中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

各中学の過去問の仕上がりについて。

2008年12月10日 | Weblog
この時期になると、それぞれの志望校に向けて、過去問にも取り組んでいらっしゃることと思います。
基本が仕上がっていると、なんとかそれらしい点数になりますが、まだ弱点強化の途中だと、期待通りには得点できません。
まずは、それぞれの学校の入試の問題用紙の形式に慣れる、くらいの気持ちでチャレンジしましょう。
過去問の点数については、お子さんによって、まちまちです。
最初から合格ボーダーを超える点数が取れるお子さん。
一回解くと、間違えた問題の解き方を完璧に覚えてしまって、次からは100点になってしまうお子さん。
一番多いのは、何回チャレンジしても、ほどほどの点数で、たまに前回より点数が下がったりしているお子さん。
親から見ると、なぜ2回目で点数が下がる?と不思議ですが、こればかりは子どもなので、ありがちなことなのです。
もちろん過去問がスラスラ解けて、ほどよい点数が取れる場合、学習が落ち着いている証拠ですから、安心していい材料となります。
ただ、当日も簡単だろうと、タカをくくっていると、意外に本番でパニックになったりしますから、「今年から急に難しくなるかもよ。」という心構えだけは絶対に必要です、油断しないで下さい。
何回やっても全然成長が見られない、というお子さんは、実はこのタイプが人数的には一番多いはずなのですが、親は不安ですね。
ただ、ほとんどのお子さんがそうなんだ、と思って下さい。
最近は塾のテキストも、配られるプリントもかなりレベルアップしていますから、過去問で急激に難しく感じられることもないでしょうが、なぜか、子どもは過去問になると、点数にばらつきが出て、大人の理解できないスパイラルに入って行きます。
とにかく、年明けまでは、それぞれの弱点強化に明け暮れる毎日ですから、過去問の点数に神経質にならず、慣れるため、慣れるため、と最終段階での仕上がりを楽しみに待ちましょう。
ただし、明らかに苦手単元がいくつか捨ててある、とわかった場合は、できれば早急に弱点強化に向けて、スケジュール調整をしましょう。