中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

中学入試の偏差値は大学合格結果に顕著に表れますね

2007年03月21日 | Weblog
ここ数週間、新聞や広告に、本年度の大学合格者の名前出身高校名更には顔写真まで載っていますね。
少しずつ中学受験の偏差値の変動が6年後の大学受験に変化をもたらしているような気がします。
6年前の中学受験の偏差値と、現在の中学受験の偏差値は学校によってかなり変わってきています。
それと同じように、更にもっと以前の10年前あたりの中学受験の世界と、今年大学受験をした私立中高一貫校生が当時経験した6年前の中学受験の世界との間にも違いがあります。
まだまだ古い感覚でとらえていらっしゃるご父兄は、そろそろ意外な私立中高一貫校の大学入試においての活躍に、目を向けていただきたいと思います。
もちろん男子トップ校東区T中学や女子トップ校昭和区N学園女子部の活躍は言うまでもありません。
ただ、その次にランクされている中学の生徒が意外にも、最近、かなりハイレベルな大学に次々と合格していることにも注目しなければなりません。
私立中高一貫校は、ここ10年ほどかけて、恐ろしい勢いで伸びよう伸びようと全力でぶつかってきています。
学校側の燃え方は尋常ではありませんが、なぜその燃え方に比例してメキメキと頭角を現して来ないのでしょうか。
それぞれの伸びは、非常にゆるやかです。
問題は生徒がその勢いにしっかりくっついてきているかどうかなのです。
大手進学塾の広告で紹介されたように、千種区星ヶ丘の愛知S中学では、独自の古文漢文のテキストを作成するなど、素晴らしい取り組みをしています。
高校の内容に入る中学3年生の半ば頃からは、これでもかというくらいハイレベルな問題集が配られ、それらを有効に使えばどれほど学力アップするかという状態です。
ただ悲しいかな、中にはせっかくのハイレベルな問題集に真面目に取り組まずに真っ白なまま終わらせてしまう生徒もいるようで。
これは追試追試で厳しい愛知S中学では許されないことなのですが、残念ながら、なんとか先生の目をすりぬけて無事に一年を終える生徒もいるわけです。
もちろん厳しい愛知S中学ですから、ほんの一握りの生徒ではありますが、こういった過ごし方をすれば、学校側がどれだけ燃えていても、学校全体のレベルを持ち上げるのに非常に長い期間かかるのです。
千種区自由ヶ丘のA中学も立地条件がいいせいか、人気がうなぎ上り、学校もウキウキして学力アップをはかっています。
K塾の統一テストを受けましょうだの、通信教育のどこどこを奨励しますだの、あろうことか、入学する前から山のような宿題で、春休みから心の準備をさせますだの、燃え方はそれこそ心配になるくらいです。
プログレス21の文章を、春休みからひたすら書き続ける12歳諸君の中には、いったい何をしているのかよくわからない、という子もいるでしょうね。
ただ、私立中学受験をしただけに、元々が勉強熱心で真面目な性格の子が多いですから、従順にも毎日一生懸命に、意味のわからない英文を書いているようです。
このように学校によっては、先走り過ぎて、ちょっとどうかという場合もありますが、これも全て生徒とその親の受け止め方です。
上手に活用して春休みのうちに英語の基本をしっかり身につけることも充分可能ですし、逆に言われたことだけやったために、意味のない時間を過ごしたことになるかも知れないですよね。
とにかく私立中高一貫校はどこも必死です。
親にとっても子供にとっても、一番大切なのは、学校選びももちろんのこと、更に目標の中学に合格することももちろんのこと、その先にその学校でどうすることが一番学力を伸ばせるのかを、日々考えることだと思います。
言われたことをするだけ、それでは平均点を取るのがやっと、トップを目指す子供がどうしなければならないかを、たとえ中学に入学してもずっと考え続けなければ最終的なゴールにはたどり着けないように思います。
わたしも決して他人事ではありません。
皆さんからのコメントなども含め、いろいろな形で勉強させていただき、皆さんとともに子供を伸ばしていきたいと考えております。



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1 コメント

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流されて、ふと気がつけば (煮え切らぬ父親)
2007-03-22 20:55:47
 こんにちは。煮え切らぬ父親です。

 中学入試の偏差値は大学合格実績に顕著に表れるとは刺激的なタイトルで、人生の幸せはどの大学を出たかではなく結局は人間力と判っている筈なのに、そうは言っても有名大学を出ればお守り替わり位にはなるだろうと信じている私の様な親はついつい大学進学(特に、旧帝大)実績に関する話題に注目してしまいます。

 閑話休題。

 さて、今年4月より息子を私立中学に通わせます。私はと言えば2月の入試ではハラハラドキドキし、そして志望校からの合格通知には小躍りした単純な父親です。

 息子が小学校に入る頃は丈夫で元気が一番と考えており、「大きくなった何時の日か高校受験で旭、明和クラスを目指してくれたら嬉しいなーーー」などと白昼夢を見る事はあっても、よもや私立中学に進ませようなどとは全く考えもしませんでした。こんな父親がどういう成り行きで私立中学進学を選択し、終盤では受験勉強にまで口挟むようになったかを聞いて下さい。

 詳細は割愛しますが、5年生になってそれまで通っていた公文(私は寺小屋雰囲気で好きでした)をやめM進研に通う事になりました。

 家内はいざ知らず、6年生になっても息子と私はまだ中学受験を暢気に考えておりました。息子はそこそこの成績だろうと思っていたのですが、プレ中や日能研などのテスト結果を見るようになり全体順に関心を持ち始めますと、上位に凄い成績を取る子がいる事が判り出します。そして何よりも、勉強内容やテスト内容を真面目に見てみますとそこで吃驚。中学受験は特殊、つまり普通に小学校に通っただけでは合格出来ないと言われている理由が漸く判りました。高校受験よりも難しいのではと言いたくなる程の難易度。

 ここで私は別の意味で私立中学進学について考え込みました。流されてきたとはいえ、息子にここまで勉強させてしまった上で仮に公立中学に入ったら間違いなく時間の無駄。既に理解している事を廻りに合わせてゆっくり説明されても聞き流して寝ているだけですし、そうなったら、いざと言う時に本気モードに戻す事は余程のエネルギーを使わないと困難。

 何となく中学受験の一団に入ってしまったのですが、勿論受ける以上負けさせたくはありません。ですから秋口過ぎてから口うるさくなったと思います。

 でも本当の所、私が中学受験を真剣に考えたのは当初何処までの意図があったかは疑問としても、ここまで来たら引き返せないと悟ったからです。多感な思春期に、授業がただ無駄な時間に変わると考えるのはぞっとします。

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