今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

翡翠餃子を学ぶ。

2017年08月07日 | グルメ
餃子の餡が余っていたので、子供の頃に料理雑誌などで憧れた翡翠餃子を勉強してみた。

「蒸し」と「茹で」両方試すので、

蒸し器の巨大な鍋で多めにお湯を沸かす

強力粉(強力粉だけだとパン臭いので、強力粉3:小麦粉1の割合にした)を量っておいて(少し多目に

茹で用にお湯を取り分け、

ホウレンソウを茹でる。ホウレンソウが時期ではなく高かったので冷凍を初めて使ってみた(外国産かぁ~・・・メーカーを信じよう・・・冷凍だと3~4分ぐらいか)。

水にとって(茹で汁を少し取っておくと良い)、冷やしながらこれで色止めをする

繊維が刃に引っ掛からないように少し切って、フードプロセッサーに入れ、
茹で汁を少し入れるとかき混ぜ易い

ペーストに。

粉と混ぜて(パスタと同じだな)

餃子の皮はお湯でこねてグルテンを活性化させるイギリス料理のホットウオータークラストと同じなので湯を加える。

よくこねるのだが、ホウレンソウのペーストはワリと水分が多いので粉が足りなかったら足す(←我ながらなんてアバウトな・・・手の感触で解るハズ)。

少し寝かす(小分けしてから寝かせても良い)。

長細くし、中央から→

外側へ転がし伸ばしていき

ニョッキの様に切り分ける。

粉をまぶしておいて、タネが完成(ここで寝かせる人も居る)。

伸ばして、下手だな1度お団子の要領で丸めてから手で潰して手でピザの様に伸ばした方が麺棒を使うより丸くなった)↓

包み(茹でると超巨大に膨らむ)、

沸かしておいた湯を沸騰させて

茹で餃子は浮いてきて、透明になったら穴開きお玉ですぐ上げ器によそう

まだ蒸し器に湯が余っていると思うので、レタスやキャベツを敷いて(そのままで多少は大丈夫なのだが、多少だけれど)10分ぐらい蒸す。

翡翠茹で餃子と、翡翠蒸し餃子の完成。

餃子は肉も野菜も主食も入っているから完全食と言われるが、ほうれん草の栄養素がプラスされ、更に完全食になる。
(餃子が強過ぎて「ほうれんそう」臭くない無い!!)

余ったら、後日、豚肉や鶏肉などを茹でた時に余った出し汁に酒又は紹興酒(無ければ何か安い老酒系のお酒が美味しい)・塩・醤油・胡椒でスープにし、サッと茹でて、

仕上げにラー油で風味を足して、スープ餃子に。

これこそスープも加わった更なる完全食だな。

ご飯を炊いていなくても、元々完全食なので、このままで何食かいける!!

POINTは山ほどあるのだが、作っていると勉強になるのではないだろうか?
ただ、ホウレンソウのペーストを加えると、水分が結構多いので粉の量やこねる時は注意だ。生地や手の感覚で解るハズ!!

高いから中々食べられないんだよなー、でも自分で作った皮はオイシイ



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