今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

えんがわ(と手羽先について少々)

2020年10月02日 | 素材
エンガワといっても魚のエンガワではない、

手羽先の部位を使ったモノを「えんがわ」と呼ぶらしい・・・

手羽先の先を切り離し、肉を切り開いて、

今回は骨を外してみようかな・・・

で、実は・・・
えんがわというのは、こっちの手羽先に付いている先の部分を使い、

皮をこそげ取ったモノの事をいうらしい・・・

本当に僅かな部分なので、鶏、いや取り辛い
(怪我しそう・・)

8個目、段々慣れてきたので、取り方としては縦に切れ目を入れて

一旦外に包丁の刃先を入れ切り離していくと、まあなんとなくやり易いかも

で、今度は外側にこそぐのが、なんとなくこれが早いかな~って・・・・
(あんまりやらないからな~、こういうの・・・)

串に刺す時はあまりキチキチにせず、少し隙間を開けるように刺すと、焼いた時に反り易すいこの部位について見栄えの対応になるらしい。
(↓手羽先8個でこの量ですよ・・・手間暇時間価格折り合いなのだろうな・・・)

折角だから、普通のモモ肉と、骨を抜いた手羽先、えんがわ、で味比べ

えんがわが小さいので先に焼けた。

基本、「自分は」塩という事もあるが・・・)
タレで食べる人が多いようだが、この素材は初めてなので、塩と(皮をこそぐのに撮影と多少の手間がかかってしまったので)胡椒を少々かけた。
(もたもたして時間が経つほど、鶏のニオイが出てしまうからね・・・毎日の鶏の仕込みで「鶏わさ」だけが唯一、あんまり食べたくない料理って感じ・・・家がお肉屋さんの子供が、意外にお肉が嫌いな人が居るという理由はこういう事に似ているんだと感じる)

食べてみると、皮とも少し違う、僅かにコリっとしたものに近いプリプリで、少し表現が違うかもしれないが皮と肉の間、やや皮寄りのような、とても不思議な食感。。。

博多の皮串にやや似ている気がするけれど、味が違うような気がする。

私は皮は1度ボイルする事で、
串に刺し易く、
焼き上がりも早いからお客様に提供する時間も短縮出来るし、
プリっとした食感に仕上がる
(何日も焼いておいて温めるってことは俺はしない派)
のでボイル派だが、
生の皮から焼くとグニュグニュする感じなので別って感じがする。
絶対にどっちが正解なんてモノは料理には無いのだろうが・・・

えんがわは、そのどれともやや違う感じはすると思う。
しいていえば、「さえずり」と皮の中間って感じの表現でもいいか?・・・も?・・・?

(にしても手がかかるな・・・)
なるほどな~、こういう普段ならスープにしてしまうか捨ててしまう部位でも、集めれば1本の高級な串として値段設定を出来るモノなのだなー
(自分にはこういう知識が無いんだ)

因みに今回、
手羽先の骨を抜いたモノと、
普通のモモ肉を、
食べ比べたのだが、

骨を抜くと、ダイレクトに普通のモモ肉と比較出来るから、結構、手羽先の油脂分が多く(そりゃ美味しい訳で・・・)、具体的な比較が出来、違いが明確になった!!

「オマケ」

余った手羽先の骨と、手羽先の皮を削いだ後の骨はスープ出汁でも取るか・・・

スープも出来たし。

これでリゾットカレー又はラーメンでも作るか・・・



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