当世恋愛事情

代議士が、昨今の若者が結婚しないのは恋愛に対する熱量が低いからだとかなんとか。ここ数ヶ月アルデバランの周囲をうろついている火星が、また12月初旬の頃にいた場所に移っていました。

火星の、何とか声をかけたい、お近づきになりたい気持ちがヒシヒシと伝わってくるのですが、行動に移せずうろうろするばかり。今どきはアルデバランにストーカー行為で訴えられる可能性もありますから。

一方西の空では、華やかに木星と金星が付きつ離れつイチャイチャしています。が、こちらもどちらもシャイなのか、プライドが高くお互いに相手に告させようとして、モーションは掛けるものの決定打にかけ、見ているこちらの方がヤキモキしてしまいます。

こういうもんは旬が大事！タイミングを逃せば実らなくなりますよ・・・と、乏しい経験を基におじさんは、えらそーにアドバイスなんぞしてみます。

一寸冷えてきました。

車のドアウィンドを閉めたら、星は星にしか見えなくなりました。
星光のフォトンがガラスを通過する際反応して、ほんのわずか非弾性散乱した異なるエネルギーを持ったものが紛れ込んだ（ラマン効果）からかもしれません。

人の目では感知できないはずでも。

クラカウアー

1920,2.27に封切された独サイレント映画「カリガリ博士」。精神異常のカリガリ博士と忠実な僕の夢遊病患者が起こした殺人事件について、関係者だったフランシスが回想するという形式で始まります。実はそれは彼の妄想でフランシスは精神病患者であったというラスト。

自らの意思を持たない眠り男とそれを巧みに操り殺人を犯させる博士の関係を、ヒトラーと大衆に置き換えた研究者も多いとか。専制政治家による市民支配か混乱（戦争）の二者選択を迫るものであるとジークフリート・クラカウアーは主張しました。

作品の完成とヒトラーの台頭の順序が逆であることから否定意見が大半を占め、現在に至ります。

将に異次元の少子化対策、危機感をあおる国防増強、平等を盾に正義を振りかざすLGBDQ関連、地球を人質にとるCO2削減対策、自己中利己的欲望と信念に忠実な軍事侵攻・・・

勿論、その内容の全てがそこに基づくわけではありませんが、そのいずれに対しても、クラカウアーの主張に耳を貸す自分がいます。

追いかけてヨコハマ

コーヒー豆を焙煎する回転音が「追いかけて、追いかけて、追いかけて・・・・」と聞こえてきました。何をだよ。
夢、恋、お金、権力、他者の評価、成功・・・

　♪　追いかけてヨコハマ　あの人が逃げる（中島みゆき作詞作曲）　

桜田淳子さんだったか。
そうそう、そんなに必死になって追いかけたら、逆に逃げちゃうよ。

　♪　残した捨て台詞に誰か　見覚えはありませんか

あ・・・・終わってるじゃんコレ。たぶん。

やめやめ！本日の仕事は、はいここまで。

2/25の社会基盤

日銀新総裁の所信表明にて国債買入、イールドカーブコントロールの廃止の予見を含みつつ、総じて緩やかな変革を目指すようだと受け取りまして、急激な変革に対しアルゼンチンやペルーの悲劇を連想してしまうボクは秘かに安堵しています。俺のやっていることに間違いはないと強引に進める自信家タイプより、周りの環境に合わせて対処するバランス型タイプの方が性に合っているからかもしれません。

1946年2月25日、敗戦による物資不足、軍発注分の精算強行等により、極度に高まった戦後インフレ対策の金融緊急措置令(金融引き出しの制限令）に基づく新旧円の交換が始まりました。一円紙幣以下は継続して使用できたため小銭の貯め込みが発生、少額決済に支障を起こし、インフレ対策のはずが使用期間内に旧円を使おうとする動きが拡大、消費の増加を招きインフレの更なる振興を招くなど、そうそう思い通りにいかないのが経済であります。

1841の今日、多くの印象派画家がブルジョアジーだったのに対し貧しい仕立屋に生まれたルノワールは、筆触分別等印象派の技法を編み出し印象派を牽引していたものの、当時の世間の印象派に対する酷評から、やがて距離を置くようになります。「サロンを通さずに絵画を購入しようとする美術家は15人もいない。サロンに入選しない画家の作品を1つも買おうとしない美術家は１５万人もいる」。己の絵画を生業に選んだ、お金の苦労を知っている者の選択でした。

1953年の今日亡くなったアララギ派を牽引した歌人斉藤茂吉も東北の貧しい生まれ。小学校卒業後進学する余裕がなく同郷医師の養子候補となり、やがて娘婿養子として医者になります。その溢れる詩情は余暇を出ぬものと心得、医師業務第一の生涯を送ったとか。

自己の持つ能力を制限された状況下であるとしても、必ずしもベストの状態で対処できる時より劣るものではない。
確かに近現代の社会構造は経済を土台に形成されているようですが、別なものも、根源的な社会基盤としてあるような気がします。

クイズづくり

「NAnトカナール、5/7」と解析してバッテリーは切れた。この宇宙から飛来した隕石状のコアが人類を壊滅に追い込むウイルスを噴射するまで、タイムリミットは77秒。

コア破壊部質として開発された手持ちのサンプルは1/1～1/50までの1／自然数の50本。多くても少なくても効果がない為、手持ちのサンプルを使ってキッチリ5/7投与しなければならない。但し1回の投与に数十秒かかるため、できるだけ少ない回数で投与しなければならない。さて、どのサンプルを使うか？

僕も苦手ですから気持ちはよくわかるのですが、算数嫌いだという小学校高学年の男子に算数らしくなく出題したいということで、好きだというSF系ゲーム仕立てを考えてました。かなり強引ですけど。
倍数の知識や、閃けば図のような手順を踏まずともわかると思いますが、手近な所から組合せを考えればたどり着けるかと。

説明は省きますが答えは、1/2、1/7、1/14の3本のサンプルを使うです。