昼下がりのコーヒー豆のあくび アーリーアフタヌーンコーヒー日記

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コーヒー豆屋のちょっとだけゆっくり流れる時間

野にも山にも

2023-04-30 07:55:19 | 日記
コンビニで煙草を買っての出勤路。水上の畦道は、生暖かな横殴り風雨が猛り狂っておりまして、この道を選択した己の背中に蹴りを入れたい気分。カエルだけが嬉しそうに鳴いています。

代掻き(しろがき)も進んでいるようで、既に耕され水が張られるのを待つ田んぼもチラホラ。ああもう初夏の兆し。まもなく八十八夜です。

昨年は収穫間際の一部の田んぼが台風による水害で、かなりの被害にあっているのを見ました。今年はどうか無事に多くの実りをもたらしますように。

そういえば今年は4月の寒の戻りで、一番積みの新茶にもよくない影響が出そうだとか耳にしました。自然相手の生業の大変さを感じます。

それでも若葉繁るこの季節、これから農業のもたらしてくれる風景を想像すれば、現実雨でも内心快晴です。

エロヒムエッサイル・・・出でよ~スピンカイラリティ!

2023-04-29 08:37:58 | 日記
「新社会人の初給料、一番多い使い道なんだかわかる?」とお客様。ご両親へのプレゼントですかと答えたら「貯金だって、夢ないよね」。
うーん、このご時世さもありなん。景気が良くなるわけないですよね。

先日、反強磁性体においてトポロジカルホールを確認したという東大の研究報告をチラ見しました。磁場がないのにもかかわらず、電流を流すと電子がローレンツ力を想像?し、隣接する3つのスピンが形成する正三角形(スピンカイラリティ)が+-をとり、仮想磁場を発生させるそうで。

あれ?ひょっとして現実は不景気でも、景気をよくすることができるかも。

電流を政府の景気対策等の外的要因だとすれば、将来に夢や希望、安心感が持てるかどうかといった内的要因がポイントかと。それは仮想磁場を発生させる各個人が形成させる「スピンカイラリティ」、目先のとってつけたような現物だけじゃ解決は難しいんじゃないかと。

表層だけの子供、女性、マイノリティ至上主義的方針、ムーンなんちゃらとかいうSFまがいもいいですが、もう少し一般的に、国民に幸せを感じる日常生活ヴィジョンを描かせるような提案、政策発信呪文、召喚術を学ばれるのは如何かと思います。

あ、反強磁性体がいかなる場合でもトポロジカルホールを発生させるわけではないようですから(共線的磁化が少し傾かないとダメとか)召喚成功の補償はないですけど。

ブルーオーシャン

2023-04-28 08:01:46 | 日記
駿河湾越しに霞む天城山。穏やかな日差し跳ねる波の上を、テトラポットの上から見えない糸で操られているかのようにミサゴが優雅に浮かんでいます。一見のんびりした風景も、ミサゴにとっては命をつなぐ狩り。もう1羽近づいてきます。つがいでしょうか。この時期ならば巣を作り子育て中か。雛を養うため、尚更真剣度は増していきます。

ミサゴによる釣り人達の被害を時折耳にします。狩りに失敗したのか、他者の獲物を狙うのは簡単そうにも思えますが、抵抗された場合の傷付くリスクを考えれば保険などない鳥の世界、切羽詰まったやむを得ない手段なのかもしれません。が、中にはそれに特化したスピード、体力、戦闘力を強化した種もいるでしょう。人間社会のように。

直接獲物を狩る能力を向上させるより、他者の狩った獲物をいかに効率よく搾取するか。本質から大分変遷した株式などの金融、コンサルタントサービス等の経済を始めとする現代風競争社会を想起します。

それが悪いわけではありません。バランスを欠き、総てそちらを優先、推奨する世界では、誰が大元の狩りをするのでしょう。そこは過剰になった搾取特化型同士の激しいバトルの繰り広げられるレッドオーシャンか。

人口が減り、横取りに挿して旨味がなくなれば、或は本業に回帰せざるをえなくなるかも。
ブルーオーシャン。人口減による経済衰退も、あながち悪い事ばかりではない気もします。


頬杖支柱

2023-04-26 08:38:16 | 日記
1959,4,26、後楽園球場。国鉄vs巨人ダブルヘッダー第2試合、0対0で迎えた7回表2アウト1塁。村田元一投手の2ストライク1ボールからの4球目、内角低めのカーブをすくいあげ、ライトスタンド最前列へ運んだ初ヒットがホームラン。初出場から10試合26打席凡退中で「王は王でも三振王!」と罵倒されていた世界のホームランキング王貞治氏の公式戦第1号でした。

首脳陣がよく我慢して使い続けたなあと思います。後に大輪の花を咲かせることになるのは、運や本人の実力、努力ももちろんですが、育てようとする周囲の支えも大きな要因となった気がします。

日付が変わったばかりの本日、成功すれば本邦初となる日本スタートアップ企業ispaceのミッションが大詰めを迎え、無人月着陸船が月面への降下を開始。着陸予定時間直前に通信が途絶えました。現在状況は判りません。

今回の結果がどうなっていても、企業の意思と努力、周囲の支えがあるなら継続中の実証実験経過であり、最終結果ではありません。それは勿論、成功時の検証、細かなトラブルチェックも重要であることを意味します。

月面の水資源開発という目標。応援したいと思います。


太陽光発電

2023-04-25 07:50:53 | 日記
カーネギーメロン大学と大成建設さんの発表に一捻り加えて、シアノバクテリアで通電性のあるオルガノゲルを生成し、細胞外へ排出された油(有機溶媒)で光合成による太陽光発電できないもんかなと。切断しても自己修復できますし。

電気代見ながら、ぼんやり外壁見つめます。