今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

椎茸のリゾットと空豆のクリーミーなタリアッテレでブロスや名称の違いを確認。

2021年04月13日 | 今日の料理
本当は椎茸シリーズリゾットのまとめ(←オレンジは近年リンクにしている)に書き足していこうか?と思ったが、あまりにも美味しかったので。

「椎茸のリゾット」(チキンブロス+乳製品+椎茸)

チキンスープ(鶏肉を茹でた残りの湯)と、共に良さ気な椎茸があったので

薄く切って

ニンニクと玉ねぎをきざみ(カレーと間違えて玉ねぎが多かった)

オリーブオイルでジックリ

椎茸を軸から炒め入れる

焦げ付きそうなら水を足して
(特にニンニクが焦げ易い)

サッと僅かに塩コショウ

洗わない米を投入し油脂分が回って米が鍋底にやや貼り付くようになったら

無添加の白ワイン又は、or水9:酒0・5で割ったモノを入れ

水気が無くなったら、温めておいたチキンブロス(鶏を茹でた後の茹で濃過ぎたのと汁が足りなかったので水を足して沸かしたモノ)をジャバーっと最初は少し多めに入れ

全体を14分~ぐらいで仕上げようかな・・・

汁が無くなってこすると鍋底がみえるようになったらチキンブロスを足して適宜混ぜる方法で私は作っている。

そろそろ、混ぜないで放置しておくレシピも身に付けたいなって。
(出来れば飲食店みたいに5割火を通しておいて食べる分だけ、その場で瞬時に仕上げる方法もやってみたい・・・)

火からおろして、バターと細かく刻んだチーズ(←本来削った粉チーズを仕上げの段階で入れるが普通の家庭にはそんなの用意されていないのでスライスチーズを適宜切ったモノの為、先に入れないと溶けないので一緒に入れた
を入れ、よくかき混ぜモンテをする。

で、塩コショウで味を整え(←結局これなんだよな・・・

椎茸のリゾットが完成~

冒頭でも書いたが椎茸だけなのに超絶にウマい・・・

多くの人はキノコを別のフライパンで炒め、仕上げの5分ぐらい前に入れたり、
戻しポルチーニの時やドライキノコ類の時に、一緒に入れて煮込むレシピが多い
なんかキノコの出汁を出し切りたくて、最初から1つの鍋で仕上げる方式にした。


「空豆のパスタ」(野菜ブロス+乳製品+空豆)

リゾットは(少量なら楽しいので)何回かは作ってきたし、
以前枝豆で、ずんだのリゾットや、ずんだのパスタを作ったが、
そろそろ大人なので少しクセのある空豆もいいかなーって。

野菜系のイタリアンにブロスを使う場合野菜を茹でて作ったブロス又はチキンやコンソメストックを使うらしいので、キャベツの芯と、

茹でてあった空豆の皮を向いて

芯と皮を茹でて

濾し、(なんちゃって)野菜ブロス
空豆を茹でる時に塩が入っているので、その塩分を計算して調理をしていく。

出汁を冷ましつつ、その間に生地を練って

麺、いや幅広のパスタにし、フィットチーネとかタリアッテレ風に。
(余った分は冷凍しておこう)

(器具が溶けてしまうのと空豆の色を少しでも活かしたいので)冷めたブロスを取り分けた空豆と共にフードプロセッサーにかけるペーストにする。

最近、鍋で作るパスタにハマっているので、鍋にバターを溶かして

空豆のペーストを入れ、容器に牛乳を入れ

シェイクし、付着したカスも鍋に入れれば後で洗い物がラク

粉チーズが無いので塩コショウより「先に」←イタリア人ではないのでイチイチ揃えてられん)スライスチーズを細かくしたもので代用

塩コショウで味を整え

茹でたパスタと鍋の中で和え

数粒残しておいた空豆と合わせて完成。

クセの強い空豆だけれど、ミルクやチーズのおかげで、風味が和らぎ凄くまあるく食べ易くなった。
凄まじく美味しかった。


オマケ①:「(冷蔵庫の中で放っておいたので僅かに乾燥をしている)エリンギのリゾット」(野菜ブロス+乳製品+やや乾燥したエリンギ)

上記の(なんちゃって)野菜ブロスが余ったので

オリーブオイルとフライパンで炒めて作る味が強めのレシピを採用
(やはりフライパンで炒める又は焼くって行為は食材にストレスがかかり味が強くなる傾向にある気がして
ただ、乾燥をし過ぎていたら水で戻して、その戻し汁もブロードとして使っても面白いかも←徹底的に乾燥させて違いを学んでみてもよかったかな・・・

軽く塩コショウ

皿に出しておく

そのフライパンに水や湯を入れグレービーみたいにこそいで

野菜ブロスに混ぜて使ってしまおう。

今回は駒かい工程は冒頭の椎茸のレシピに譲るとして、
蓋をして比較的かき混ぜないレシピにしてみた
(あまり蒸発をしていかないから、米への浸み込みが悪りいなー)

出来上がり5分ぐらいまえに炒めておいたエリンギを加える作り方を採用

少しサラっと。

う~ん、不味くはないんだけれど・・・、

ブロスが空豆の皮とキャベツの芯を煮た茹で汁だけなので、少し青臭みがあるかな
これだと(無添加の)白ワインとかなにかでもう少しコクを付けても。

今回3パターンを作ってきて、ブロスについて何か見える事がないだろうか?

私には少し、ブロスと家庭料理についてぼんやりとだが見えたモノがあった・・・

オマケ②:タリアッテレとフィットチーネの違い。
メーカーや地域によっても違うし明確に規定された違いは無いのだが、調べた所、

タリアッテレ→中北部→軟質小麦→卵を入れないと軟質小麦はパスタになりづらい。
フィットチーネ→中南部→硬質小麦→ブジアーテみたいに水だけでもパスタになり易い→タリアッテレよりやや幅広の事が多いが細目なのもある。

あまり明確には決まっていないらしいので、なんとなく作り手が「これはフィットチーネだ」と言えばフィットチーネであり「タリアッテレだ」と言えばタリアッテレでも許されるみたい。
そういうのって良いよね。。。大人だと思う。



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