昼下がりのコーヒー豆のあくび アーリーアフタヌーンコーヒー日記

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コーヒー豆屋のちょっとだけゆっくり流れる時間

単音は和音

2021-08-31 09:31:14 | 日記
油断は禁物ですが、やや落ち着きを見せている気もするコロナ禍。お客様から「ゼロコロナ対策ってどう思う?」と問われまして、少し考えてから、原理主義や純音みたいなもんでちょっと無理があるんじゃないでしょうかと。

音楽の試験で、ピアノでC3(左から3番目のC)を聴かされハ長調音階を尋ねられた際、ソですとかミですとか答えたら当然×でしょう。しかし単音のC3にはG4やE5その他が含まれていて(倍音)併せて初めてピアノのC3の音になります。周波数の高さである基音、純粋なC3は電子機器によって表現できますが、自然界には存在しません。

「コロナの脅威を失くす」という単音において「コロナ自体を失くす」というのは成程基音であるかもしれませんが、
矢張り単独で現実化するのは厳しそうだなあと。

だって、日本国内で万が一達成できても世界すべてのコロナが消滅しなければ、その後完全な鎖国でもしない限りは終わりはないんですから。

生き様

2021-08-30 10:25:32 | 日記
自民党総裁選についての話題を耳にするようになりました。支持率のする総理には焦燥感を煽るものかもしれません。起死回生の一手があるとすればコロナ対策か?

梅雨時から現在の猛暑に至る頃、アスファルトの上で干からびたミミズをよく見かけます。呼吸器官もなく体温調節もできないミミズにとって夏場は過酷のようです。 

身体内外の酸素濃度の差により酸素を取り込む皮膚呼吸を行う為、使用酸素量が少なく水中でさえ暫く生存できるタイプ以外は水分を多く含んだ土中では呼吸困難になり、また夏の太陽に照らされ温度上昇した土中内では熱死する可能性も。

そこで環境の良い場所を求め土中より進行速度の上がる地上に出て一か八かの勝負に出るわけですが、悲しいかな目もない体では目的地を発見、到達するのはかなりの難度かと。それでも座して死を待つよりは・・・というところでしょうか。

運良く目的を達成できたミミズもいるでしょう。よしんば志半ばで倒れたとしても「無駄死に」ではないと。

 炎天や干された蚯蚓蟻を活かす  

失礼しました。

古代エジプトの元旦

2021-08-29 10:56:28 | 日記
8/29は「トート月1日」で古代エジプトにおける元旦。おや?その流れを汲むコプト暦では元旦は9/11(多分)だったような。
加えて大抵の解説本には、現在のユリウス暦では7/19辺りと書かれていることが多いようなのに、この2ヶ月程の差は何でしょう?

BC2900頃から使用されたという古代エジプト暦は太陽暦と言われていますが実際はシリウス暦。ナイル川の増水氾濫が最大の関心事であり、毎年増水が始まる日の出前に初めてシリウスが観測される日を起点として暦が編纂されたとかで、一月30日の12か月を4か月ごと洪水期(シェムウ=トート)、種蒔期、収穫期にわけ、どこにも属さない5日を其々神の日(オシリス、セト、イシス等5柱)とし1年365日。

1)元来シリウス暦の現実との誤差は1461年周期で戻るようでAD139~142の間は一致していたとのことですから、(284-139)/4=36,25.。閏年は試したものの根付かなかったため、コプト暦が採用されるAD284までに実際と1月強の誤差が生じていた模様。

ローマ伝来前からのキリスト教であるエジプトコプト教は、ロ-マの属州になり暦にもユリウス暦が導入され閏年が設定されることになります。が、当時の誤差が生じた暦に導入されたためそれまでのズレはそのままで、4年に一度の誤差修正はなったものの、365,25日/1年に対し現実365,2422/1年の100年に1日誤差は積み重なることになります。

2)コプト暦の起源元年と現在のコプト暦の間に凡そ13日誤差が生じ、それが8/29をトート月1日にしているようです。

1),2)を合わせて考えると・・・ちょっと忙しくなってきたのでこの辺で。

ワクチン異物

2021-08-28 12:06:46 | 日記
一昨日辺りから、モデルナワクチンに金属片が混入されていたとかで話題になっているようです。
何気に調べたら、ビンゴ!でした。

別に何の違和感も感じませんので問題ないかと思います。

目視できるレベルのものが注射針を通るのも考えづらいですし、
よしんば侵入を許そうとも、オッサンになったとはいえ我が体内の白血球らで構成される防衛隊に信頼を置いてますので。

でも磁石とか部分的にくっつくようになったら、ちょっと面白いかも。

晩夏

2021-08-27 09:14:50 | 日記
一週間は危険な暑さが続くであろうと予言するラジオの上を、滑るように赤とんぼが飛び交っています。
水上の水田も黄金色が目立つようになってきました。間もなく夕日に輝く金の波もみられることでしょう。
水田を見ることができる環境に感謝です。

お米に含まれるデンプンには構造の違いから、アミロースとアミロペクチンという2つがあるそうで、
この内アミロースの含有量が少ないと、加熱時柔らかくもちもちとした日本人好み食感になり、多いとぱさぱさした食感になるとか。
意外にも「もちもち食感love派」は、世界的に見て少数派なんだそうです。

人間世界の異常事態である「コロナ禍の2年目の夏」も、その他の地球上の住人にとっては、いつもと変わらない夏として過ぎていくようです。
・・・気象変動は別として。