カワセミ

　昨日は涼しかったので、蓮の撮影と修理から戻ったツァイス双眼鏡の見え味のチェックも兼ねて等々力緑地公園へ。蓮の撮影をした後、双眼鏡を取り出して最初に見た鳥はカワセミでした。カワセミは時々池に飛込んで魚を狙っていましたが、お腹のオレンジ色がきれいではないので、まだ若い個体らしく漁の成功率は低いようでした。

蓮池寸景

　コシアキトンボが強い陽射しをものともせず、蓮の蕾に止まって羽を休めています。
　台風の影響で一昨日からは雨模様の天気となり、猛暑も一服。さらに今日は冷たい空気が入り込んでいるのか夏とは思えないほどの涼しさで、暑さに疲れた体を少し休めそうです。
　5月に点検修理に出していたツァイスの双眼鏡が今日戻ってきました。女子Ｗカップが行われていたドイツの地に2ヶ月間の里帰りでした。ツァイス本社はオーバーコッヘンという町にありますが、小さな町らしくグーグルマップで見ても見つかりません。調べてみると近くにある大きな町としてはウルムがあり、ウルムの東方60㎞ほどの所にはアウグスブルクがありました。アウグスブルクといえば日本とイングランドとの試合があり、今回のＷカップで唯一の敗戦をした場所で、私の双眼鏡はそこからほど近い所で時間をともにしていたのでした。

お寺のカルガモ

　等々力緑地公園に行った帰りに近くのお寺に何か花がないかと思い寄ったところ、寺の中にある3坪ほどの広さの小さな池にカルガモ親子が泳いでいました。雛鳥はまだ生まれてあまりたっていない様子で手の平に収ってしまうほどの小ささ。数を数えてみると4羽でカルガモとしてはずいぶん少なめです。
　コンパクトデジカメしか持っていなかったので、できるだけ近寄って撮ろうとしたところ親鳥に叱られてしまいました。どうやら3メートルくらいのところが警戒ラインになっているようです。

緑の水面

　羽を休めるカルガモ。等々力緑地公園で。
　13日に載せた「赤い花」の名はヒメオウギスイセンとわかりました。スイセンとついていますが、実際はアヤメ科だそうです。名前だけで科を判断することはできませんね。

祝なでしこ

　なでしこやりましたね。蓮の花の写真でなでしこの優勝を祝します。Ｗカップの優勝により近いのは男子よりも女子の方だとは思っていましたが、優勝はまだまだ先のことで、今回は何色のメダルでもメダルが取れれば大健闘と思っていました。とにかく少し前まではアメリカどころか北朝鮮や中国にさえ歯が立たなかったのですから。サッカーのＷカップ決勝の舞台に日本のチームが立つなんて夢のまた夢のことでした。
　ある程度予想していたとはいえ、前半20分位までは完全にアメリカのペースで、いつ得点が入ってもおかしくない展開。そして、後半にとうとう失点してしまう。その後、得点してはまた失点してしまうというシーソーゲームの末、同点として120分を戦いきる粘りがこのチームの強みです。チームとしての結束力がいかに必要か見せてくれたと思いますが、どこかの国の政治家にも見習ってほしいものです。

ゴマダラチョウ

　2年前に樹液にコムラサキがやってきたことがある等々力緑地公園ですが、その頃に樹液を出していた木は、現在ほとんど樹液をだしていないため、他に樹液をだしてしている木がないかと探したところ、ゴマダラチョウが樹液を吸いにやってきている木がありました。一心不乱に吸蜜していてすぐ近くを通っても一向に気にする様子はありませんでした。根元の奥の方ではカナブンの仲間が樹液をなめています。

水浴び

　蓮池の浅瀬ではドバトが繰り返し水浴びをして水しぶきをたてていました。とても気持ちよさそう。

コシアキトンボ

　等々力緑地公園の蓮池で見られるトンボはこのコシアキトンボとシオカラトンボですが、コシアキトンボの方が個体数は多いようです。体の真ん中辺りが白いのが特徴。

暑いのかな

　嘴を開けてぱくぱくしているカルガモさん。やっぱり暑いのでしょうか。羽毛は冬は保温効果、夏には断熱効果とどちらの季節にも適応しているということですが・・・。

カモ泳ぐ

　蓮池にはいつもカルガモが浮かんでいますが、水面に映り込んだ蓮の花のピンクが入るように撮影しました。見た目にはとても涼しく気持ちよさそうです。
　蓮池にはミズヒマワリがあって、毎年この時期にはこの花にアサギマダラがやってくるので期待していましたが、まだ見られませんでした。花を付けているのはまだ一部だけだったので、今後に期待しましょう。