差別主義者

アマプラで「ボヘミアンラプソディー」を観ていたら、奥さんに「あれ？クイーン嫌いじゃなかったっけ」と言われました。結婚前にそんな話をしたような気もします。が、曲もパフォーマンスも結構好きで、昔はカラオケでよく歌ってました。

お察しの通りフレディマーキュリーのゲイ、バイセクシャルが当時、理解はできても共感できない、もっと言えばその感覚が解らず怖かったんですかね。ミュージシャン、作品として切り離して観ることが出来なかったのでしょう。その部分にスポットを当てた映画を自ら進んでチョイスする当たり、己の思考変化を感じます・・・別にそちらに「目覚めた」訳ではないですが。

先日、「僕にも差別主義の気質あると思います」と言ったら、お客様から軽くお説教されました。が、その後の話題が「マナーの重要性」で、ちょっと混乱しました・・・以前書いたように一説では、マナーは本来「差別するため」のシステムですから。

個性、適性がある以上、差別も程々必要だと考えます。ただ、身内で物語として楽しんでいるのに口を出す気はありませんが、そこで発生させた他者との優劣、上下等の関係性を、相手や世間一般にも押し付けるのはいかがなものかと。