中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

最近は中高一貫校の特集が増えていますが、間違ったものが非常に多いです。東洋経済、サンデー毎日など。

2007年08月21日 | Weblog
最近は、エリザベスが説明する必要もなく、あらゆる雑誌で、私立中高一貫校についての特集が組まれ、ほめちぎられています。
その全てが素晴らしいわけではないと思いますが、6年間という長い時間かけて、一本筋の通った教育をして下さるのは、それを希望される御家庭にとっては有り難いことです。
エリザベスは立場上、たくさんの教育関係の雑誌に目を通しますが、数値がいい加減であることに、憤りを感じております。
6月末には、東洋経済という雑誌で、中部地区に関しては、N学園女子部と三重県高田の特集が載っていましたが、その内容はそれはそれはほめちぎってあり、素晴らしいものでした。
ただし、大学合格実績やら、入学時の偏差値やらは誠にいい加減で、全国で販売してはいかんだろう、というものでした。
また、8月半ばのサンデー毎日に至っては、編集している自分たちも不思議に思わないのかと、首をかしげてしまうほどのいい加減さ。
東大京大阪大などに多数の合格者を出している学校の入学時の偏差値が、国立大学にほとんど合格していない学校の入学偏差値よりはるかに下にランクしてありました。
エリザベスの資料ではありえないことで、こんなテキトーな内容でも、全国のどこかでは、一生懸命、子供のために、穴があくほど見ているご父兄がいるかと考えると、他人事ながら、腹立たしくて仕方ありません。
この教育に熱心な御家庭の増えた時代に、これだけいい加減な内容で出版してしまえる神経はいかなるものか。
教育にたずさわる者として、許し難いものであります。
それぞれの学校の地元の識者の方々においては、それを見ても正しい知識でもって、何事もなくスルーする内容なので大丈夫でしょうが、これから子供のために、よりよい学校選びをしようとするご父兄には、注意が必要でしょう。
たった一冊の雑誌に惑わされることなく、塾の先生始め、まわりのたくさんの先輩方から、たくさんのお話をお聞きになって、是非とも正しいご判断をされるようにアドバイスさせていただきます。
学校で人生が変わるわけではない、と申し上げたいところですが、その学校も、お子さんが入学してしまえば、毎日の生活のほとんどを過ごす場所となります。
大切に大切に選んであげることは、勉強だけでなく、お子さんの日々の楽しい生活のためにも、決してテキトーではいけないお仕事です。