今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

少しシナモンが食べられるようになった!!

2021年06月20日 | グルメ
味蕾とは味を感じる細胞の事であるが、黄色人種の味蕾は他の有色人種や白人に比べ数が多い。
因みにウサギさんは人類の約2倍の味蕾の数で、鯰に至っては全身が味蕾なので人類が感じる味覚の20倍ともいう。
(比べる事は良くないが、他の動物に比べ、意外にも人類って凄くないらしい・・・だから進化を遂げたのかもしれないが・・・)

 外国のお菓子を食べると解かるが、例えばチョコレートなんかでもたとえカカオの混入成分が多いダークチョコレートであっても結構甘さが強い事が多い。
(やはりダークだな・・・)

住んでいる環境によっても味の感じ方は変わってくると思う。
島国では湿度も高いし、普段から新鮮なモノを獲れたので、素材の味を活かす料理法が発展してきたし
大陸では奥地に行くほど、首都圏を敵から防衛し易い為に、ワリと首都が内陸部にあった為、輸送の途中で腐敗防止の技術が発達し、香辛料や調味料で腐敗を防ぎ、それを活かす料理方法になってきたと私は推測をしている。
乾燥をしていると口内の唾液が足りない分、ワリとガツンとした味になりがちだし。

それで今までシナモン・ニッキ・山椒(花椒も)・バニラエッセンスやバニラビーンズ(僅かな刺激)・序にパクチーが、あまり得意ではなかったのだが
(ベトナムとかあっちのアジア地域を旅している時は、もう頭の中をシフトチェンジしないと、ほぼ全てのモノにパクチーが・・・って感じだったが)
なるべくシナモンが入っているモノも避けてきた。
イギリス菓子でそれだけが唯一、受け入れられなくて、アップルパイでさえ、シナモンは入れないか少し減らす感じにしていた。
米国や仏国のはキツいんじゃ!!
ただイギリスの場合、フランスとかアメリカ等の大陸程シナモンは効かせ過ぎていないような気がするし、
(なんかやっぱりフランスとかアメリカとかドイツとか陸続きの所は結構キツい気がする・・・風味強めというか・・・アドベント菓子なので少しづつ食べるモノだから保存が効くように作られているからかもしれないがシュトーレンとかガチなヤツはシナモンが強過ぎて・・・「う!!?っ」となる・慣れている人は香辛料だけれど唐辛子とかと同じで段々麻痺をして濃くなるし・・・)
イギリスも実際そこまでは効かさないと英国料理の何かに書いてあった気がする・・・
島国の地形効果だし湿度とかで口内の唾液量の差異による、素材への滑らかさに対する違いから、味覚を感じ易いからだろうか・・・更に狭い島国が四方を海に囲まれていて運河文化だったので、寒さも相まって、新鮮な素材を首都圏まで腐敗する前に輸送を出来ただろうし、ロンドンが江戸みたいなもんで、パリを京都に置き換えると解かり易いのかも・・・)

それで、IKEAへ行くとスウェーデンのシナモンロールが以前からあるのは知っていたが、
(なんでどちらかというとイギリスに緯度的に近い白人なのに、シナモンなんだよ~て、シナモンが苦手な自分は内心いつも目を逸らしてきたが・・・)
ちょっと理由あって気になり出したので勇気を出して食べてみたら、
あ、美味しいじゃん!!
そんなにシナモン・シナモンしていない!!
(助かる・・・これなら食べられる)
なるほど、確かにイギリスの菓子に近いシナモンの適度な度合いって感じ
(寧ろイギリスより食べ易い、カスタードの海に潜水艦のように沈んだイギリスの伝統的なアップルパイ以外、日本で食べる英国菓子しか知らんが・・・)
凄く食べ易いパンだった。

その後、北欧のトラディショナルなシナモンが効いたVer.も食べてみたのだが、
ややこっちの方が油脂分が多く感じるけれど、まあ食べられないシナモンの量ではないなと。。。

多少、シナモンが食べられるようになった!!(多分)

その後、スウェーデンのチョコを
アメリカとか欧州のいくつかの国みたいに(チョコは安いのしか食べた事が無いがスイスやベルギーが甘めだったような、お土産で頂いた高いオーストリアのチョコは美味しかったが)、アメリカみたいにもし甘過ぎたらどうしようと、恐る恐る食べたら、
あ、この甘さなら食べられるわって。

スウェーデンって、よりナチュラルに近いのかな???
料理だけでなくDIYの事もそうだが素材を活かす事に価値観を置いているというか・・・

 ところでスウェーデンってどんな所にあるのか?今、世界地図を確認したら
(まだソビエト連邦がある頃の地図なので凄い事になっている、この持っている地図上はまだチェコスロバキアになっているし、少し古いが、今「プラハの春」のソ連・東ドイツの進行と政治介入を勉強し直しちゃった・・・)
 ベルリンの上にデンマークがあり、その上に左ノルウェー・右スウェーデンって感じであるのな。
で、湾を挟んで反対側がフィンランド・・・
スカンジナビア半島って、こんなに入り組んでいたのか・・・

因みに大人になると緯度経度をどちらか?忘れてしまうので調べてみたら
昨今では・・・、
緯度は(最初の文字を)口を横に開くから横の線
経度は(最初の文字を)口を縦に開くから縦の線
と小学生は覚えるらしい・・・

う~ん、勉強になる・・・


コメント
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