今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

原始的にフラットブレッドとフライパンでパンを焼く事について

2021年04月19日 | 素材
IKEAのツンブロードを作る前に調べていたらフラットブレッドというモノが原型であることが解かったので、まだツンブロードを作る材料が揃わない為に、
先ずは腕ならしでフラットブレッドを作ろうと粉をこね出した

特に変わった材料を入れる事も無い(逆に言うと家にある材料だけで出来る)フラットブレッドはピッツア生地のナンVer.みたいな感じで
ピタパンとかブリトーチャパティ似ているのだなーって。
中力粉
塩(←最初だし濃いと食べられないからやや薄くした、恐らく何か挟むし)
砂糖(←やや多め)
水(ぬるま湯の方がホットウォータークラスト餃子の皮みたいにコシが出る)
オリーブオイル
ドライイースト

ある程度こねたら自分はそんなこねない派(放っておくとグルテンが出るので)、寝かせて倍ぐらいに発酵をしたら一応恰好付けてフィンガーテスト。
(ほぼ問題無いのは解かっているのだけれど恰好付けたいじゃん)

ガス抜き後分割をして15分のベンチタイム

ふとここで、この生地いつもより上手く出来たなーって気がしたので・・・、
(触っていて違いを感じたので、このままフラットブレッドだけでは勿体ない
そういえば、フライパンで作るパンをやろうやろうと前から思っていて、
中々新しい事に挑戦をするのは億劫でやっていなかったなーって思い出し
(別にフラットブレッドはどうしても作りたいというモノでも無かったし)
フライパンにクッキングペーパーを敷き、4つ取り分けて、2次発酵に回す

フラットブレッドの方は15分のベンチタイムを取った後麺棒でのばしていき
調子に乗ってちょっと薄過ぎたかなー

油を塗らないフライパンで焼く人と、油を薄く塗ったグリルパンで焼く人が居たので、両方を試してみる

まあ、結果は大体解かるのだが・・・

焼けたらスコッチパンケーキみたいに濡れ布巾で包む
基礎は同じだね!!

2枚とも出来たので、濡れ布巾を被せておき、
その間に中身を何にしよう・・・

とりあえず巻いてみるか。

今回は試しなのでトマトの乱切りとチーズ・オレガノ・マヨで

こんな感じか。
おお、美味しい・・・
シンプルな方が美味しいのかもな・・・

少し長く焼いてしまった方(グリルパンの方)は網目に空気が入って乾燥したのか、割れた部分が一カ所。
薄過ぎたという事もあるのだが。

それでもトマトの水分で湿ると巻けた。

「フライパンでパン」

(フラットブレッドの練習をしている間)概ね2次発酵をしたフライパンに入ったオーブンシートの上に置いたパンをコンロにそのままかけて、蓋をし

超弱火で13分~15分
初めてだったので怖いから15分やってみた・・・

やはり上にも膨らむのだなイングリッシュマフィンクランペットみたいに蓋で押さえる結果になってしまったので、(くっ付かなかったけれど)、もう少し深いフライパンでやればよかったかな。

1度皿にそのまま紙ごと出して

1個1個ひっくり返す、あ、焦げている・・・
やはり13分(~12分?)でよかったか・・・?
まあ、いいや切り取れば、最初はこんなもんだ。

そのまま紙ごとフライパンに戻し

又蓋をしてもう片面を13分~15分焼くのだが、今回は焦がさないように13分にした。

で、皿にあけて完成・・・これは楽しいぞ
15分より焦げてはいないが、13分でも多かったか
大きさにもよるのかな?

まあ、でも出来ているっぽい
中華饅とか饅頭みたいだな。

割ってみると、お、出来ている・・・
(思っていたより美味しい)

味は~どうせパン屋さんには敵わないので、何か乗せたり挟んで食べる
焦げた所は切ってしまう

楽しくて、美味しい!!

(昔は=といってもかなり昔だが=フラットブレッドにしろ、オーブンを使わないパンにしろ、これを石窯や焚火近くで焼いていたんだものなー)
改めて人類の食に対する原始的な構造に身をもって触れる事が出来た気がした。



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