カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

多摩川丸子橋付近

2017-10-16 | 多摩川
 今日も雨で予報によると最高気温が12℃という寒さ。連日の雨そして低気温でうっとおしい日が続いている。写真は1週間ほど前のものだが、この日は26℃前後まで上がったはずで、Tシャツ1枚でも汗ばむほどだったから、気温の変化が激しすぎる。
 多摩川に出かけたのはカモが渡ってきているのではということだったが、まだ数は少ないもののヒドリガモとコガモを確認することができた。
 いつもは川崎側だが、この日は東京側から観察したので逆光でシルエットになってしまい、観察しづらかった。高層ビル群は小杉駅周辺の再開発で次々と林立したものである。先日新聞記事になっていたが、駅や周辺道路の混雑が問題になっているということである。
 

 上流方向に向かって撮った。右端の方に丸子橋のアーチが見える。やや湿気が多かったので、スカッとした秋の青空というわけにはゆかなかった。
 

 昨日はグルダのピアノでベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を聴いたが、アキュフェーズのアンプに替えてからは初めてのことだった。前にも書いたがこのアンプだと音色の変化がよく伝わってくる。1970年の録音なので最近のものと比べれば鮮度の落ちる音であることは否めないが、当時としてはよい録音のひとつだったのではないか。グルダの演奏はライヴ録音であるかのように興にのった自在なものになっている。2000年に69歳というまだこれからというところで亡くなってしまったのは残念なことだった。元々、それほど録音が多くはなかったが、レコード会社との折り合いが悪かったらしく晩年はほとんど録音が残されていないのも実に惜しまれる。自主制作のCDで聴くシューベルトの演奏などはまるでシューベルトがのり移ったのではないかと思われるような演奏だったが、私が知る限りではシューベルトのCDはこの1枚だけなのではないだろうか。もっと多くのシューベルト作品をグルダの演奏で聴いてみたかったとつくづく思わされた。
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