昼下がりのコーヒー豆のあくび アーリーアフタヌーンコーヒー日記

静岡県藤枝市藤枝市南駿河台5-4-21  054-639-5711
コーヒー豆屋のちょっとだけゆっくり流れる時間

とおりゃんせ

2019-03-31 13:13:43 | 日記
駐車場に吹く今朝の西風の強さは中々なもんで、
雑草’sも、コンクリートの裂け目に、必死にしがみついています。

出勤には、丁度背中を押してもらう恰好で、こりゃいいや と。

 ♪ 行きはよいよい 帰りは・・・  

必要悪

2019-03-30 12:56:23 | 日記
型にはまらないアーティストのショーケン(萩原健一)さんが、お亡くなりになりました。
ご冥福をお祈り申し上げます。

少し前、元首相の「道徳からはみ出ない芸術家は、大成しない云々」発言。
炎上してましたけど、秘かに賛同する者です、。

プラトンは、神に由来する狂気が偉大な詩人を産むといい、アリストテレスは、うつ病と創造を結び付けたそうで。

その根源は「ダイモーン」神と人の橋渡しをする存在。本来悪いものではなかった筈ですが、
キリスト教が拡がるにつれ「デーモン」という悪魔とみなされました。

取りつかれたものは、秩序を乱す。うつ病を患い怠惰になる。・・・「創造」とは無縁の存在にされました。

そもそも芸術家のみならず、誰しも「狂気」を身体に宿していると思ってます。
それは、個々人が創造力、足搔き力?を有しているからだと。

それを忌まわしく想い、カントは理性による狂気の封じ込めを図り、
ヘーゲルは理性と反理性「狂気」をぶつけ合って合体させ、狂気の克服を図り、
それらを貫徹すれば、「狂気」は無くなるのでしょうか。隠されるだけではないでしょうか。陰湿に。

自分には、ニーチェの「神は死んだ」の意味に、絶対的真理の否定と、
道徳的、美的、幸福なものだけで世を覆うことは不可能 な旨感じます。

・・・恣意的ですけど。






「夢」のあるお話

2019-03-29 12:31:17 | 日記
昨日は大安で、地元の西友さんの宝くじ売り場にも列ができていました。

ホントに一等なんてあるのかねぇと知人。
「まあ、100万分の1の確率なら、100万枚買えば当たるんだろうけど、
元は取れないっていうしね。」

・・・後半はその通りでしょうけど、前半に一寸違和感。
総数100万枚で全種類1枚づつ買えればその通りですし、期待値としてはそうでしょうけど。

確か、実際やってみると35%位、当たらない計算になったような。
当たり1/nの確率で、n枚買った場合の当たらない確率は・・・

e(ネイピア?でしたか)、(1+1/n)のn乗が、「フナビト、ヤツハ」で2,71828・・・。(∞)
逆数1/eつまり(1-1/n)のn乗が、∞時0,36787・・・だそうで。
100万枚買って当たらない確率は、同程度(若干低め)かと。(間違ってたらすみません。)

「じゃ、ますます全然ダメじゃん!」

・・・いいんですよ、夢を買うもんですから。




心の産まれるところ

2019-03-27 12:39:48 | 日記
「心」、仮に感情や意識として、これがどこからくるのか?
心臓や脳という物質内か、魂や集合的無意識的な非物質内か?

実際、結論が出てはいないのですが、昨今では「脳神経による派」が主流のようで。

神経細胞がどのようにつながり、どのような化学反応により電気信号が伝わるか、
それによって脳のどの部位が反応するのか、かなり解明されているようです。

「でも、心って主観でしょ!」これって、客観的観測であって主観ではないから
この方法では、永遠に本質にたどり着けないというご意見に一票。

アントニオ・ダマシオ著「進化の意外な順序」では、ホメオスタシス(恒常性)を発展解釈。
書評読んだだけなんで、結構あやふやなんですが、
より効率的な生存手段、また繫殖の確保による繁栄をめざし、自己発展できる生命作用の調整性とか。

脳を持たない細菌が、環境状況を感知し生存に有利な方法で反応する。
・・・分子による相互コミュニケーションもあるそうで。

五感による刺激の検知で、「心」がイメージとして構成されるのは脳内ですが、
実はその前に体内で、健全なら「快」不健全なら「不快」とホメオスタシスが評価され、
これが感情の核になる。とか。

頭で考えるより、身体が先に動いているとも聞いたことがあります。

まあ、「生きている細胞全て」が、心の元ってことでしょうか。
よくわかんないですけど。

コークスを使った?

2019-03-26 11:25:30 | 日記
トルコ中部の遺跡からBc3,200~3,300、つまりヒッタイト(ハッティ)以前に、
人工的に造られた鉄が発見されたそうで。

炉に鉄鉱石(酸化鉄Fe2O3)と木炭をいれ加熱(900℃)、COとして酸素を奪い、
1200℃まで上げてステップ(不純物)を溶解(鉄は反融解)させ、
炉から取り出しハンマーで打って、不純物を飛ばし、或は均一にし鋳鉄に。

再び炉で加熱しながら空気に触れさせ、CO,CO2として炭素を奪い錬鉄へ。
この錬鉄は炭素が少ない!青銅より脆いためメリットがよく解りません。
(融点、鉄1,536℃、銅1,084℃)

今回発見されたのは、どちらかの「鉄」何でしょうか。
ヒッタイトが力を持てたのは、鉄を「鋼」にできたからなんだと思ってます。

錬鉄を鋼にするには、鉄内に含有率一定範囲内の炭素が必要で、他の要素は不純物となります。
とすると、石炭を蒸し焼きにし炭素部分だけを残した「コークス」のようなものを使用したんでしょうか。

妄想は膨らみます。