節分

昨日は一日中快晴で、いつもの平和公園平和堂からは、御嶽山、中央アルプス、伊吹山等いつもの山並みが一段とはっきり綺麗に見え、
さらに、マンションの煙に遮られて見にくいですが、珍しく白山方面も見渡せられました。
１月に入ってようやく雪に恵まれ、山全体が雪に覆われた景色が見られるようになりました。



そして昨日は節分。
近所の神社でも豆まきが行われ、私も行ってきました。
境内には商魂たくましく恵方巻の屋台も出ていて、近所の寿司屋さんが出しているのかなと思ってつい買ってしまいました。
帰ってよく見たら、コンビニのものでした。
地元神社の催しでも地元の専門店が利用されることもなくチェーン店が利用されることに驚き、がっかりしました。
食品添加物一杯のもので、もちろん美味しくありませんでした。
当地では美味しいお寿司屋さんがまだ何軒も残っていますので、それらの店を使えばと思うのですが。
地方へ行くと最近はどこもロードサイド店が幅を利かし、地元の商店街が落ちぶれてしまって、食事するところもないということを度々経験していますので、
地元のお店を大切にする必要性を切に感じるのですが。

ところで、私の小さい頃当地では恵方巻の風習はなく、ただ豆まきだけしていたような気がします。
３５年ほど前転勤で大阪に行った時、こんな風習があるのを知り驚いた記憶があります。
商魂たくましい連中のおかげで、いまでは全国区の風習になってしまったようですが、
風習から地方性がなくなってしまったり、形式だけ物まねされて風習の意味合いがないがしろにされ商売ネタに利用されたりする風習がまかり通っていることには寂しい気がします。