古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

ピアニストの消息

2010-11-05 19:31:43 | クラシック音楽
ピアノの生徒の一人がシューベルトの作品90の即興曲1番を練習中。
これを聴くと、昔の舘野泉さんと、Ken Noda の演奏を思い出す。
舘野さんは近く仙台でのコンサート予定しておられるが、もう一人の
Nodaさんの 消息が気になった、

多分80年代後半だろうか、ラジオから流れてきた演奏に聴き耳をたてた
ことがあった。曲目はあまり演奏されないモーツアルト15番ソナタに
シューベルト即興曲1番にガーシュインのラプソディ・イン・ブルーに他は
あったかも知れないが忘れた。
演奏したのはアメリカに住む日系のケン・ノダという名前だった。当時
テープに入れたのでしばらくは繰り返し聴いて、また来日したら生演奏を
聴きたいと思っていた。

古楽に傾いてからピアニストの動向については全くわからなくなっている。
今も活躍しているかなと思い、ネット検索してみたら、少し分かった。

5歳からピアノを初め、バレンボイムにつき、世界の名だたる指揮者とも
共演(多分この頃期待される若きピアニストとして日本にやってきたのだろう)
ところがコンサートピアニストとしては退き、91年からメトロポリタンオペラの
芸術監督ジェームズ・レヴァインの助手をしているという。歌の伴奏は
多くしているようだし、指導もしている。現在50歳くらいだろうか・・。?
パールマンや歌の伴奏などはYoutube でも聴けたがちょっと物足りない。
あんなに素晴らしいピアニストが、、ちょっと残念な気もする。

もうその貴重な演奏テープは処分してしまってない。やはり捨てたらおしまい。
これから気を付けよう。今は聴かなくても聴きたいと思う日がくるしれない。
コメント (8)
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