中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

夏期講習の内容は大手ならかなり充実しているはずです。

2008年07月11日 | Weblog
夏期講習が迫って参ります。
先日、夏期講習で苦手単元を取り戻すことは難しい、とお話したところ、夏期講習をアテにしていたのにどうしましょう、というコメントが殺到しました。
あせらせてしまったようで、ごめんなさいね。
夏期講習は、皆さんがご存じの大手進学塾はほとんどがしっかりした内容で授業を進めて下さいます。
非常に価値のあるものですし、大切なチャンスですから、真面目に受けて真面目に復習しましょうね。
ただ、夏期講習で初めての新しい単元にはあまり入りません。
ほとんどが7月までの復習のはずです。
塾生のほとんどが7月までの授業を聞いていた、ということを前提に夏期講習のカリキュラムを決めますから、どの単元にしても、ゼロから懇切丁寧に説明してくれる先生はとても少ないと予想されます。
ある程度の基礎は理解しているものとして、少し進んだ内容から始まると思います。
「さあ今日から太陽の動きを勉強しますよ~」というノリではありません。
ですから、応用発展まで自力で取り戻せとは言いませんが、基本からなっていない場合は、基本レベルまではおさらいをしてから授業に臨みましょう、という意味なのです。
基本レベルがいい加減なままで、夏期講習で進んだ内容を説明されても、復習も宿題もままならないのが小学生です。
何も準備せず、夏期講習に苦手単元の取りこぼしを丸投げしても、なかなか思ったようには解決しません。
自分自身で、他の子よりも、何らかの形でプラスして、やっと克服できるものです。
冷房の中で一日中机に向かう小学生、毎年ながら尊敬します。
12歳で大人にもなかなかできないような地道な努力を続けるわけですから、疲れた顔をして帰ってくると、ついかわいそうになって、ゆっくり休ませてあげたくなります。
健康第一ですから、無理は禁物。
でも時間は上手に使って、課題がたまって精神的にガタガタにならないように気をつけてあげて下さい。
中途半端な時間に休ませて、夜遅くまで宿題が終わらない、といった不規則な生活をしないように、夏期講習は緩急極めて進めましょう。
言うは易し、行うは難し、私自身もはるか昔、自分の娘たちの夏期講習の間は、なんだか落ち着かない毎日だったな~と思い出します。
長いようであっという間です、受験が終わってから、親子で「夏休みよくがんばったよね。」と笑顔で話せるようにしたいものです。
皆さん、応援しています。