肩の荷物を一つ一つ降ろす作業に掛り始めた。明日からはチュティブルサマ(年休を一緒に取りましょうという日)を挟んで四連休になる。作業は暫らく中止で、パンガンダランのサハバッ(友人)とパチャール(恋人)に暫くに別れを伝えに行く。
日本の震災や原発事故を怖がって、日本から逃げていったヨーロッパ人、日本全土が放射能に汚染されている。日本の食料は放射能に汚染されている。炉心溶融を隠していた日本人は嘘つきだとか言っているヨーロッパ人、今回の食中毒についてどう考えているのでしょうか。ヨーロッパから脱出したいと思っているのでしょうか。それとも、自分のところは安全だと思っているのでしょうか。政府や保健省、衛生省などの発表を信じていて、十分なチェックや対策を取っていると信用して、信頼しているのでしょうか。今の状態は、日本の方がはるかに安全、安心だと思うのですが、どう思っているのでしょうか。洗ったり熱湯消毒したりすれば大丈夫と思っているのでしょうか。
私が食中毒について知るのはネットからだけですから、軽々しくこうだとは云えませんが、菌は大腸菌O104と特定されていて野菜からとわかっているようですが、どこのどんな野菜からと云うことも特定できていないようです。スペインのキュウリから大腸菌は見つかったが、今回の食中毒の菌とは種類が違うようで、濡れ衣だったようです。ドイツに住む日本人がドイツから脱出し始めたら、ドイツ人はどう思うでしょうか。
その点、インドネシアの食中毒や密造酒で亡くなる人は後を絶たないし、鳥インフルエンザもあるし、それが、国内や周辺諸国で大きな問題になることはない。またか、と云う感じで、あまりニュースにならない。バソ(bakso)といってミーバソなどに使う肉団子です。牛肉のミンチを直径2Cmくらいのボールにしたもので、どういうわけか、赤くなくて、グレー色をしています。この肉が本当に牛肉だけかというと、そうでもないらしい。鳥や豚ならまだいいが、ゴキブリ、鼠や小さなトカゲや蛇など肉という肉は何でも混ぜる。中には、増量剤として、植物の繊維、紙なども混ぜて作っている。その製造過程をテレビで流している。とにかく、冷たいままで食べることはないので、熱湯で殺菌してあるから、食中毒にはならないらしいし、私も、大好きで安いから、よく食べる。お腹を壊したことはない。
それでも、食中毒事件は日常的に頻繁にあるし、原因の菌は様々らしい。多分、日本人の若者が、食べれば食中毒症状になる食べ物でも、インドネシアの人は食中毒症状にならないという食べ物も多いと思う。
ヨーロッパの人も日本人の若者に近い無菌状態で生活しているから、今後、どんな広がりを見せるのか、心配でしょうね。
ミーアヤムとミーバソ、バソが隠れて見えない。
放射能 食中毒 パニック