天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

オバマ再任演説要所対訳1

2013年01月28日 | オバマ
 オバマ大統領、2期目も課題は「人間の尊厳」についてでした。小泉純一郎氏とは時を同じくできませんでしたが、今期は橋下氏と力を合わせられる可能性があります。そうなれば「今この時」日米は「人間の尊厳」を確かなものにする最善の手段を手にすることができます。以下、演説要所。

 私たちは米国の民主主義の約束を支持します。We affirm the promise of our democracy. この国の結束を可能にしているのは、肌の色でも信仰でも名前の起源でもないということを思い起こします。We recall that what binds this nation together is not the colors of our skin or the tenets of our faith or the origins of our names. 私たちは、2世紀以上前に作られた独立宣言に明記された理念への忠誠によって、米国民という特別な存在になりました。「私たちは以下の真理を自明なものとみなします。すべての人間は生まれながらにして平等であり、生命、自由、そして幸福の追求という侵すべからざる権利を与えられている」 What makes us exceptional -- what makes us American -- is our allegiance to an idea articulated in a declaration made more than two centuries ago:“We hold these truths to be self-evident, that all men are created equal; that they are endowed by their Creator with certain unalienable rights; that among these are life, liberty, and the pursuit of happiness.”
 今日、私たちはこれらの言葉の意味と現実をつなぐため、終わりのない旅を続けています。Today we continue a never-ending journey to bridge the meaning of those words with the realities of our time. これらの真理は自明なものかもしれませんが、決して自然に実現するものではないと歴史が教えているからです。また、自由は神からの贈り物ですが、地上にいる人間が守るべきものだと歴史が教えているからです。For history tells us that while these truths may be self-evident, they’ve never been self-executing; that while freedom is a gift from God, it must be secured by His people here on Earth.(独立宣言が採択された)1776年の愛国者たちは、王の圧政を少数の特権層や暴徒の支配に取って代わらせるために戦ったのではありません。 The patriots of 1776 did not fight to replace the tyranny of a king with the privileges of a few or the rule of a mob. 彼らは私たちに共和国、つまり「人民の人民による人民のための政府」を与え、後世に建国の精神を守る務めを託しました。They gave to us a republic, a government of, and by, and for the people, entrusting each generation to keep safe our founding creed. そして200年以上にわたり、私たちはそれを守ってきました。And for more than two hundred years, we have. 自由と平等の理念の上に立つ連邦が、奴隷制と自由が入り交じる状況では成り立たないと、私たちはムチや剣で流された血によって学びました。Through blood drawn by lash and blood drawn by sword, we learned that no union founded on the principles of liberty and equality could survive half-slave and half-free. 私たちは自らを刷新して、共に前進することを誓いました。We made ourselves anew, and vowed to move forward together.

 独創力と進取の気性をたたえること、勤勉さや個人の責任へのこだわりは、私たちの変わらない国民性です。 Our celebration of initiative and enterprise, our insistence on hard work and personal responsibility, these are constants in our character. しかし、時代の変化とともに私たちも変わらなければならないということも常に理解してきました。建国の精神への忠誠は、新たな挑戦への新たな対応を求めています。個人の自由を守るためには、最終的に集団行動が必要となります。But we have always understood that when times change, so must we; that fidelity to our founding principles requires new responses to new challenges; that preserving our individual freedoms ultimately requires collective action. 私たちは一つの国、一つの国民として、今まで以上に協力して取り組まねばなりません。Now, more than ever, we must do these things together, as one nation and one people.
 現代の米国民は、幾つもの危機に見舞われてきましたが、強い決意で回復する力を証明してきました。This generation of Americans has been tested by crises that steeled our resolve and proved our resilience. 米国には限りない可能性があります。なぜなら、私たちはボーダーレス化する世界が求める全ての資質、若さと活力、多様性と開放性、危機に対応する無限の力と改革する才能を備えているからです。America’s possibilities are limitless, for we possess all the qualities that this world without boundaries demands: youth and drive; diversity and openness; an endless capacity for risk and a gift for reinvention. 米国民の皆さん、私たちは今この時のためにいます。私たちが協力して取り組めば今この時をつかめるでしょう。My fellow Americans, we are made for this moment, and we will seize it -- so long as we seize it together.
 私たちは、貧しい人や病める人、社会から取り残されたり偏見の犠牲となったりしている人にとって、希望の根源であるべきです。そうであるためには単なる慈善の心でなく、この時代の平和のためには寛容と機会、人間の尊厳と正義という私たち共通の信念が示す原則を、着実に拡げていく必要があります。And we must be a source of hope to the poor, the sick, the marginalized, the victims of prejudice -- not out of mere charity, but because peace in our time requires the constant advance of those principles that our common creed describes: tolerance and opportunity, human dignity and justice.

オバマ再任演説要所対訳2

2013年01月28日 | オバマ
 私たちは「すべての人間は生まれながらにして平等である」という最も明白な事実こそ、なお星のように私たちを導く指針になっていると断言します。それが私たちの先達を(女性解放の権利に関する初の集会を開いた)セネカフォールズや、(キング牧師ら黒人公民権運動の始祖が大行進した)セルマ、(同性愛者擁護運動が始まった)ストーンウォールへと導きました。この指針の導きにより、数多くの有名無名の男女がキング牧師の言葉を聞きました。「我々は独りで歩くことはできない。個人の自由は地球上の全ての魂の自由と密接に結びついている」という言葉を。We, the people, declare today that the most evident of truths -- that all of us are created equal -- is the star that guides us still; just as it guided our forebears through Seneca Falls, and Selma, and Stonewall; just as it guided all those men and women, sung and unsung, who left footprints along this great Mall, to hear a preacher say that we cannot walk alone; to hear a King proclaim that our individual freedom is inextricably bound to the freedom of every soul on Earth.
 先駆者たちが始めたことを引き継ぐのは、私たちの世代の仕事です。It is now our generation’s task to carry on what those pioneers began. 私たちの旅は、妻や母や娘たちが努力に見合う生活を営めるようになるまで終わりません。For our journey is not complete until our wives, our mothers and daughters can earn a living equal to their efforts. 同性愛の兄弟姉妹が法の下で他の人たちと平等に扱われるようになるまで終わりません。なぜなら、私たちが本当に生まれながらにして平等ならば、互いへの愛も平等でなければならないからです。Our journey is not complete until our gay brothers and sisters are treated like anyone else under the law for if we are truly created equal, then surely the love we commit to one another must be equal as well. 私たちの旅は、投票権の行使に何時間も待つ人がいなくなるまで終わりません。Our journey is not complete until no citizen is forced to wait for hours to exercise the right to vote. まだ米国はチャンスがある国だと信じる、勤勉で希望に満ちた移民たちを受け入れる良い方策を見つけるまで終わりません。優秀な若い学生や技術者が米国から追い出されず労働力としてとどまれるようになるまで終わりません。Our journey is not complete until we find a better way to welcome the striving, hopeful immigrants who still see America as a land of opportunity until bright young students and engineers are enlisted in our workforce rather than expelled from our country. すべての子どもたちが、デトロイトの路地からアパラチアの丘陵、(銃乱射事件で小学校の児童らが犠牲となった)ニュータウンの閑静な小道まで、行き届いた愛情を受けて、暴力から安全だといつも感じられるようになるまで終わりません。Our journey is not complete until all our children, from the streets of Detroit to the hills of Appalachia, to the quiet lanes of Newtown, know that they are cared for and cherished and always safe from harm.

 生命や自由、幸福の追求――。こうした言葉や権利、価値観が、すべての米国人にとって現実のものとなるべきです。これは私たちの世代の仕事です。That is our generation’s task -- to make these words, these rights, these values of life and liberty and the pursuit of happiness real for every American.(独立宣言など)私たちの礎となる建国の文書に忠実であるためには、人生のすべてが一致しなければならないわけではありません。Being true to our founding documents does not require us to agree on every contour of life. 皆が確かに定まった自由で、同じ幸福を追求しているわけでもありません。It does not mean we all define liberty in exactly the same way or follow the same precise path to happiness. 前に進めるためには、政府の役割に関する何世紀にも及ぶ長い議論を終わらせる必要はなく、私たちの時代に合った行動をしなければなりません。Progress does not compel us to settle centuries-long debates about the role of government for all time, but it does require us to act in our time.
 私たちは決断しなければなりません。もう一刻の猶予もありません。For now decisions are upon us and we cannot afford delay. 絶対主義を理念と取り違えたり、政治を見せ物にしたり、他人への中傷を合理的な議論であるかのように扱ってはなりません。We cannot mistake absolutism for principle, or substitute spectacle for politics, or treat name-calling as reasoned debate. 私たちの仕事が不完全だとわかっていても、私たちは行動しなければなりません。We must act, knowing that our work will be imperfect. 今日の勝利は部分的なものでしかありません。(独立宣言を採択した)フィラデルフィア議事堂で私たちに託された不朽の精神を前進させる役割は、4年後、40年後、400年後に、この場に立つ者に委ねられていると知ったうえで行動すべきです。 We must act, knowing that today’s victories will be only partial and that it will be up to those who stand here in four years and 40 years and 400 years hence to advance the timeless spirit once conferred to us in a spare Philadelphia hall.

 米国民の皆さん。私が皆さんの前でした宣誓は、米国連邦議会議事堂で働く者の誓いと同じく、神と国家への宣誓であり、政党や派閥のための宣誓ではありません。My fellow Americans, the oath I have sworn before you today, like the one recited by others who serve in this Capitol, was an oath to God and country, not party or faction. 任期の間、私たちは誓いを誠実に実行しなければなりません。And we must faithfully execute that pledge during the duration of our service. しかし、この誓いは兵士たちの任務のための誓い、移民たちの夢を実現するための誓いとそう違いません。But the words I spoke today are not so different from the oath that is taken each time a soldier signs up for duty or an immigrant realizes her dream. 私の誓いは私たちが星条旗に向かってする誓い、私たちの心をプライドで満たす誓いと、そう違いません。 My oath is not so different from the pledge we all make to the flag that waves above and that fills our hearts with pride. これらは国民の言葉であり、私たちの最も偉大な希望を代弁する誓いです。They are the words of citizens and they represent our greatest hope.
 皆さんと私は、市民としてこの国の道筋を決める力を持っています。You and I, as citizens, have the power to set this country’s course. 皆さんと私は、市民として私たちの時代の議論を形成する義務があります。投票するだけではなく、古くからの価値観や不朽の理想を守るために声をあげましょう。You and I, as citizens, have the obligation to shape the debates of our time -- not only with the votes we cast, but with the voices we lift in defense of our most ancient values and enduring ideals. 私たち一人ひとりが厳粛な義務と畏敬に満ちた喜びとともに、生まれながらの権利を大切にしましょう。Let us, each of us, now embrace with solemn duty and awesome joy what is our lasting birthright. 共通の努力と目的、情熱と献身によって歴史の呼びかけにこたえ、自由の尊い光を不確かな未来へと掲げていきましょう。 With common effort and common purpose, with passion and dedication, let us answer the call of history and carry into an uncertain future that precious light of freedom.


社会形成

2013年01月24日 | 橋下徹
橋下徹@t_ishin2013年01月23日(水) より抜粋

僕が一番重視したのは、今の桜宮高校体育科が新入生を迎え入れる状況かどうか、その一点です。在校生や受験生、そしてその保護者の声は重要です。しかし、在校生や受験生、その保護者は、今の桜宮高校体育科の状況を客観的に分析できないでしょう。特に受験生は、桜宮体育科を志望しているのですから。
posted at 08:40:25
受験生の進路は重要です。しかし、新入生を迎え入れる状況になければ、ストップをかけなければなりません。在校生も受験生も保護者も、そしてあろうことか、中学校の進路指導の現場も、桜宮高校の問題点を十分に認識していません。それを今からしっかり考えていくことがまずやるべきことです。
posted at 08:45:40
桜宮高校で起きた事案は、世間で言われる体罰事案ではありません。暴力事案です。そしてそれが常態化していました。一つのクラブだけではありません。教育委員会が禁止だ禁止だと言い続けても現場は全く無視。そしてこのような指導方法は、周囲の教員はもちろん、生徒も保護者も是認していました。
posted at 08:48:29
スポーツ指導の現場において、指導者と生徒・保護者はこれほどまでの関係にあるのかと驚きました。これはある意味良いことです。物凄い信頼関係です。しかし信頼関係が強いからこそ、指導者は細心の注意を払わなければなりません。生徒・保護者は指導者の指導をすべて受け入れてしまうのですから。
posted at 08:50:35
桜宮高校のクラブ活動の指導方法は一線を越えていました。また体罰も常態化しています。しかし在校生の多くは問題だと感じていないでしょう。桜宮高校の先生は非常に熱心です。子どもたちへ愛情として伝わっているのでしょう。子どもたちの多くも愛情だと感じているようです。
posted at 08:53:24
だからこそ危険なのです。今、上がってきている事実だけでも、第三者的に冷静に分析すれば、桜宮高校のクラブ活動での指導方法は完全に間違っている。しかし多くの生徒や保護者は愛情だと感じている。そうすると、この学校で学んだ卒業生は、桜宮高校での先生の指導法の間違いに気づかない。
posted at 08:56:19
受験生も同じです。スポーツ指導の現場で、指導者が手を挙げることは多くの学校であるのかもしれない。しかし今回の桜宮高校においては一線を明らかに超えていた。そしてそれを誰も止めることができないまま、生徒が自殺をした。これは通常の対応では不可です。
posted at 08:57:56~中断

どこにでもあるような悪習を越えたどちらかと言えばカルト集団に近い別世界が醸成されていたように感じます。教育の問題というより、社会形成の問題ではないでしょうか。「正しい」感覚が麻痺、喪失されるともう正せない社会が形成される。日本全体もそういう危機に直面しているように思います。

橋下徹@t_ishin2013年01月23日(水) より続き

入試を止めたことが横暴なのか、それとも対策等が何も決まっていない中でそのまま入試を継続することが横暴なのか、ここは論が分かれるところ。そうであればこそ、最後は有権者が判定を下すことができるようにしておくべき。それは教育委員会の決定ではなく、選挙で選ばれる者の決定に委ねるべき。
posted at 16:18:58
教育委員会の決定が横暴だった場合、今の制度では、それを有権者が正すことはできない。僕の決定だと、有権者は選挙で正すことができる。ギリギリの判断、正解が分からない判断は、政治家が決定すべきである。
posted at 16:30:51
これから徐々に桜宮高校の実態や問題点が出てくる。在校生や保護者はそれを問題だと気付かず、受験生もそれを十分に知らないであろう。桜宮高校が今やらなければならないのは、在校生や保護者、そして普通科として入ってきた新入生と外部の人を交えて徹底的に話し合うこと。
posted at 17:26:12
何が問題で、何が間違っていたのか、これからどうするのか、徹底的に話し合うことだ。これまでやってきた延長ではなく、間違いをまず認めること。そして新しい方向性を見つけること。再生はこれしかない。継続性の中での議論ではなく、いったん一呼吸を置いての議論。桜宮高校の再生に期待する。
posted at 17:27:54
今回は桜宮高校が治外法権状態になっていたことが事件の原因。独立運営が全て良いわけじゃない。ルールを守る独立運営でなければならない。その視点で新しい教育行政の枠組みを目指したのが、大阪の教育基本条例、学校活性化条例。一定のルールはきちんと守ってもらう代わりに学校の独立運営を目指す。
posted at 17:35:09
桜宮高校の実態を踏まえれば、まずは受験生を守るためにストップをかけるべき。体育科の継続性の中で迎えるのではなく、いったん普通科で迎え入れ、そして新しい学校を作ってもらう。これまでの体育科やクラブ活動を前提として受験されては困るのだ。
posted at 17:38:43

同じことをダラダラ続けていては、脳は働きません。一旦他のことをして整理する時間を与えないと。

橋下徹@t_ishin2013年01月23日(水) より続き
皆考え始めています。 RT @getattheheart: @t_ishin 入試を中止したことは関係者の憤りのきっかけにさえなれど、考えるきっかけにはなっていない。
posted at 17:56:19
在校生も保護者もこれまではある程度認めてきたが、今回は一線を越えた暴力事案。先生にもその意識が乏しい。学校現場で暴力事案が常態化し、それが原因で生徒が自殺した。どうして、そのまま受験生を迎え入れることができるのか。まずは教員、生徒、保護者がその認識を持つことからスタート。
posted at 17:59:11
これまでの継続性を絶ち、生徒、保護者、外部識者が交じり、徹底的に話し合って欲しい。桜宮高校は絶対に再生する。絶対に再生させる。
posted at 18:00:12
在学生を外に出すわけにはいかない。だから一呼吸おいて、徹底的に議論してもらう。学校再生のために RT @2nd_ma: 在学生なら守れるが、新入生は守れない方法などないからだ。受け入れる体制になっていないと公言することは、在学生はしっかりした教育を受けられないと公言することである
posted at 23:09:00
それは影響が大きすぎる。まずは普通科で受験生を迎え入れて、そこから徹底再生。政治はギリギリの現実的バランスRT @gureito_t: 桜ノ宮高校の問題を体育科だけに責任取らせた感強い 学校全体で責任取らせるなら今季入試中止にすべきでは? 責任の所在も曖昧な今は何言っても
posted at 23:11:11
2013年01月24日(木)より抜粋
桜宮高校においても、あの現場で一人の生徒が死を選んだ。あの現場にいなければ死を選ばなかった。人が変わってしまったのだ。今回の事件におけるこの厳然たる根本事実さえも、曽野氏のひねくれ性格によると消失してしまう。曽野綾子氏よ、人を変えられると言う思い込みがない者は教育から去れ。
posted at 08:12:18
24日朝日新聞社説。「入試の折衷案が分かりにくい」結局この批判か。朝日は他社のようなバカな意見を出さなかったからどんな意見が出るか期待していたが、結局これ。批判をする原則は従前との相対比較。今回の案が完璧な案だとは思わない。しかし、入試中止をやらなかったらどうなるのかと比較すべき
posted at 08:15:21
今、朝日、毎日がやっと事件の経緯、学校の実態を報じ始めた。在校生や保護者は、自分たちの学校の問題点をまだ認識していない。受験生も。これから朝日社説のように議論してもらう。こんな状況で、体育科の入試を継続したら、それこそ何が何だかさっぱり分からない。
posted at 08:17:35
これまでの体育科と同じなのか、クラブ活動も同じなのか、改革はどうするのか、何も分からないまま入試が行われることになる。それよりも、今回の折衷案の方がまだましだ。クラブ顧問の総入れ替えのメッセージを早急に出すことも重要だ。受験生は桜宮のクラブ活動に憧れている者が多い。
posted at 08:19:45
これまでの桜宮高校から変わりますよ、あなたが変えてもらわないといけないのですよ、と受験生やその保護者に伝えないと、これまでと同じ意識で入学してしまったらそれこそ受験生の不幸だ。そしてその作業をやるのに1週間しか時間がない。
posted at 08:21:26
新聞社は批判だけするが、じゃあどうすべきと言う代替案を一切出さない。残り1週間しかない状況で、そして朝日や毎日が今報道している事実を把握していたとして、どのような判断・行動をすべきなのか。完璧な案はないだろうが、現実の政治行政では判断しなければならない。
posted at 08:24:15
最悪なのは、何も考えずに、混乱回避のためだけにとりあえず入試をやっておきましょうという判断・態度。入試中止をするだけで解決しないのは分かっている。しかし入試を継続すればもっと解決しない。解決策は、教員、外部識者、生徒、保護者による学校の見つめ直ししかない。その環境を作る。
posted at 08:27:50~抜粋ここまで

人は環境が作ります。社会環境は大人が作ります。自殺者が出た環境をそのままにする選択肢はありません。変える意欲のない人もまた社会環境を作っています。みんなでなら、変えることができます。

正しいことは変わりません。間違ったことも常識となりまだ続いているものがあります。世間の風に流されず、「正しさ」とは何かを自分で掴み、正すことのできる大人に育てなければ。命あっての物種です。

水仙の  香やこぼれても  雪の上

2013年01月20日 | 冬はつとめて
雪中花、スイセンが青空を映した雪の中から顔を覗かせていました。

水仙の  香やこぼれても  雪の上
加賀千代女



スイセンという名は、水辺で咲く姿を仙人にたとえて
学名は「 Narcissus ナルキッサス 」
あたかも水面に映った自分の姿を覗き込むかの様に見えます。
花言葉は、自己愛裏返して、あなたを待つ「希望」の象徴

そのにほひ  桃より白し  水仙花
松尾芭蕉

この20年

2013年01月14日 | Weblog
 今は、政府の借金は、日銀にお札を刷ってもらえばいい、増税で負担してもらえばいいという人が総理大臣ですが、社会はそれを正そうとしています。

 新成人が小学生になった頃から

 1999年、金融危機を回避すべく、民主党の金融再生案を丸呑みして「金融国会」を乗り切った小渕恵三首相(当時)は11月、総額24兆円の緊急対策を決定した。1998年度第三次補正予算には、国債発行12兆3千億円を計上し、1999年度は前年度の2倍、31兆円を発行した。
 小渕氏は、こんな風に言ったと伝えられる。『大変なことをしたと思っている。おれは死刑になってもおかしくないなあ』 ~朝日新聞の政治記者である早野透氏の著書『日本政治の決算』(講談社現代新書)より

 2001年5月7日小泉純一郎は所信表明演説で、

 私は、「構造改革なくして日本の再生と発展はない」という信念の下で、構造改革を進めることにより、「新世紀維新」とも言うべき改革を断行したいと思います。痛みを恐れず、既得権益の壁にひるまず、過去の経験にとらわれず、「恐れず、ひるまず、とらわれず」の姿勢を貫き、21世紀にふさわしい経済・社会システムを確立していきたいと考えております。「新世紀維新」実現のため、私は、「聖域なき構造改革」に取り組む「改革断行内閣」を組織しました。
 我が国は巨額の財政赤字を抱えています。この状況を改善し、21世紀にふさわしい、簡素で効率的な政府をつくることが財政構造改革の目的です。まず、02年度予算では、財政健全化の第一歩として、国債発行を30兆円以下に抑えることを目標とします。郵政3事業については、予定どおり03年の公社化を実現し、その後の在り方については、民営化問題を含めた検討を進め、国民に具体案を提示します。
 明治初期、厳しい窮乏の中にあった長岡藩に、救援のための米百俵が届けられました。米百俵は、当座をしのぐために使ったのでは数日でなくなってしまいます。しかし、当時の指導者は、百俵を将来の千俵、万俵として生かすため、明日の人づくりのための学校設立資金に使いました。その結果、設立された国漢学校は、後に多くの人材を育て上げることとなったのです。今の痛みに耐えて明日を良くしようという「米百俵の精神」こそ、改革を進めようとする今日の我々に必要ではないでしょうか。
 新世紀を迎え、日本が希望に満ちあふれた未来を創造できるか否かは、国民一人ひとりの、改革に立ち向かう志と決意にかかっています。

 04年7月27日オバマは米民主党大会基調演説で、

 私たちがひとつの人間として団結しているという信念。それは基本的な信念です、私は私の兄弟の保護者、私は私の姉妹の保護者、この信念が、この世界を動かしています。それは、個人的な夢を追い求めることを許しながらも、1つの家族としてまとめているものです。
 「エ プルリブス ウヌム」“E pluribus unum.”おおぜいの中のひとり。Out of many, one.
 私たちはひとつなのです。We are one people.
 私は、もっと本質的な何かについて話しているのです。結局、それは私たち、この民族の基礎となっている神の最も素晴らしい贈り物なのです。目に見えない信念、未来はもっと良い日々である信念とは。
 私は信じています。私たちが歴史の岐路の上に立つとき、私たちが正しい選択をして、そして私たちがそれに立ち向かうという挑戦ができると信じています。
 もしあなたが、私が感じているのと同じエネルギーを感じているならば、もしあなたが、私が感じているのと同じ危機感を感じているならば、もしあなたが、私が感じているのと同じ情熱を感じているならば、もしあなたが、私が感じているのと同じ希望を感じているならば、もし私たちが、なすべきことをするならば、私はなんの疑問も持ちません。この世界は約束を取り戻し、長かった暗闇から輝かしい日々を取り戻すでしょう。

 05年9月26日小泉純一郎は所信表明演説で、

 「改革なくして成長なし」、「民間にできることは民間に」、「地方にできることは地方に」との方針の下、引き続き構造改革を断行する覚悟であります。改革の芽が様々な分野で大きな木に育ちつつある現在、改革を止めてはなりません。先の国会において、郵政民営化関連法案は否決されました。このため私は、本当に国民が民営化は必要ないと判断しているのか、直接その意思を確認したいと思い、衆議院を解散しました。郵政民営化は、まさにあらゆる分野の構造改革につながる「改革の本丸」と確信するからであります。郵政民営化の是非が問われたこの度の総選挙において、多くの国民の信任をいただきました。私は、この民意を大きな支えとして、改めて郵政民営化関連法案を提出し、国民を代表する国会で御審議いただき、成立を期す決意であります。
 郵政事業は、26万人の常勤の国家公務員を擁しています。警察官が25万人、自衛官は24万人、そして外務省職員に至っては6千人にも及びません。今後も公務員が郵政事業を運営する必要があるのでしょうか。郵政事業を民営化すれば、創意工夫と知恵により、多様でより良い商品やサービスが展開されると思います。国民の大切な資産を民間向け資金として活用することは、経済の活性化につながります。従来免除されていた法人税等の支払いや株式の売却などにより、財政再建にも貢献します。郵政民営化は、簡素で効率的な政府の実現を加速するものであります。資金の「入口」の郵政民営化だけではなく、「出口」の政府系金融機関の改革に取り組んでまいります。
 政治は国民全体のものであり、一部の既得権益を守るものであってはなりません。私は、責任を持って郵政民営化を実現してまいります。痛みを恐れず、既得権益の壁にひるまず、過去の慣例にとらわれず、国民の協力の下、一身を投げ出し、内閣総理大臣の職責を果たすべく、全力を尽くしてまいります。改革なくして明日はありません。国民の支持なくして改革は実行できません。改革の原動力は国民一人ひとりであり、改革が成功するか否かは、国民の強い意思と政治家の断固たる行動力にかかっています。日本社会には、新しい時代に挑戦する意欲と「やればできる」という自信が芽生えています。改革を止めることなく、勇気と情熱を持って、日本の明るい未来を築こうではありませんか。

 08年11月4日オバマは、勝利演説で

 皆さんなしでは、変化は実現しません。社会に奉仕するという新しい意欲がなくては、自分を捧げるという新しいスピリットがなくては、変化は実現しないのです。だからこそ私たちは今、新しい愛国心を呼び覚ましましょう。新しい責任感を呼び覚ましましょう。私たち一人ひとりがもっと参加して、もっと一生懸命努力して、自分たちだけの面倒を見るのではなく、お互いの面倒を見るように。

 12年9月12日橋下氏、日本維新の会結党宣言で

 毎日、毎日、繰り返し、繰り返し、正していく、正していく、正していく