街路樹

冷え込んだ早朝。

静岡から島田へ向かうR1の藤枝水上東の交差点を、バイパス方面に右折すると、
街路樹がすっかり色づいていました。

こりゃもう気分は「イヴ・モンタン」でしょう。・・・仏語わかんないですけど。

ところで「枯葉」と、ヘンデルの「パッサカリア」。
よく似てるといわれますが、う～ん、ボク的には微妙でして。

「黄昏方向」の違いというか何というか・・・

進化論のほつれ

「あーあ、晴れちゃった！」と娘。・・・本日の体育、持久走とか。

嫌な事から逃げる、めんどくさい時は、着替えずに寝る、
宿題やってると見せかけて、音楽、ゲーム、マンガ、youtubeに没頭。
事あるごとに、僕らの溜息の原因となる彼女です。が。

癌発見手段として、最近脚光を浴びている「線虫」。
実験の結果、「ダーウィンの進化論」を脅かす能力を持っている事が解ったとか。

右に行けば食べ物にありつけると、実験で教えられた線虫は、
子孫も自然と右に行くクセがつくそうで。

「自然淘汰」を主張する進化論とは、あわないケースも生じそうかと。

それよりも、深刻だったのは、娘の行動パターン。
・・・「過ぎし日の自分」を見るようで。

アルチザン

1886年の今日が誕生日の画家藤田嗣治（レオナードフジタ）氏。
日本画壇を追われ、仏に帰化したエコールドパリを代表する一人とか。

猫と女性をモデルに多用。油彩画に日本画の技法を取り入れ、
彼の地にて絶賛されたオリジナルの技が「乳白色の肌」。
・・・生前、その色の秘密はいっさい語らなかったそうです。

後年の分析により、硫酸バリウムを下地に炭酸カルシウムと鉛白を1:3にした絵具。
そして、表面にベビーパウダー（和光堂シッカロール）と判明したそうで。

「デパートで売っているのは商品に過ぎない」と、身の回り品や装身具も
手作りしていたとか。

自らを、アーティストではなくアルチザン（職人）と表現したことにも、
気骨の一端が偲ばれます。

「パトリオット」は、自国君主を撃つか

香港の今回の選挙は、民主派が大勝したようです。

民族の独自性に拘り、文化、言語、自然、構成員等に愛着を持つ「ナショナリズム」は
「愛国心」と言われるようですが、もう一つこう呼ばれるのが「パトリオティズム」。
二者の線引きは曖昧で、特に後者は、色々な捉え方されているようです。

その中で、パトリオティズムを、実質的君主のいない政体である「共和制」に基づくと
考える思想があります。（衆愚政治回避の為、形式的な君主がいる場合も含む）

香港も含め、世界各地にある「自治」体。
然し、実質的には主権国家に牛耳られ、民主的な共和制は執行されていないようで。

「集団体の意思はトップの意思」として、為政者に追従するのが愛国心なら、
「望ましいと思う集団体を目指し」て、為政者に諫言するのも、また愛国心かと。

困難でしょうが、平和的に展開することを祈ります。

表出

右眼付近がやや腫れてきました。

些細な仕事のトラブルと、亡母の残務処理。
大したことではないのですが、なんかストレス溜まってきているようで。

毎度のことながら、己の許容量の少なさは笑うしかないんですけど、
その時弱っているらしい肉体の部分に症状が出るのは、ホント迷惑で。

これでイラつくのも、バカげてるのは充分承知なんですけど。