E表現研究所の「Eから始まる」

E表現研究所所員の、E生活やE活動を自由に語り合うサロンです。

おめでとう!

2010-08-16 16:47:47 | ダイアリー
M.Hさんの本『川の流れのオルゴール』が、
○崎書店の7月の最後の週のランキング10に、入っています。

おめでとう!良かったね!
私も○島屋でなく、○崎書店で購入すれば、貢献できたのにね。
・・・すいません。

http://www.across.or.jp/others/books/backnumber/book_100725.html

上のHPをクリックしてね。

N.N

収穫アリ・全国学校図書館研究大会

2010-08-13 00:05:41 | 絵本
今回参加理由の私のテーマは

「今後の本がどうなる?」

「今後の教育がどうなる?」

「今後の学校図書館はどうなる?」

「今後の情報教育はどうなる?」

という4点の探究です。
そう思って各分科会に参加しました。



★まず、情報化の促進で、明○大学の先生の発表がかなり良かったです。

「Education2.0の可能性と、司書教諭・学校図書館の対応」

インターネットの電子書籍が出てきて、
それが主流になるという予感があり、
そのことで、学校現場や図書館そのものが大きく変化してくると話されました。

現場はウカウカできませんね。将来に向けて早く手を打たないと・・・。
実際、最近の私の場合でも、(本をよく買いますが)書籍で文を読むより、
パソコンで読む方が疲れません。
慣れと、明るさからでしょうか?

事務的な事はパソコンを使用するばかりです。

10年前から比べても、携帯電話やパソコンが入り込み生活が変わりました。
今後10年でもっと変化するでしょう。
空想画が描けそうです。


★「特別な教育的ニーズをもつ児童・生徒が利用しやすい図書づくり」でも

浜○特別支援学校や、筑○大学附属視覚特別支援学校の事例からも、
パソコン機器の使用で、読書環境に大きな変化があったようです。

知的障害や盲学校の現場の先生方の貴重なお話でした。

NNさんも先程、言語・聴覚障害児教育研究大会に参加されたようで、
関連するところもあると思います。

この分科会では、墨字図書・拡大読書機・点字ディスプレー・点字プリンター・録音・テープ図書・DAIDY図書・さわる絵本など見せていただきました。
多くがパソコンの存在によってかなり便利になってきているようでした。

毎年6月に発表される課題図書なども多くのボランティアによって8月までに拡大図書にされるようです。リハビリテーションとの交流も欠かせません。

これらの点で視覚障害者のためにではなく、万人にとっても使えると思いました。
幼児や高齢者にも通じる互換性があり、発展することは、万人に使えて、結局は視覚障害者の方たちにも量や質とも豊富になり、しかもそれは安価につながっていくと思います。

★また、国際児童図書評議会の「世界のバリアフリー絵本」
が同じ会場に展示されていたので、興味深く見せていただきました。
その中に、数ヶ月前にインド児童図書館国際学会出席の時にお世話になった、マノラマ・ジャファさん文の絵本が展示されていて嬉しくなりました。

★「学校図書館は情報教育とどう連携するか」
をテーマにフォーラムがあり、
4人の先生方が持論や経験談を展開されました。

いよいよ、情報教育の時代です。


★次に「学校図書館は学習指導をどう支援するか」

ふたりの先生方の実践紹介です。
やっぱりいい実践で説得力がありました。
経験と授業準備は半端じゃないと尊敬してしまいました。

授業で地域に伝わる民話をもとに、絵本を作ってしまったり、すごいですねー。


★そして、「学校図書館と情報教育」
玉○大学の先生の映像にも説得力がありました。
もはや、映像の時代です。

私たちは写真や動画でものを判断することが多く、既成概念でものを観ることがあります。
本当に信頼できるのでしょうか?
メディア・リテラシーが重要ですね。

そして、そこにどう想像力を育てるか? 
大事な仕事ですね。

★赤川次郎講演会 (別途記載)

★最後に、「PISA型読解力と学校図書館」。

これは(ピザ)と読むそうです。イタリアの美味しいピザと一緒です。 

【なお、PISA調査の「読解力」とは、「Reading Literacy」の訳であるが、わが国の国語教育等で従来用いられてきた「読解」ないしは「読解力」という語の意味するところとは大きく異なるので、本プログラムでは単に「読解力」とはせずに、あえてPISA型「読解力」と表記することとした】と、定義されていました。

日本の子どもたちの読解力が低下してきているので、
世界に通用する子どもを育てなければ…。急務です。
国際読解力をどう育成したらよいのか?

今、学校の先生の教え方を変えていく時期ですので、
国語分野の第一人者の模擬授業に大変興味がありました。

国立教○政策研究所の有元秀○先生の講義です。
さすが大御所でした。

参加して、本当に勉強になりました。
私の専門の「教科教育法:表現」とどうリンクできるか研究が面白くなってきました。

先生は、以前スペインで考案された「読書アニマシオン」を紹介されご出版も多いです。
昔のことですが、日本に初めてアニマシオンが紹介された時のことです。
スペインと聞いたらジッとしていられなくって、
国立教○政策研究所が東京・上野で初めてシンポジウムをした時に、
夫と私は、近辺の美術館見学かねて参加した事を思い出しました。

今回のPIZA型読解力では、受講者が全員参加型の授業で、
私は座っている近場の3人でひと組になりました。

その時にお互い自己紹介の時間があり、東○大学翔洋高校の社会の男の先生と、
その会場責任者の運営を託された袋井市の女の先生と組みました。

その先生の息子さんが現在大学4年生で過去に私の表現の授業を受けたそうで、
その授業後にお母さんに表現のことを話してくださったようでした。
つながっていました。とても恐縮です。

偶然ってあるんですね。

とにかく、勉強は楽しいねー。

今回E表現の5名が生涯学習を楽しんだという事です。
主催者のご準備が大変だったと思います。皆さんお世話になりました。
3日間、よかった・よかった。ありがとう。

★☆★☆♪♪♪★☆★元気に楽しくE表現★☆★☆♪♪♪★☆★
              TTT


この夏2つ目の研修会

2010-08-11 23:30:11 | ダイアリー
今日は、グランシップで、
第38回東海四県言語・聴覚障害児教育研究会静岡大会
に参加しました。

午前は、絵本作家で詩人の内田麟太郎さんの講演でした。

一度講演は聴いたことがありますが、飄々とした印象でした。
今日も、そんな感じで、講演の前半は、代表作である
『ともだちや』や『うそつきのつき』や『がたごとがたごと』
にまつわるエピソードを面白おかしくお話くださいました。

みなさんよくご存知の『ともだちや』は、
降矢ななさんに絵を任せて、本当によかったとおっしゃってました。
あの本は、降矢ななさんの貢献が、大きいですよね^^

後半は、ご自分の家庭環境をお話されました。
小学1年の時に、父親が再婚したけど、
その新しいお母さんに愛されなかったと・・・
淡々とされていましたが、辛いお話でした・・・
そして、胸に迫るものがありました。

『だれかがぼくを』と『まねっこでいいから』を読んで下さいました。
こんなに暗い内田さんの作品に触れたのは、初めてでした。
でもこの作品の背景にはご自身の体験があるんだなと。
両方とも、辛いお話でした。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

午後は、支援の必要な児童の、通級学級と普通学級の連携についての
分科会に出ました。
報告会と助言者のミニ講演会でした。

私にとっては、あまり詳しくない領域のお話なので、
大変勉強になりました。

N.N

家族で楽しむ・・・

2010-08-11 22:52:29 | 映画宝話
火曜日、映画を観ました。
ちょんまげプリンです。

http://www.c-purin.jp/

オーケストラ!と同じように、予告を観た時から、絶対に観ようと決めてました!!
だって、監督があの『ゴールデンスランバー』『アヒルと鴨のコインロッカー』の中村義洋監督ですから。

いや~~^^
文句のつけようのないくらい面白かったです!!

ここ何年か、本当に日本の映画、頑張ってるな~~って思います!!!

是非家族で観て欲しい作品です

これも、○ールナートで8/27までの上映です。
今、時間帯を調べたら、
オーケストラ・・・・・12:00から14:05
ちょんまげプリン・・・14:15から16:05
二本続けて観られます!!
梯子するのは、私ぐらいか

ずっと気になっているのは、
キャタピラーです。
きっといい映画なんでしょうが・・・観るのが怖いです。
物凄く考えさせられてしまいそうで・・・・

昨日、「徹子の部屋」のゲストが、寺島しのぶさんでした。
8割観たいという気持ちにさせてくれました。
多分、観に行くと思います。。。

N.N

全国○校図書館研究大会のメイン講演

2010-08-11 09:46:41 | 絵本

               

 

全国学校図書館研究大会にE表現研究所の数名が参加しました。

大きな収穫がありましたね。それぞれが思い思いの分科会に出席し、研修を深め、前評判の高かった一番メインの赤川次郎先生の講演にはなぜか全員揃って聴き、感動を覚えたことでしょう。すでに、NNさんから、ご報告がありました。

こういう、全国的な場面でないと、先生は講演をお引き受けにならないと伺っています。
もちろん、TV関係にもお出にならないし、朝9時20分からのご講演でしたが、この時間帯から睡眠に入られるようで、全くの、夜型人間を長く続けられていることを、話してくださいました。
書くことが楽しくってたまらないようで、そういう素質からして、作家さんらしい発言でした。面白かったですね。

講演テーマが『本の世界を旅して~「読む」から「書く」へ』

という、どなたにも興味深い内容で、小さい時から文学少年だったこと、ドイツやフランス文学の名作やフランス映画に影響されたことなど、お話しくださいました。
みんな一生懸命聴いていました。

そして、赤川先生の

「人間何を目指すのか? 自分は高いものを目指して努力していきたい」

と、最後にお話しくださった言葉を、私たちE表現研究所へのお土産としてお伝えいたします。続きはメーリングリストをご覧くださいね。

★☆★☆♪♪♪★☆★元気に楽しくE表現★☆★☆♪♪♪★☆★
                    TTT

 

 

 


静岡新聞に『川の流れ…』が掲載

2010-08-10 11:46:38 | 絵本

 

皆様にお知らせです。

先月出版されました『川の流れのオルゴール』の記事を見つけました。
著者は藤華みきほ氏です。

静岡新聞夕刊に掲載されていましたので、

ご紹介いたします。

なかなか反響が良くてうれしですね。

静岡新聞さま、ありがとうございました。

作者ご本人も大喜びしていました。

心よりお礼申し上げます。

★☆★☆♪♪♪★☆★元気に楽しくE表現★☆★☆♪♪♪★☆★
                    TTT


全国○校図書館研究大会の報告

2010-08-08 10:09:35 | 絵本
8/4から8/6まで、グランシップで全国○校図書館大会がありました。
8/4の午前中の全大会は、用事があり、いけませんでした。
TTTさんも、MHさんも午後からでしたよね?
どんなおはなしだったか、気になりますが・・・

午後の分科会に2つ出席しました。

分科会①の報告。

長崎県では、○校図書館の事業、例えば、学校図書館訪問や研修会、図書ボランティアの養成が、
生涯学習課の取り組みとされていたことに一番驚きました~~~

生涯学習課がなぜ?

という質問がありました。
報告されたご本人も最初はそこに一番戸惑ったとおっしゃっていました。

生涯学習課で、子ども読書活動推進に取り組む・・・
教育行政によるひとつの取り組み事例としての発表でしたが、新鮮でした。
まあ、平たく言えば、そこに予算がつくということとですよね・・・

もうひとつは、荒川区の発表でした。
その取り組みの報告にはびっくりしました。
多分、○校図書館の最先端のひとつの事例だったと思います。
○岡市には、○校図書館センターがないですが、荒川区にはあります。
組織がしっかりできているな・・・という印象でした。
図書費にかける予算の桁違いな額にびっくりし、
横にいた、顔なじみの学校司書さんと
「はあ~」とため息交じりで、話を聞きました。


分科会②の報告

主に学校図書館活用や情報処理能力の育成について、
計画的な利用指導の大切さについてのお話でした。

沼津市の小学校の事例ですが、学校図書館活用の
その評価基準がしっかりできているところに驚きました。
お隣にいらした方とお話する機会があったのですが、
「沼津は、この評価基準があるから、しっかりやらなければならないのよ」
とおっしゃっていたのが、印象に残りました。

○岡市は、まだまだ・・・です。

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8/5は、午前中2つの分科会に出席。

分科会③の報告
「学校司書ステップアップ講座 情報サービス」

小学校の教員、SLA(全国学校図書館協議会)の事務局を経て、
現在、東京学芸大に所属・・・という経歴の講師の先生のおはなしは
現場の報告とはまた違う、トップからの視点で、大変勉強になりました。

来年から、教科書が変わりますが、
光村書店や三省堂など、ほとんどの新しい国語の教科書には、
本を紹介するページが増えていること、学校図書館のついてのページが増えていることなど、
目に見えて、教育の中での学校図書館の位置づけが重要になっていることがわかりました。

分科会④の報告
「YAサービスの現在と未来」

荒川区の図書館員の方のお話でした。
YAの落とし穴として・・・・
「YAに囲い込んではいけない。あくまでも、児童書から大人の本に移行するための場所であり、
そこに留まらせることがいいことではない」
とはっきりおっしゃったことが印象的でした。
また、配架についても、YA=ライトノベルズではない。
さまざまなジャンルの本が、ニーズとしてあるのだと・・・

午後は、用事のため2つの分科会がありましたが、出席できず残念でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

8/6は、最終日。
午前中2つの分科会に出席。

分科会⑦の報告。

赤川次郎氏の講演「本の世界を旅して~「読む」から「書く」へ~」

赤川次郎さんの講演は初めてでしたが、
お話がお上手で大変面白く、1時間20分があっという間でした。
小さい頃から、本当に本がお好きで、その素地があったから
あの小説が書けるのだとよくわかりました。
また、お父様のお仕事の関係もあり、映画に親しんだことも大いに関係しています。
お話をかくと、必ずそれを映像化するのだとおっしゃっていました。

とにかく、面白いエピソードがたくさんありましたが、
また良かったら、TTTさんやMHさんからご紹介ください。

全国学校図書館大会だからこそ呼べる作家先生ですよね?
中・高校生でよく読んだ作家先生の一人です。
今回、赤川次郎さんのお話を聞けたこと、本当に嬉しかったです。

野口健さんや、落合恵子さんも本当は聞きたかったです。
時間の都合上参加できなかったこと大変残念でした。
全部の講演会参加にしたら、相当お得だったかも・・・
と改めて思いました^^

分科会⑧の報告

ボランティアから見た学校図書館というテーマでしたが、
参加者はほとんど、学校の先生でした。

静岡県読み聞かせネットワークのお話と、掛川市子ども読書活動を考える会のお話でした。
静岡県読み聞かせネットワークは、立ち上げ当初から数年間、
アンジェリカの会として所属していましたが、あまり、所属している意味が私たちには無いかなと思いやめました。

掛川市のその取り組みは、素晴らしいですが、ボランティアが育ちすぎてしまって、どうなるんだろう・・・という課題もありました。
掛川市では、学校司書は、1人3校を掛け持ちだということです。
1週間に1校のペースなるので、1週間たつと、仕事の内容を忘れてしまう・・・という声もあるそうです。

申し込みが最終日で、行きたい分科会にも参加できなかったのですが、
終わってみて、どの分科会も内容が濃く、やはり、全国大会のレベルの高さを知りました。

地元開催だったので、私は行きましたが、
北は北海道から、南は九州まで、あらゆる県から勉強に来ている人が多いことを知りました。

まあ、先生方は、研修費・出張費がつくこともあるからね^-^

N.N


もうひとつ観ました

2010-08-02 12:18:12 | 映画宝話
先週、トイ・ストーリー3観ました。

すごく面白かったです。
アリエッティと比べると、こちらのほうが、子どもが多かったです。
テーマが、子どもにもわかりやすいしね。

意外にも、ほろっとさせるところがあり、涙が溢れました。

いろんなサイトにも、情報があがっていますが、
この映画に、ジブリ作品の、あれ・・・が出ています。

あれとは?
観てからのお楽しみ。。。

10/3まで、東京現代美術館で、借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展をしています。
種田さん、映画の美術もいっぱい手がけているんですね。
是非、行こうと思っています。
「こどものにわ」の展覧会も気になるし。

http://www.mot-art-museum.jp/

http://www.ntv.co.jp/karigurashi/taneda/index.html


昨年夏は、メアリー・ブレア展でした。
よかった話は、前に記事で紹介しましたが、
先週の金曜日何気なく「はなまるマーケット」を見ていたら、
藤井フミヤさんがゲストで、その美術館を紹介していました。

はなまる写真の中に「図録」というタイトルがあって、
いくつかの図録の真ん中に、メアリー・ブレアの図録があったんです。

「あー、フミヤくんも行ったのね^^そして、感動したのね~~」
なんて、勝手な想像しました(笑)

で面白いことに、岡江さんとやっくんが2人そろって
「図録ってなんですか?」って、聞いたんです。
そして
「初めて聞いた・・・」と。


絵本原画展とかで、よく「図録」という言葉は使っていたし、
美術展に行った際に、気に入れば購入するし・・・

「図録」っていう言葉、あまり一般的ではないのか・・・
と改めて思ってしまいました。


N.N