今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

IKEAのエルダーフラワーシロップでグラニテ・かき氷機・抹茶金時のシロップと練乳作成。

2021年06月21日 | スイーツ
IKEA(イケア)のドリンクバーを
エルダーフラワー(←基本これ)
洋ナシ(←ふだん洋ナシはクセがあるからあまり食べないのだが、意外にこれはスッキリとしていて、洋ナシがダメな人でも飲める感じで好きだった・・・)
ラズベリー
檸檬
4種類制覇したので・・・

因みに度々ツンブロードツンブロードの原型でもあるフラットブレッドヤンソンさんの誘惑フィッティパンナホットドッグでスウェーデンやIKEAは出てくるが別に流通業界の関係者ではないので、そこんところ宜しく!

『先ずは割って飲んでみる』

個人的に好きなエルダーフラワーのシロップを手に入れた。
(イギリスのパーティーの食前酒としてこれを使った大量のカクテルみたいなモノをサーブすると何かで読んだことがあったので探していたんだ・・・)
開封後、周りの輪っかが残ってしまったらそこにシロップが入るとベタ付くので(怪我をしないように)ペンチやニッパーかハサミで取ると良いだろう

最初なので炭酸で割ってみる。
(おお~、美味しい・・・)

7倍稀釈が望ましいらしい・・・
解かってはいたがストレートで舐めたらキツかった・・・
(それでも一応、原液を確認をして学ぶ!!)

水で割っても美味しい。

あの味だ・・・

『グラニテ(仏)・グラニータ(伊)orグラニタ』

かき氷機を使わない方法として、甘いシロップにフレーバーを付けて凍らせながら、かき混ぜ、又凍らすことを繰り返すグラニテがあり、コース料理の途中で出てくるお口直しで使われたりもする。

基本、冷たくて甘いものがあまり好きではないので、今まで作ってこなかったけれど、そうもいかない時も人生にはあるので。
団体客の忘年会等のコース料理のデザートの加工や発想だと、瞬時に20人前とか出さないとならない時もあるので(ホテルの作業とかはもっと凄いのだろうな)、最初に盛ったモノを溶かさないように、力づくではどうしようもない時があるので、私は手伝っている店舗側から「自由に判断をしてやって良い」と言われていたので、(12月の繁忙期は)先にいくつもピ〇みたいに凍らせておいた。

で、グラニテに戻るが、とりあえず解からないので(結果先に言うと砂糖が多かったのだが、失敗を恐れず先ずやってみる!)
水170ml
砂糖50g
の2:1欠で試してみる。
(本当は水に砂糖を溶かないと焦げ易いんだよな・・・)

シロップを作る。

適度な所で器へ移し、急いでいるなら冷煎

冷めたらエルダーフラワーシロップを追加
これも解からないので30ml入れた。
人間ってのは冷えると味覚を感じヅライので、多少甘めにしておいて、もし甘過ぎたら次に作る時に減らしていけばいいかなって、かき氷があまり好きではないので、次に作ればだけれど・・・)

バットの中で作ったり、
ジップロックやジッパー付きの保存袋に入れ、こぼれないようにバットに入れたりするのだが、
冷凍庫に入るようなバットは無いので・・・

ジップロックでいいか・・・

空気をなるべく抜きながらこぼさないようにピッチリ閉める。

冷凍庫で平らにして凍らし始め

途中揉み込んだり、

空気を入れつつ、中をかき混ぜたりして練っていくのだが

砂糖が多いと中々氷ヅラく砂糖が少ないとシャーベットみたいにコシが出ないので塩梅が重要らしい・・・

『かき氷のシロップの簡単な作り方』

エルダーフラワーシロップでフレーバーも甘みも付いているのだが、かき氷のシロップって作れるらしいので

その日中に処理をしてしまうなら好のジャムを水で割るだけでいいらしい(2:1ぐらいが理想らしいが、好みや目分量でも)
へ~、こうやって出来るんだ?
加熱していないから保存は効かないだろうけれど、その場でパッと作れて、これは便利!!

『グラニテの盛り付け』

グラニテと甘夏のシロップ

ジップロックはグラニタを器に移したら、甘味でベタ付くのが嫌なのでサッサと洗ってしまう。

こんな感じで小さなシェリーグラスみたいなのに盛ると雰囲気が出るかなぁ・・・

ただ甘い・・・
口直しで使うのでグラニテはシャーベット等のソルベよりは糖度が高いとはいえ、甘い・・・
シロップをかけなくても甘い・・・(かけるともっと甘いが)

こりゃぁ、太るわ・・・もう少し砂糖を減らすか、シロップを減らしてもよかったのかもな・・・
例えば
水170ml
砂糖30g~40g
エルダーフラワーシロップ20ml~25ml
とか、どうだろう???
(日本人だし、四方を海で囲まれた湿度の多い地域に居ると口内の乾燥が大陸と比べると少ない事も関係をし、口内が濡れていると味覚を感じ易い事もあるし、甘いもの自体があまり好きではないので=というか素材には味があるので味が付いているモノ自体があまり好きではないから=このぐらいにしてみたい・・・)

でも、まぁ、確かにグラニテ(グラニタ・グラニータ)は出来た。
食べた事があるグラニテだ、フレンチはあまり食べないけれど、六本木の老舗イタリアンだったか(←敢えて名前は伏せておきましょう)、何処かで結構前に食べたような・・・

しかも今回は、最近ハマっているエルダーフラワーシロップのグラニテ
氷で稀釈をしてあるし、そんなに花っぽ過ぎず、酸味料もアクセントになっていて中々ゴージャスっぽい華やかな味になった。

甘くて全部食べる事が怖かったので、器ごとシロップと共にジッパー付きの保存袋に入れ

冷凍をし直しておこう・・・

この甘さだと3日~4日かかるな・・・
今直ぐに糖尿にはなりたくない・・・
甘いタピオカとか飲み続けている若い人達は大丈夫なのか?


『かき氷機を初体験』

今度は氷を作って

国産メーカーとネットで書かれていた「パール金属」のかき氷機で削ってみよう!!
(色々迷ったがやはり国産のメーカーを応援)
何事も勉強だ!!
最初自動にしようか?迷ったが、やはり回さないと気分出ないなーって手動にしてみた。
結構氷が入るが、刃に気を付けながら氷が刃に水平に当たるように並べるとより作り易い。

氷を押す蓋に当たる部分を回しながらセットして

いざ回してみる!!
(昔、神保町のとある店でもっとちゃちい玩具のかき氷機を使って中々削れず、汗だくになって熱中症気味になった事はあったが)
まさか自宅でかき氷を作るとは・・・

結構削れた。
あ、グラニテとは全く違うわ・・・
エルダーフラワーシロップをかけたが、ちょっと粘度が足りないので、結構下に沈んだ印象。
ガムシロみたいな粘度に混ぜれば丁度良い粘度になるのだろうか?

余った氷はそのままにしておくとポタポタと溶けた水滴が垂れてくるのでグラスにでも・・・

余っていたグラニテとシロップを乗せたりして食べてみた・・・
美味しい~
というかリッチな気分俺は安上がり。
やはり多少粘度があるモノの方が味が乗り易い。

味が無くなったので、フローズンダイキリみたいに甘いリキュール類をかけてみよう・・・
左から、
梅酒
コアントロー(←オレンジの風味がするリキュール)
あんず酒(←黄酒として、餃子焼売小龍包等の点心類の肉餡の旨味とは又違う甘みのコクや風味として使っていたモノ)
これはこれで甘ったるくなくて、サッパリとした感じ・・・
ヘミングウェイの形式上の遺作「海流の中の島々」にもフローズンダイキリが出てきた気がして美味しそうだった。
(因みにヘミングウェイはシロップ抜きのフローズンダイキリを愛飲したという)
個人的にはキング以外の米国作家よりも英国や仏国の作家の方が好きなのだが。
勿論日本のもメディアにゴリ押しをされた人の作品ではない本が好き。
もう賞とか信じられんもの。

余っていた苺シロップをかけて。

あ、かき氷っぽくなった・・・

『抹茶金時』

偶々別件で使った時に余っていた市販の餡子が余っていたので宇治ではないが抹茶金時を学んでみた。

抹茶シロップ

抹茶なんて高くて買えないので
コーヒーのロースト種ばかりでアラビカ種は高いし、日本人のお茶離れが進んでしまうなー)
コンビニの抹茶水羊羹スプーンで細かくして、水を入れ鍋にかけると溶ける
(足りないより余ってもいいし、多少なら水が多くても蒸発をするから、量はあまり考えなかった、ただ加熱をし過ぎるとお茶の香りが飛ぶのでそこだけは注意をした!!)
冷めると羊羹の中の寒天やゼラチンが固まり出すので、敢えて水を僅かに多くし、固まっても液状部分があるように想定をし「気持ち」水を増やした(目分量と舌だが)。

もし糖度が足りなれば砂糖を足して
(私は甘いものがそんなに好きではないので入れなかった・・・)

冷ましておく・・・・

いい~んじゃない?
自身で作ると比較的安全だし、そんなに甘過ぎなくていい。

因みにここにお餅を入れると抹茶味のお汁粉になる。
色々考えて抹茶羊羹を溶かす事を思い付いた時、MAKE魂に火がついたのか
俺天才~!!!とか、その日ずっと思っていたけれど、調べたら結構羊羹を溶かしている人々が多く有頂天ーになっていた自分がちょっと虚しい感じ・・・。

白玉

最初コンビニスイーツで白玉を買ってきて乗せようか?迷ったが、高いし、偶々白玉粉があったので

疲れていたので計測せず、少量だから適宜水で溶きつつ、耳たぶぐらいの柔らかさまでザっとこねてから、丸める。

沸騰をした湯に入れ、

浮いて来たら、

更に1分~2分

網杓子ですくって冷水で冷やす。

白玉なんて普段あまり作らないので焦った(美味しいのは知ってはいたのだが・・・甘いもの自体がちょっと・・・もう)。

練乳

偶々かき氷について調べていて見付けたのだが、練乳って砂糖と牛乳だけで作れるんだ?
(これもやっている人が結構多かった、みんな人生を楽しんでいるんだな)

飴とかを作る要領で、牛乳を少し温めてから大量の砂糖を入れまくり・・・
こんなに入れんのかよ・・・
一応味はミ〇キーとかそういう「甘さ」を目指した。

かき混ぜながら焦がさないように火加減を調整をした牛乳が半分に蒸発をしたら、液体状でも器に移し

冷煎することで粘度が出てくる。
白玉も水滴をきっておく

因みに砂糖の粘度で少し洗いヅライ鍋は白玉を茹でた湯をとっておいて洗うと直ぐに落ちる。

(練乳ってこうやって作るのか~)

制作

今回は、付属の製氷器に入れて、それを削る事でフワフワなかき氷を作ってみよう・・・

凍ると体積が減るのかな、もっと大きく凍らせてもよかった。

氷に抹茶シロップをかけるんだな・・・
外だと高いし、甘いものも冷たいものも普段食べてこなかったから解からなくて(最近やっとアイスを食べるようになって)
最初間違って餡子を乗せてから抹茶シロップをかけ始めててから、「違う」と気付き、又取りハズして撮影
(急がなきゃ溶けちゃうっ、溶けちゃうっ)

で、上に餡子(餃子に観えた、俺疲れているのかな)を置いて、その上から練乳をかける・・・(甘いので適度に・・・別の器に練乳を入れて食べる人が自分で好きなだけかけるイギリス式でもよかったのかもなー)

なんとか色々あったが出来たー
ショーウインドーでしか観た事がなく食べた事が無いモノを作るって迷いも多い!!

上を食べたので練乳だけでも美味しい。

なるほどな~こうやって作るのかー、色々と(実際の体験で)学ぶ事が出来た気がする。


『失敗をしたオマケ』

かき氷機が無くてもかき氷が作れるというので普通の水で出来ないか?やってみた。

中々凍らなくて、フォークで削れる頃には結構塊になっていたのでミキサーにかけてみた

刃が傷みそう・・・
(一応出来るとは書いてあるけれど。。。)

う~、なんか違う

余っていた苺シロップをかけてみたがやはり失敗は失敗だな・・・


『オマケ1』

余った練乳をベトナムコーヒーを参考に、紅茶に入れてみたら

蜂蜜を使ったミルクティーのキャンブリックティー少しアッサリとクセが少ないVer.みたいになった。

蜂蜜とか甘いもの(特に甘い飲み物)がそんな得意ではないので(←スフレを作ってから蜂蜜をあまり使っていないし)キャンブリックティーは苦手なのだが、これなら飲めるかも。

『オマケ2』

その後、抹茶シロップは悪くならないうちにレンチンをして

餅を入れ、抹茶お汁粉にしたらこれが絶品だった!!
(焼き餅ってカリっとした部分が歯を入れた時に鋭角的に割れ、口内に刺さるから、私は苦手なので茹でた←茹でた餅を知ってから餅を食べるようになったし・・・そのうち焼いたのも好んで食べるようになるかもなー、ただあまり噛まないから自分が心配・・・喉に詰まった時の為に掃除機を用意しておくか・・・)
しかし、なんちゅう美味しさだ・・・

まだ汁が余っているので、これって悪くならない限り何度でも自分自身の器で使い回しが出来るんじゃね?と思った瞬間、ふとそこから何故、和菓子ってこんなに甘いのか!!?
もしかして、何度も使う事を想定し、コンフィとかツナ味噌漬物ではないが保存が効くように味を濃くしてあるのではないだろうか?
(私はサラダ的な漬物も好きだが・・・)

餡子が中国から渡ってきたということで、ヤケに甘さが強い(←又は全てに甘味を入れないと気が済まない)のは大陸的と考えられなくもないが、
資源に限りがある島国にとって、保存とかの観点から、この甘味の強さで使い回しも?想定をしていたのでは?ないかな?って悠久の歴史にロマンを馳せた。

もしかしたら~という、なんとなくの推測だがね・・・

『オマケ3』

エルダーフラワーシロップは冷蔵保存!!

いかん裏面の説明書きを読んでいなくて知らなかった・・・
(まだ間に合うかな・・・)

『オマケ4』

相変わらずここに書くと直ぐに(無くなったり味が変わってしまう哀しい事が多いが)、小売店の棚から抹茶羊羹が撤去されてしまった。
(まぁそんな作るってワケでもないんだけれどね・・・


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする