キクイタダキ①

　今年の冬は早々に寒い日が続いています。今日も西風が強く吹きとても寒い一日となり、いつものように自転車でせせらぎ公園に行きましたが、丸子橋を渡るときには風で流されそうになりました。
　公園に着くとすぐにエナガの群れに出会い、比較的低い所にも降りてきたのでカメラを向けているとキクイタダキもいることに気づき、これまで一枚も満足な写真を撮れていないキクイタダキに狙いを定めました。キクイタダキは明るいところには出てこないうえにとにかく一瞬たりとも止まることがないので、困難を極めましたが、なんとか何枚か撮ることができました。キクイタダキは横から見ると目の周りの白い丸が特徴的です。前にもここで書きましたが、体長10㎝と日本最小の鳥です。

片岡写真館

　洋館造りのこの建築は、明治2年の創業という片岡写真館。店内には帯刀した創業者の肖像写真や明治時代の栃木市内の写真などが多数展示されていました。

栃木病院

　蔵造りの家並みの中にはこんな可愛らしい病院もありました。淡いモスグリーンのペンキで塗られたこの病院は現在も使われていますが、こんな病院に通うのなら少し気持ちも軽くなりそうです。

ホシハジロとオナガガモ

　洗足池公園で撮った写真からもう一枚。真ん中がホシハジロで右端がオナガガモ。左端で眠っているのはオナガガモの雌。こうして改めて見ると雄の衣装はなんともお洒落ですね。ホシハジロは水から上がったばかりだったのですが、すぐに水の中に戻ってしまいました。ホシハジロはどうも池の上に浮かんでいる方が落ち着くようです。

ゴイサギ

　昨日は洗足池公園にでかけ、カモ類の他、桜などの木が植栽されている高台に冬鳥が来ていないかと探しましたが、これという成果なく終わりました。
　ゴイサギはこの公園では普通に見られるサギですが、近くにいたので撮影したところレンズを嫌ったのか1枚撮ったところで翔び去ってしまいました。

蔵の街美術館

　一際重厚なこの蔵は現在美術館として使用されているものですが、この日は休館でした。隣には山車会館があって入館しましたが、館内は撮影禁止のため、大きくきらびやかな山車は撮影できず。山車に乗っている人形が着ている着物は絹織物で栄えた街だけに見事なものでした。

蔵造りの家

　蔵造りの家並みは蔵の街大通りと日光例幣使街道沿いに多く残っていますが、まずは日光例幣使街道を歩きました。分厚い防火用の扉が印象的な家々が立ち並びます。

巴波川

　足利を観光した翌日は栃木市へ。この日もよい天気に恵まれ暖かくなったので、観光には最高の条件に恵まれました。
　足利の駅前では観光案内のパンフレットが手に入らず、あまり観光には熱心ではない感じがしましたが、栃木市の方は観光案内所があって、様々なパンフレットを入手。まずは市内を貫くように流れる巴波川（うずまがわ）に向かい、手こぎの遊覧船に乗船しました。
　写真は遊覧船の乗り場近くにある塚田歴史伝説館で、元々は木材回漕問屋を営んでいた豪商の建物。遊覧船はわずか100メートル程の間を往復するだけでちょっと期待外れの感あり。

ココ・ファーム・ワイナリー

ココ・ファーム・ワイナリーは知的障害者支援施設のこころみ学園が1980年に開設したワイナリーで障害者が作業に従事し、除草剤を使わずに栽培しているとのことです。料理ごとに異なるワインが供されましたが、どれも角の取れた優しい風合いのワインと感じました。現在はカリフォルニアにもブドウ畑を持ち、そのブドウも使っているとのこと。

ばん阿寺②

　ばん阿寺（ばんなじ）の経堂は、えび茶色に塗られた柱と白壁のコントラストが美しい建築でした。この他に鐘楼や多宝塔もあり見所の多い寺でしたが、ココファーム・ワイナリーのレストランに予約した時間が迫っていたので、駆け足での見学となってしまいました。