今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

ヌイユ。

2017年10月17日 | 素材
イギリス料理ばかりやってきて、他のも良い部分だけ少し取り入れてみようと、出来る範囲でフランス料理を勉強してみようと思った。

 ヌイユとはフランス料理の付け合せなどに使うパスタの事で(ヌードルのフランス語Ver.がヌイユだと思って差し障りは無いだろう)、強力粉と卵・塩だけで作る。
中国や台湾の伊府麺みたいなもので硬い。

強力粉90g~100g・卵・塩(本当にひとつまみ、多くてもダメだし、少な過ぎてもあれだし)
※パスタみたいにあまりオイル類は入れないようだ、オイル類を入れるとラクなんだけれどな~

粉に塩を混ぜておく

ふるうともっと良いが、ま、今回は良いか。よく混ぜて

そこに卵を中央に落として

たこ焼きお好み焼きの生地の様に周りから少しづつ崩していく。

かき混ぜていると餃子の皮みたいになるので、ボウルの底にくっつかなくなったらOK

濡らした布巾をかけて(もしくはラップに包んで)生地を20分~30分冷蔵庫で寝かす。

まな板で(左:生地を丸めた物)、

少し伸ばし、(※打ち粉も要らなかった、無駄に洗い物を増やしただけだった

メモリを1番拡げたパスタマシーンにかける(生地の質が硬く千切れ易いので焦らず)。

1回かけたら3つ折りにし、

90度向きを変えて又パスタマシーンで伸ばす(硬いから気を使いながら)。

更に3折りにして【何回か】かけて、硬かったらパイ生地みたいに体重をかけて少しづつ伸ばしてから

パスタマシーンにかけて少しづつメモリを薄くしていき、1mm~2mmぐらいの薄さにする。

それを20分干すのだが、横着してハンガー(料理用)にかけておいた。
干さない場合は打ち粉が必須。

お湯を沸かし

乾燥した生地を扱い易い適度な長さに切って(あまり長く無くても良い)、

包丁で1cmぐらいの幅広に切る。少し広かったので7mm~8mmでも良いかなって。
調べると凄く細い3mmとかもあるらしいので適宜適応で。

切ったらくっ付き易いのですぐに熱湯へ

麺を入れて湧き上がってきたらここで差し水をすると少しコシが出る。2分~3分茹でる

リンゴと豚肉を煮た時のソースが余っていたので、チンし、

塩・胡椒と共に絡めてみた(皿は洗い物を1つでも減らす為、このまま=余ったソースを食べきる事に重きを置いていたので)。

今回はヌイユがメインでパスタソースまで作る気はなかったので、これで完成。
本来メインの料理のソースで食べる付け合せの品でもあるから、余ったソースで良いと思うんだよね

凄まじい、美味しさ。少しコクのある「きしめん」とかのもう少しコシがあるモノに近いかも

なるほど、実際に作る前は解らなかったが、確かに、パスタとは似て非なるものだわ。

※因みにうちのパスタマシーンは裁断が5mmらしい

やはり今回は太麺だし包丁で切って正解だったわ。




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