力を入れ、遠くを見据えるバラク・オバマ。

バラクはアラビア語で「恵まれたもの」、オバマはケニアの言葉で「燃える槍」

オバマが多感な少年時代を過ごしたのは激動のインドネシア。そこでオバマ少年が見たものは「力(power)」

人間を決して逃さず引き戻し「自分の人生が自分の思い通りにはならない」ことを実感させる世界だった。

どうしたら世界が共存できるかを、ただひたすらつきつめる人間オバマ。  

寛容、そして何よりも歴史と人間性を勉強する者として、「力」を探る。

「どうやって自分の領域の外へ出て、明確な問題に取り組んでいくか」という考え方を示し、民主主義における信念の役割「どこで必要となり、どこからは介入できないのか」という問題に取り組む。