昼下がりのコーヒー豆のあくび アーリーアフタヌーンコーヒー日記

静岡県藤枝市藤枝市南駿河台5-4-21  054-639-5711
コーヒー豆屋のちょっとだけゆっくり流れる時間

憑依

2021-02-28 10:28:28 | 日記
プカプカ ユラ ぷわん ぴあん ぽわん スッ じー コロ じー コロコロ ストン フワッ フワッ ひゅーん

ワタぼこりらしきものを眺めていたら、ココロといっしょに飛んで行っちゃいました

夕飯までには帰っておいで

アポトーシス

2021-02-27 11:32:16 | 日記
細胞呼吸の場であり、エネルギーの生産供給を行うミトコンドリアの数ある役目の中の一つは、個体をより良い状態に保つため積極的に細胞死を引き起こす「アポトーシス」の司令塔であるという事。首相長男が参加したと伝わる官僚接待事件は、当会社の迅速なアポトーシス発動によるトップ辞任を含めた反応により、早期の幕引きを図っているかのように見受けられます。

では、この迅速な通常では困難なはずの「トップ」辞任の指令を出し受け入れさせた「ミトコンドリア」は何か、或は誰か。

謎は深まるようで。

一原因と結果を直結する怖さ

2021-02-26 11:22:35 | 日記
足利の山火事、未だに鎮火しないようで、近隣にお住まいの方の不安を考えますと一刻も早い鎮火をお祈り申し上げます。さて、原因について、休憩所辺りでのたばこのポイ捨てや食事用の火器の使用、焚き火などではないかとの憶測がワイドショーなどを通じて報道されるようになりました。もともと火の気のない場所であり、落雷等の自然発火の想定が困難な事、直前の休日に多数のハイカーが訪れていたことなどからの類推であると思います。

現在、確たる証拠のない状況下でのマスコミ報道の在り方に眉をひそめる者ですが、よしんば原因の一因が「たばこのポイ捨て」であったとしたら、そこにすべての責任を集中させて幕引きしていいものかどうか。

勿論、吸い殻のポイ捨ては「犯罪」ですから法的側面な罰は当然ですが、もし乾燥していなかったら、風が強くなかったら、こうはならなかったでしょう。休憩所に灰皿はあったのかなども気になります。ないよりはましですが「禁煙」と書いただけで全ての人が禁煙するほど現状、人はおめでたくありません。とすれば、やり方若しくはルールそのものに大きな欠陥があるのかもしれません。

世の常として、何事も算数の回答の様に原因と結果の因果関係に集約、それも分かり易い「主因」と結果の関係として物事を把握しがちですが、多様な物事、ひょっとしたら全く想像もしていないことも含め、多重に重なって偶々そうなったという事実を踏まえた上で、全部を認知することはほぼ不可能故、形式にのっとった対応を「仕方なく」している現状認識が、頭の片隅にあってもいいんじゃないかなあと。

えんとつそうじ

2021-02-24 09:31:36 | 日記
「報われないと知りつつ抱かれ飛び立つ鳥を見送る私・・・」演歌越冬つばめの脳内BGMで目覚めた朝。ぼんやりと「憎い恋しい憎い恋しい・・・」八代亜紀さんの雨の慕情や「恨んでも恨んでも躯うらはら・・・」石川さゆりさんの天城越えなどを思い出しながら、甘美な苦しみは喜びかなとか。

仏教で「全ては苦である」との教えがあるそうですが、苦楽が表裏一体同一のものだとすれば「全ては楽である」もまた真で、世界は喜びで満ちていると説く某宗教と言ってることは一緒。一切皆苦は一切皆楽であり、その実「一切皆空」である!なんちゃって。

ただ、尿道結石や骨折の痛み、メニエールの吐き気を伴う苦しさなどの疾病、怪我由来のものに対して「楽しい」と思えるためには、有名な杜荀鶴の詩の一部「心頭滅却すれば火も自づと涼し」レベルに達しないと難しそうだなあとか徒然に考えながら、ふと空を見上げます。

花粉で詰まりそうな空の煙突を、長~いブラシを使ってジェット機が掃除してました。

ムンクの感じた衝撃波

2021-02-23 09:29:45 | 日記
画中の人物が叫んでいると捉えられがちですが「自然を貫く叫びの様なものを感じた―叫びを聞いたと思った。僕はこの絵を描いた」(生命のフリーズの成立について)。2/22、予てから論争のあったこの絵の左上に鉛筆書きされた「狂ったものにしか描けない」という落書きを本人のものとノルウェー国立美術館は判断したと知りました。

彼が聞いた常人には聞こえない自然を貫く叫び・・・衝撃波のようだと。

いわゆる造波抵抗としての大気の圧縮反動である衝撃波も、真空より遅くなる媒質中(大気、水など)において、通過する荷電粒子が媒質中の光の速度を超えることでタイムラグのため相殺できない光子が発生、乱された電磁場により波形が重なって、波長の短い青色として視覚されるチェレンコフ光という衝撃波も、通常状態では有り得ない、其々当該媒質中の音速、光速を超えるという膨大なエネルギーを必要とします。

「自然の叫び」という「衝撃波」が彼のみに生じていることから、そのメカニズムは彼の内面に起因する可能性が高く、自ら「狂気」と分析し、鉛筆書きしたムンク。「狂気」とは、どれほどのエネルギーを持つものなのか。

それは、エドワルドムンクだけのものなのでしょうか。そして、発露の仕方も・・・