昼下がりのコーヒー豆のあくび アーリーアフタヌーンコーヒー日記

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コーヒー豆屋のちょっとだけゆっくり流れる時間

忠告?

2021-07-31 12:59:02 | 日記
「夜討ち朝駆け」というタイトルで、保元の乱を導入として昨晩かかってきた深夜の営業電話について書いたのですが、アップしようとしたら何故かネットから切断されていて全部消えちゃいました。

・・・これって書かない方がいいっていうことかな?

蓼食う虫

2021-07-30 09:15:28 | 日記
夏の風物詩とはいえ、こうも連日朝っぱらからシャンシャンシャカシャカやられたんじゃ、いい加減うんざりしてくる蝉時雨ですが、これにあこがれる御仁もいらっしゃるようで。例えば「夜の住人」の方は、噂は聴けど中々体験するのは困難な事。

幽玄で静寂を愛する方々は表向き、あんなうるさいだけの下品なモノなんてと眉をひそめて見せたりしますが、中には内心興味津々だったりもする方もいらっしゃるんじゃないかと、まあそう思ったりするわけでございます。

今朝もですね、一見積雲かと思われる陰に、よく見ればひっそりと「雲のフリした」下弦のお月さんがジッと息を殺していらっしゃいまして・・・ええ、声をかけるなんざ無粋の極みですからね、しちゃいませんよ。

 蝉鳴くやわた雲よそほゐ朝の月

お粗末様です。

プロスポーツ

2021-07-28 09:06:33 | 日記
既にアマチュアの世界ではないオリンピック。
様々な困難な問題の中、今、日本で開催され、連日数々の筋書きのないドラマが生まれています。スポーツには人を感動させる何かがあるんだろうと思います。

「プロのスポーツ選手やチームは『勝利』を売っている」という米の学者さん。それは日常において特別冴えない一般人が、選手、チームを応援することで一体感を持ち、相手を倒すことで「自らの勝利」を疑似体感できる価値があるからであると。

また、政治、経済、文学、歴史、物理、数学、芸術などにおいて発言すらする術を持たない者が、選手、チームの内容状況については他者をしのぐ知見を披露できるメリットがあり、自らのコンプレックスを軽減させる効果を持つとか・・・それがどうしたという話なんですが、わざわざ分析などして楽しいのかなあ。

様々な「大人の事情」を含む、周りを取り巻く状況はとりあえずカットして、純粋に競技を楽しむのが一番楽しめそうです。

セイヨウトチノキ

2021-07-27 09:16:31 | 日記
お恥ずかしい話し、毎日間近で見ている街路樹がセイヨウトチノキである事を、昨日お客様に教えていただくまで全く気づきませんでした。
そしてそれが、シャンゼリゼ通りを彩るマロニエと同じものであることも。
 
 ♪ 空はくれて 丘の涯にまたたくは星の瞳よ 懐かしのマロニエの木陰に・・・ ♪ マロニエの木陰 松島詩子・・・ 昭和12年、タンゴでした。

春に沢山の小さな花をつけるゴッホのイメージが強すぎたのか、過去数年来一度も花をつけたところを見たことがなく、椎の木の類だとばかり思っていました。
どうやら夏が暑すぎない場所でないと咲かないようです。

秋から冬にかけて巨大な枯葉を落とすのを度々鬱陶しく思っていたのですが、今年からはルミドグールモンにでもなったつもりで楽しめそうです。




物部氏の祖神

2021-07-26 11:02:36 | 日記
神武東征前に大和に鎮座していた物部氏等の祖神「ニギハヤヒ」とは何者か。東征前にあった出雲系王権なのか、当時大和を支配した別グループとのつながりを持ったものなのか?纏向遺跡=邪馬台国の主張にも影響を与えるものかもと。

蘇我馬子、聖徳太子が著したとされた序文を除けば偽書扱いされないのではないかとも思う神道の神典、天地開闢~推古天皇まで著された「先代旧本紀」ではオシホミミの息子天孫アメノホアカリと同一視され、出雲風土記などでは風神地祇クシタマとみなされているようです。
古事記においては、神武天皇と対戦するナガスネヒコの奉じた神として有名で、このナガスネヒコの兄とされるのがアビ王、一説に蝦夷の祖神とされるようです。

このアビを祖神とするのが戦国大名安東愛季の子秋田実季ですが、中世「曾我物語」の影響か?より古い記録には、アビナガスネヒコとあるようで、如何やら兄弟ではなく1人だった可能性が高く、これを「アビ」を奉じるナガスネヒコと考えると・・・アビ=ニギハヤヒ?

天孫地祇どちらにも属し強大な影響力を持つ可能性がある神と言えば、まずアジスキタカヒコネ!個人的贔屓でしかない気もしますが。

1798,7,26(寛政10年6月13日)、本居宣長が「古事記伝」44巻を完成させました。