天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

何のために戦っているかを常に思い起こそう

2010年08月14日 | オバマ
 オバマ米大統領は13日夜、2001年9月の米同時多発テロの現場近くでのイスラム教のモスク建設計画に反発が出ていることについて、イスラム教徒には「地元の法令に従って、私有地に礼拝所を建設する権利がある」と述べ、支持する考えを初めて表明した。

 ホワイトハウスで開いた恒例のイスラム教断食月(ラマダン)の日没後の食事「イフタール」の演説で語った。

 オバマ氏は、ニューヨーク・マンハッタンのテロ現場近くという「敏感さを認めなければならない」とし、「この問題が引き起こす感情は理解している」と遺族や反対派の心情に共感を示した。そのうえで「イスラム教徒が自らの宗教を実践する権利を持っていると私が信じていることをはっきりさせたい」と言明。「米国の宗教の自由に対する約束は揺るぎないものでなければならない」とも述べた。

 さらに、同時多発テロ後、「我々が誰に対し、何のために戦っているかを常に思い起こそう」と語り、国際テロ組織アルカイダは「宗教指導者ではなく、テロリストだ」と強調。イスラム教そのものを敵視しないよう呼びかけた。~朝日新聞より