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工業の種類・全国に広がる工業地帯と工業地域について。

2008年07月27日 | Weblog
まず、unknouwnさん、コメントありがとうございます。
夏期講習は大切な時期ですから前向きにがんばって下さいね。
返信をご希望であれば、アドレスをお知らせ下さい。
では、工業の種類について。
ご存じのように、工業も軽工業と重化学工業に分けられます。
軽工業には、繊維・食料品・製紙パルプ・印刷出版など、文字通り軽いものが含まれます。
重化学工業には、金属・機械・化学などが含まれます。
それぞれがまた様々に分けられます。
金属と言っても、鉄鋼業・アルミニウムなどの非鉄金属工業。
機械は自動車・造船・電気機械・精密機械などに分けられます。
このあたりで大切なのは、ちょっとした特徴のある呼び方です。
ちなみに鉄は「産業の米」、アルミニウム工業は「電気のかんづめ」、集積回路は「新しい産業の米」、などと呼ばれますから、なぜそう呼ばれるかの理由も含めて覚えましょう。
工業にも新しい用語がたくさんあります。
オートメーション・コークス・貿易摩擦・IC・ナフサ・コンビナート・よう業・ニューセラミック・パルプ・産業用ロボットなど。
何か、簡単に説明せよ、と言われたら答えられるようにしっかり理解しておきましょう。
次は日本国内の工業地帯についてです。
圧倒的に太平洋沿岸に集まっているわけですが、それでも地帯によってそれぞれの特徴があります。
昔から有名かつ大規模なのは、京浜・中京・阪神・北九州です。
京浜といえば、東京・横浜・横須賀・川崎・日野あたりは絶対です。
中京では、一宮・尾西・豊橋・岡崎・名古屋・東海・瀬戸・多治見・豊田・刈谷・鈴鹿・四日市・津・岐阜あたりは工業の種類だけではなく、地図での位置も押さえておきましょう。
名古屋周辺に住む人間として、知っておくべき知識です。
阪神では、大阪・高槻・吹田・門真・茨木・西宮・神戸・加古川・高石・泉大津・泉佐野・岸和田・貝塚・和歌山。
大阪湾沿いに、これでもかというくらい工業都市が並んでいます、どんな順番で並んでいるかしっかり頭にいれておきましょう。
この辺は古くからせんい工業が盛んだったので「東洋のマンチェスター」と呼ばれました。
マンチェスターとはイギリスの都市の名前で、世界で最初に綿工業が発達したことで有名です。
大阪周辺は昔から商業が盛んな地域で、江戸時代には「天下の台所」とも称されたほどです。
北九州では、北九州・福岡・久留米・佐世保・長崎・大分です。
筑豊炭田があり、八幡製鉄所も造られたので、工業が発達したわけですが、時代とともに伸び悩み、現在はここを含めず三大工業地帯と呼ぶ場合もあるそうです。
国内には東海・北陸・中央高地・瀬戸内・関東内陸・京葉・北海道・鹿島臨海・常磐など多くの工業地域があります。
それぞれの有名な工業都市とその地図上での位置、盛んな工業について、ひとつひとつ丁寧に覚えておく必要があります。
白地図に自分で書き込んでいく勉強方法もかなり効果的です。
今回、エリザベスがピックアップした都市がすぐに頭に浮かんで地図で位置を指し示せるかどうか、そしてそこで発達している工業が説明できるかどうか、塾のお休みの日にテストしてみて下さいね。
これはさすがに出ないだろう、と甘く見たものに限ってテストに出題されたりするので、がんばって下さい。