ひぐらしのなく頃に

ちょっと前から自宅周辺で朝夕　カナカナカナ・・と
ヒグラシの哀唄を聞くようになりました　　

蜩は”夏の終わり”のイメージが強かったものですから
さては異常気象、エルニーニョか大気汚染それとも温暖化？とか
勝手に思っていたのですが　どうやらひぐらしはニイニイゼミと同様
ほかのセミに先駆けて６月中旬より鳴き始めるようです

先入観や思い込みの強さを改めて実感したわけですが
あの物悲しい”えれじー”は　やっぱり晩夏の夕暮れにこそふさわしいなあと

恐ろしきは女神の・・

福岡県宗像市の沖ノ島と関連遺跡群が　世界遺産候補になったそうです
海の正倉院とも呼ばれ手付かずの自然、祭祀跡が残っていて
”祈りの伝説？”等物語性も高評価とか

ツイッターのコメントに女性が　沖ノ島の女人禁制をあげ
”今時何言ってんの　観光地としてありえない！そんなとここっちから願い下げ！”的書き込みがありました

沖ノ島はアマテラスとスサノオの誓の際　
スサノオの剣を噛み砕いて生まれた３女神の一人　”多紀理姫”を
祀ってあるそうですが（記紀内で異説いくつかあり）　
第２次国譲り戦の主要キャラ　アヂスキタカヒコネとシタテルヒメを
オオクニヌシとのあいだにもうけたそうでして

・・ギリシャ神話のヘラさんをはじめ　世界の女神の方々の嫉妬心と
旦那が見初めた相手女性への復讐の物語はあまりの残酷さゆえ有名です・・

オオクニヌシといえば伝説のスーパープレイボーイ
多紀理姫の嫉妬心もまた凄まじく　現代でも衰えていないのであると考えれば・・

女人禁制も美しい方をお守りするための手段なのだとご理解いただければと

街の電気屋さん

実家の近くの大型家電屋さんのベイシア電気さんの隣に

ヤマダ電機さんの出店が決まったそうです

大手さん同士の競合で相乗効果？

それとも仁義なき戦い？

・・そういえば昔乾電池や電球買いに行ってた街の電気屋さん

いつの間にか閉店されてもう何年になるんだろう

夜遅くに電話一本で故障したテレビを直しに来てくれたこと

懐かしく思い出します

石の上にも・・

以前米大企業Googleさんの入社試験に出たときいた問題（だったような・・）
”Q、魚のいない湖で釣りをするにはどうしたらいいか？”
で　模範解答とされていたのが”A,魚のいる湖に移動する”

金融、ネットの拡大、スピード、効率化の競争により
地道にコツコツ　じっくり育てる　石の上にも３年とか

もう死語なのかもしれません

でも魚のいない湖を　なんとか魚が住み増えていけるよう
効率が悪く時間のかかることに一生懸命取り組むのも
なんか人間臭くて素敵に思えます

・・たとえ魚が増えたら大企業が最新装置か札束で根こそぎ持っていくのであっても

損得以外のものさしがあるといいなあと


　　

モノマネからの発展

先進国の製品をものまね　最初は”安かろう悪かろう”から出発して
次第に技術を磨き付加価値を付け、素形を超える”青は藍よりいでて藍より青し”作戦！
以前の日本（いやアジア？）の必殺技のような気がします

TPP交渉の著作権侵害関連の議論において
米は処罰に告訴を必要としない非親告罪、保護期間の延長、法定賠償金導入等
日本に求めているそうです

原作者の方の気持ち、海賊版の横行（もちろん米大手企業の金勘定も）を考えるとわからなくもないですが・・

クールジャパンの旗艦”アニメ”においてその原動力の１つが”２次創作”ではないかと
数十万人集客するまでに成長した同人誌即売会”コミケ”が象徴しています

作品は発表された時点で作者の手を離れ　生物のごとく成長変容する
当然親（作者）の想いとかけ離れることもあると思いますが、そのほうが自然のような気がします

欧米にも”クトゥルフ神話があり”
今なお成長しています

どうか契約主義でなく　ほどほどの手加減と寛大なオトナの目線を持った
着地点になりますように