日本は仏教の信仰の深い国であった。今や仏陀も二人のマリヤもいない。キリストを信仰する国は12月24日に教会に参詣する。そして家族そろってケーキに入刀して食事会、親類縁者とのクリスマスプレゼントの交換会となる。
日本はデパートやケーキ屋の商魂に煽られてケーキをやっと一個用意する。今の日本の現代子供達は、夜サンタさんがプレゼントを枕元に置くなどとは信じない。自分達子供の欲しいものは親におねだりすれば専門店か大型スーパーで事前に購入する。今から50年ほど前は母親が食卓の準備をして、家族そろて食卓に着き、父親の帰りをまつことが習慣化されていた。現在では家族全員そろっての朝食も夜食も家族そろう食卓を挟む形はほとんど見かけなくなった。
世相が変わって、父親は参勤交代の運転手、母は介護の夜勤勤務、兄貴は飲食店のバイト、姉は大学受験の講習会、弟はソロバン塾、食事の作れない妹や弟は近隣二・三人で正月の詰め合わせで食事会、家族そろってケーキのろうそくの火を吹くなどとは子供たちは知らない。お盆も正月も実家に帰省はするが先祖供養よりスキースケートがお盛んすっかり宗教心は忘却の彼方。 23.12.22
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