天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

春よ来い

2013年02月28日 | 春はあけぼの



春よ来い 早く来い

歩きはじめたみいちゃんが赤いはなおのじょじょはいて

おんもへでたいと待っている


春よ来い 早く来い

おうちの前の桃の木のつぼみもみんなふくらんで

はよ咲きたいと待っている


相馬御風

梅花祭

2013年02月25日 | 花鳥風月
京都・北野天満宮で「梅花祭」 咲き始めの梅に春予感

 学問の神様、菅原道真を祭る北野天満宮(京都市上京区)で25日、道真の命日にちなむ「梅花祭」があり、参拝客は咲き始めた紅梅や白梅、しだれ梅に一足早い春を感じた。
 約900年の歴史がある伝統行事。梅の名所として知られ、計約50種類1500本がある。今年は厳冬の影響で開花が遅れ気味で、見ごろは3月という。
 午前10時すぎ、花街・上七軒の舞妓や芸妓が、豊臣秀吉の「北野大茶湯」にちなんで、野だての茶で参拝客をもてなすと、境内は華やかな雰囲気に包まれた。
 境内の宝物殿では、近代日本画の先駆者として知られる、竹内栖鳳の「紅梅白梅之図」を初公開している。2013/02/25 11:32 【共同通信】

 「紅梅白梅図」は絹本著色で、参道入り口の今出川通沿いにある狛犬一対の台座の意匠の原画。紅梅図と白梅図があり、それぞれ縦64・5センチ、幅285センチ。昨秋に所蔵品の中から発見。竹内栖鳳1864年 - 1942年。


海ならず ただよう水の 底までも
清き心は 月ぞ照らさむ

菅原道真

延喜三年二月二十五日(1110年前の3月26日)没 享年 五十九歳

早春賦

2013年02月19日 | 春はあけぼの




春は名のみの 風の寒さや

谷の鶯 歌は思えど

時にあらずと 声も立てず


氷解け去り 葦は角(つの)ぐむ

さては時ぞと 思うあやにく

今日もきのうも 雪の空


春と聞かねば 知らでありしを

聞けば急かるる 胸の思(おもい)を

いかにせよとの この頃か


吉丸一昌

教育の基本

2013年02月16日 | Weblog
 算数が得意な子の脳は、どこが違うのか? プレジデントファミリー 2月16日(土)9時0分yahoo配信より抜粋

 算数ができる子とできない子は何が違うのだろう。そもそも生まれつき脳に差があるのだろうか。MRIによる脳画像分析のスペシャリストで「脳の学校」代表の加藤俊徳氏に、その違いを聞いてみた。
 「算数ができるかできないかは、生まれつきの能力の差ではありません。訓練すれば誰でもできるようになるのです」と言う加藤氏。
 「脳の中にも、いわゆる『役割』というものがあるのですが、現在の研究では、算数や数学のいろいろな問題を解くときに、脳のどの箇所を使っている、と特定はされていません」「脳の損傷研究でわかっているのは、脳のどこが壊れても、ちょっとずつ算数や数学の能力が下がるということ。つまり、算数や数学の問題を解く際には、脳の複数の部分を同時に働かせていると考えられます」
 この回路を専門的に説明すると、神経細胞同士がネットワークを形成していくということ。約千億個以上の神経細胞がある脳は、細胞同士が集まって思考の中枢となっている神経細胞と、その神経をつなぐ連絡線維の二つで構成されている。脳が適切な刺激を与えられてさまざまな情報を吸収していくと、それまで未発達だった神経細胞と連絡線維は、樹木の枝が伸びるように他の細胞とつながっていく。使われることで回路は太くなり、より楽に問題を解けるようになる。~ここまで抜粋

 理系、文系と分ける感覚は、日本だけのようです。思考回路に理系、文系があるわけないですね。
 違いは「解けた」喜びを覚えるのか、「解けない」で嫌になるのかです。間違っても失敗しても繰り返し挑むことによって回路は作られますが、嫌になって止めれば作られません。間違っても失敗しても繰り返し挑むことによって「解けた」という回路を作ることです。
 どうしてできたかを覚えておいて、次にあてはめれば何でもできるし、嫌になって途中で止める回路しか作られなければ何もできません。できなければ他のせいにする回路、他を批判する回路、手を出す回路ばかりを使い、強化されてしまえば、どこかの先生方のように修正が効かなくなってしまいます。
 神経回路は使えば使うほど、死ぬまで強化され続けます。