晩秋の谷戸

　日曜日に町田の谷戸に出かけました。快晴の天気となり風も穏やかで気持ちのよい里山歩きを満喫しました。気温もぐんぐん上がって朝と日中では着ていた服を2枚も脱ぐほどでした。
　谷戸の風景も光も空気もすべて写し込もうとフィッシュアイズームレンズで撮影しました。

ヤクシソウ

　こちらのヤクシソウは一眼レフでの撮影。花の大きさは小さいですが、ヤクシソウは本当に花付きのよい草花です。生田緑地公園で。

電灯

　二の丸庭園近くにあった電灯は見事な彫刻が施されていて、脚の部分はライオン（獅子）足になっています。夜間は点灯するのでしょうか。
　皇居をあとにして神田に向かい、写真展を見る前に美術書専門の古書店に立ち寄って数冊購入したので、荷物がすっかり重くなってしまいました。十数年前に開催された「東大寺の至宝展」のカタログ、安野光雅さんの絵本、土門拳の写真集などなどジャンルはまちまち。オリンパス・ギャラリーでの写真展では、30年程前に指導していただいた野鳥写真家の叶内先生が詰めておられたので、久しぶりに話すことができました。

ヤクシソウ

　ヤクシソウ（キク科）の花には小さなアリが蜜をなめに来ていました。花が少なくなるこの時期、チョウやハチなど様々な昆虫がこの花を訪れます。
　この写真はルミックスＦＸ550で撮っていますが、ルミックスＬＸ5と比べると接写の際の画質はフレアが多く少し落ちるようで、価格差がこうしたところに現れるようです。

生田緑地公園のイチョウ

　生田緑地公園のイチョウも黄葉が始まったところ。

ツワブキ

　ホトトギスのすぐそばにはツワブキ（キク科）の花も。図鑑では初冬の花の項に入っているとおり、一年を締めくくる花の一つと言えそうです。

ホトトギス

　二の丸庭園を歩くとホトトギス（ユリ科）が花盛り。

諏訪の茶屋

　とても趣のあるたたずまいの諏訪の茶屋には鉢植えの菊が。

ナンキンハゼ

　生田緑地公園でひときわ赤く色づいていたのはナンキンハゼ（トウダイグサ科）でした。この木の紅葉は赤だけでなく黄色の葉も混ざったりしてとてもカラフルです。中国原産とのことで、野で見かけることはなく公園などでよく見られます。
　ところで今日は多摩川にカモの観察に出かけましたが、ヒドリガモの数がだいぶ増えたものの種類としては、他にコガモとマガモが少数いただけで、わずか3種の確認にとどまり期待はずれに終わりました。カモの渡りは遅れているのでしょうか。

皇居の秋

　ススキや萩の花など皇居はすっかり秋のたたずまい。雑木林が残っていて下草も刈らずに残してあるので、モズやヤマガラが普通にいるという感じいました。